4.ミステリー映画としては、どんでん返しも何もなくおもしろいとは言えない。しかしこの映画が元々は舞台劇だったとなると話は別で、台詞のかけあいは見応えがあるだろう。 前半では夫が妻は精神を病んでいると言い、終盤では逆に妻が自分は精神を病んでいるからと切り返す。このあたりを観客に向かって大げさに演技するとまさに舞台劇、その場面が目に浮かんでくるようだ。 バーグマンは主演女優賞だったらしいが、私にとっては不満、この役はもっと演技力を要する役だと思うが。
【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-03 15:03:37) |
3.怖いか、と聞かれれば、正直、ゼンゼン怖くないです。『歴史は夜作られる』では男気全開のシャルル・ボワイエが、こちらでは欲に支配された陰湿で頭の悪い夫役でしたが、この人は断然「悪役向き」の顔だと思います。バーグマンは美しいんだけれど、なんつーか、イライラさせられっぱなし。なので、夫の化けの皮が剥がれた後の凄みは、ギャップがあって少しだけ溜飲を下げてくれました。・・・とはいえ、まあ、私にとっては一度見れば十分、という作品です。 【すねこすり】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-05 16:00:22) |
2.《ネタバレ》 うーん、謎解き的な要素が薄いので楽しめませんでした。殺人犯と結婚してしまうのは、彼女の見る目がなさ過ぎるとも言えるし。 隣のおばさんも最後からんでくるのかと思ったら、全くの野次馬だったし... 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-12 23:23:22) |
1.鉄腕アトムの影響でジョセフ・コットン大好きです。それほど怖くなかったけどバーグマンの恐がり方が怖いです。他の映画じゃないけど彼女は鼻が高いなあと関係ないことを考えてしまいました。 【omut】さん 5点(2003-09-22 10:05:02) |