7.これは、人種差別というよりも、人種が別という感じの問題だろう。 これが、日本人と白人や、日本人と黒人でも同じような問題にぶち当たる。 白人が優れているわけではない。人種が別で本当にうまく行くのか?という問題だと思う。 【シネマファン55号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-09 17:06:30) |
6.日本人の僕にはあまり身近ではない題材を取り扱った作品でした。現実にも人種の壁を越えたカップルがたくさんいて、中には結ばれることのなかった人達もきっといるんでしょうね。そういう意味で、決してこれは特別な家庭の問題ではなく、自分にも起こりうるかもしれない話。と言えるのでしょうか。普段は「人種差別反対」と言っていても実際にそれが自分に関わる身近な問題となったら...?これは、人種差別に限ったことではなく、すべての話に当てはまることで、自分の発言全てに責任が持てるのか?当事者になったときに第三者として発言していた時と同じことが言えて、かつその行動をとることができるのか?難しいことですね...。地味で目立たないけれど、なんかいろいろと考えさせられる、いい映画でした。また俳優陣の演技も、すばらしかったです。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-11 13:26:11) |
5.ほとんどのシーンが室内で撮られている、密室劇に近い作品。 人種差別を根幹にした作品だが、ファミリードラマ仕立て、かつTV映画のような雰囲気なのでとても鑑賞しやすい。 ただ物語が進むにつれ、娘とその恋人の無茶な設定が徐々にクローズアップ。 突然という流れのほうがストーリーに入りやすいのはわかるんだけど、二人を取り巻く状況はちょっと極端すぎという感も。後半からは、娘の我が儘ぶりが鼻についてしまった。 題材とアイデアの面白さ、また両親役の俳優さん二人の落ち着いた演技が見所の佳作。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-09 04:18:30) |
4.戯曲のような会話劇。キャラがあまりにも型通りということも含めて戯曲用に作られたか、もしくは戯曲の面白さを映画でも、といったところか。黒人男性が、そんな奴おらんやろ~な超好男子なのも、白人女性が、その偏見の無さは一歩間違えたらアホっぽいで~な純真無垢なのも、あまりに極端に単純化されており一層戯曲的に見える。当時の社会ではここまで非現実的な好条件をそろえないと物語として成り立たなかったというのもあったのかもしれないが。ただ、しゃべっている人間が映されるとき、対面の人物、つまり話を聞いている人間の斜め後頭部もいっしょに画面に入れているのだが、しゃべる人物が入れ替わるごとにこの構図が切り返される。このあたりが「戯曲」ではなく「戯曲の面白さを兼ねた映画」であることを主張しているようでもある。部屋から部屋への移動がやたら多かったり、扉ごしに別の部屋の人物を見せたりというのも「映画」を主張しているのだと思う。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-10 14:26:47) |
3.婚約者の男の傲慢さ、女の空気を読まない無邪気さがちょっと気になったけど、それ以外はとても感情移入しやすい映画です。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-08-25 23:24:00) |
2.名優達が集い演じる見事な室内劇ですね。今まで未見でしたが、やっと見ることができました。満足です。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-07-27 01:26:07) |
1.愛があって面白い作品でした。 差別について問題定義して、愛に勝るものはなし。 愛といっても、恋愛や親子愛、博愛と種類はあるにしろ、人間は結局愛を信じることが一番なんだって言っているようだ。 親父さんの、最後の話は画面にくいいるように見てしまいますね。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-07-02 13:12:52) |