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キリエのうた

[キリエノウタ]
2023年上映時間:178分
平均点:6.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-10-13)
ドラマ青春もの音楽もの小説の映画化
新規登録(2023-08-02)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-11-05)【にじばぶ】さん
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監督岩井俊二
キャストアイナ・ジ・エンド(女優)キリエ(小塚路花)/小塚希
松村北斗(男優)潮見夏彦
黒木華(女優)寺石風美
広瀬すず(女優)一条逸子(広澤真緒里)
村上虹郎(男優)風琴
笠原秀幸(男優)松坂珈琲
大塚愛(女優)小塚呼子
安藤裕子(女優)沖津亜美
鈴木慶一(男優)夏彦の祖父
江口洋介(男優)潮見加寿彦
吉瀬美智子(女優)潮見真砂美
樋口真嗣(男優)潮見崇
奥菜恵(女優)広澤楠美
浅田美代子(女優)広澤明美
石井竜也(男優)横井啓治
豊原功補(男優)イッコの元恋人
松本まりか(女優)イッコの元恋人のガールフレンド
北村有起哉(男優)根岸凡
原作岩井俊二「キリエのうた」(文春文庫刊)
脚本岩井俊二
音楽小林武史
作詞小林武史「キリエ・憐みの賛歌」
アイナ・ジ・エンド「燃え尽きる月」「名前のない街」「ずるいよな」「前髪上げたくない」「虹色クジラ」
岩井俊二「ひとりが好き」
小田和正「さよなら」
米津玄師「Lemon」
あいみょん「マリーゴールド」
岩谷時子「夜明けのスキャット」
岡本おさみ「襟裳岬」
作曲小林武史「キリエ・憐みの賛歌」
アイナ・ジ・エンド「燃え尽きる月」「名前のない街」「ずるいよな」「前髪上げたくない」「虹色クジラ」「ひとりが好き」
小田和正「さよなら」
米津玄師「Lemon」
あいみょん「マリーゴールド」
さだまさし「北の国から〜遥かなる大地より〜」
いずみたく「夜明けのスキャット」
吉田拓郎「襟裳岬」
主題歌アイナ・ジ・エンド「キリエ・憐みの賛歌」(名義「Kyrie」)
撮影神戸千木
製作東映(Kyrie Film Band)
ジェイ・ストーム(Kyrie Film Band)
関西テレビ( Kyrie Film Band)
配給東映
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1.《ネタバレ》 彼女の名は、キリエ。何処からやってきたのか、誰も知らない。普段はほとんど喋ることは出来ず、人とコミュニケーションはもっぱら筆談。常に何かに怯えたような彼女は、現在住む家もなく、路上やビジネスホテルを渡り歩いている。だが、ひとたびギターを手に歌いだすと、その魂から絞りだしたかのような歌声は聴く者を圧倒し、そして深い感動を生み出すのだった――。2011年、大阪。まだ幼い少女だったキリエは、学校にも行かず、公園で寝泊まりしながら教会が提供してくれる食事だけを頼りに生活している。そんな彼女の存在を知った一人の女教師は、キリエを助けようとするのだが。2018年、帯広。17歳になったキリエは、高校生として普通に学校に通っていた。その声と内向的な性格のせいで友達もおらずずっと一人で過ごしていた彼女のことを知った同級生の真緒里。謎に満ちた彼女に何故か惹かれるものを感じた真緒里は、ある日図書館で声を掛ける。キリエの兄だという青年とともに次第に仲良くなってゆく2人。だが、キリエは心に深い秘密を抱えていて。2023年、東京。何もかもを捨て、あてもなく路上を彷徨っていたキリエ。そんな彼女が出逢ったのは、高校卒業以来、まったく連絡を取っていなかった今はイッコと名乗る真緒里だった。キリエの歌声に心を鷲掴みにされたイッコは、自分がマネージャーとなってあなたを有名にしてあげると約束する……。日本映画界の中で僕がその新作を心待ちにする天才映像作家、岩井俊二。待ちに待った彼の最新作を今回鑑賞してみました。美しい映像と気品に満ちた音楽、3つの時代を頻繁に行き来し様々な登場人物が幾重にも交錯する複雑なお話なのにそれをまったく感じさせない卓越した編集力、なによりキリエをはじめとする個性豊かな少女たちのいまにも壊れてしまいそうな儚さなど、岩井俊二らしい美質はもはや匠の技。特に、真っ白な雪の中で横たわる2人の少女がともに小田和正の名曲を口ずさむシーンは、鳥肌立つほど美しかったです。ただ、それらの美点は認めながらも一つの映画として、僕はそこまで評価できませんでした。理由は、後半の展開。それまで謎だらけだったキリエの過去が徐々に明らかとなるのですが、それがかなり強引過ぎるうえに少々詰め込み過ぎな感が否めず。キリエのお姉さんの悲劇、親友であるイッコの正体、少女時代のキリエを保護した女性教師、彼女をデビューさせようと奔走する仲間たち、そしてキリエと浅からぬ関係にある夏彦、彼らの物語が最後まで一向に纏まっていきません。なんなら破綻しているようにすら感じてしまいました。イッコが辿る悲劇的な結末は取ってつけたような印象だし、特にキリエがイッコのせいでレイプされそうになるシーンはあまりに執拗で自分は嫌悪感の方が上回ってしまいます。そして、東日本大震災の描写もあまりに浅すぎて自分は首をひねらざるを得なせん。震災が襲ってきたシーン、何故、キリエはずっと下着姿でなければならなかったのか?まったく必然性を感じられず、なんならある種の下品さすら感じてしまいました。岩井俊二、日本映画界のなかでも数少ない大好きな監督さんだけになんとも残念。次作に期待したいと思います。
かたゆきさん [DVD(邦画)] 5点(2025-04-14 12:12:57)《更新》
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
2116.67%
300.00%
4116.67%
5116.67%
600.00%
7116.67%
8116.67%
900.00%
10116.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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