4.せっかくの「サラリーマンチームが異国の内戦に突入」という美味しすぎるシチュエーションなのに、どうも使いこなせていないかなあ。こういう設定だったら、ビジネスのことしか考えてない(考えられない)日本チームが、銃撃戦からゲリラ戦からなぜか全部解決してしまう、みたいなギャップコメディを期待するのに、そういうシーンはあまりありませんでした。一方で、各種のロケにはやたら気合が入っているため、変なシリアス感が逆に立ちこめて、勢いを削いでいるのです。えらく消化不良感が残りました。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-01-10 23:36:29) |
3.《ネタバレ》 終盤になるほど尻つぼみ映画。 クライマックスで、ゲリラ相手に日本人の苦労自慢をしても意味ない。 日本人の苦労自慢を聞いたゲリラが、ゲリラを殺す手助けをしていた日本人スパイを釈放するのもわけわからん。 |
2.コミック版をリアルタイムで読んでいて(スピリッツ読者でした。同誌では盛んに映画の宣伝もしてましたが)、後から本作をTV放映で鑑賞したのですが、かなりがっかりしました。コミックは作画の山本直樹氏の脚色が多分に入っていたようですが、そちらの方が、要らんエロはあるものの、アジアの赴任地で現地女性をおもちゃにする日本人駐在員の描写やら、ODAの皮肉ももっと強く出てたと思います。結末もこの映画版は危機から脱出して「でも僕たち日本人だもんね~」ってな感じのライト過ぎる終わり方。コミックでは助けたはずの中井戸が、“反乱軍が政府になってそちらに取り入れば会社の一発逆転が狙える”と再度狂気じみた社畜ぶりでゲリラの陣地に戻っていき、果たして反乱軍は勝利し、数年後の高橋と中井戸の皮肉な後日談が描かれます。その後日談の中では、勝利したものの現状は何も変わってない、セーナの煩悶もさらりと描かれており、重くなりすぎない程度にちょっと考えさせられる結末でした。山本氏が原作者というわけではないので、同じというわけにはいかないでしょうが、もう少し結末にも、シニカルさを出して欲しかったですね。これでは、調子の良すぎる日本人に、少し嫌悪感さえ感じます。 【あっかっか】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-03-25 13:09:04) |
1.原作読んでましたんで取り分け面白いとも思わなかったが、ODAやショウシャをブラックに描いた映画。アフガンやイラクの現実起きてることのほうが映画よりももっとブラックで笑える。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-11-16 10:42:52) |