4.amazon prime 無料配信 本日限り 天知茂出演と言うことで鑑賞。真夏の怪談ものとしてはヒヤリとするどころか、暑苦しさむさ苦しさ生臭さで胸焼け過多。お目当て天知茂(29歳)を食ってしまったMIP田村役の沼田曜一が強烈過ぎる。悪魔の化身のようであり、真面目人間清水が持ち合わせる内面のような存在がとても興味深い。二人逆のキャストで観たかったところです。悪さしたら地獄行きですよという他愛ない話でありながら、製作陣の気迫を感じる突き抜けた映像が記憶に残る怪作。 |
3.こういうネタで映画を一本でっち上げようというセンス、というかセンスの無さ、というのが一番オソロシくって、全く常識が通用しそうにない、何が起きるか本気でワカラン、という映画です。実際、子供の頃テレビで怪奇映画を紹介する番組やってた時、この映画は破格の怖さでした(そう、ゴケミドロ並みに)。 100分ほどの映画のうち、最初の1時間で現世のドラマが描かれるも、面白いように人が死んでいき、気が付いたら都合よく、全員死亡。そこから後はひたすらあの世が描かれ、地獄の描写では拷問に次ぐ拷問。ちょん切られた手が一瞬動く、などはなかなかの芸の細かさです。皮剥の刑では何故か肉まで毟られ、もはや『ピラニア(新しい方)』状態。亡者どもが大勢、グルグルと彷徨う姿は、これこそが本当の死霊の盆踊りと呼ぶべき光景じゃなかろうか、と思えてきてしまう。 あの淡々とした罪状言い渡しが、曰く言い難い味があって、それとハチャメチャな映像とのギャップが、もう何とも言えません。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-28 21:44:04) |
2.暗闇に棺桶がポツン。そして焼却炉、オープニングタイトル、昔のポルノ映画みたいなキャストロール。包帯に包まれた死体が二つ、風呂場みたいなとこにういている。それに伴い始まる地獄の解説ナレーション、三途の川でたたずむ主人公、炎に包まれ目覚めると、大学の授業中、主人公の前にバラが落ち、風の音ともに、悪友田村が、幽鬼のごとく突然現れる。この冒頭の一連のシークエンスにまず、いっきょに映画の世界に吸い込まれた。なんだろ、このただならぬ怪しい雰囲気は。これから地獄の描写がはじまるとゆう期待度を高めてくる異様な、まともじゃない匂いが、冒頭部分にかなり出てる。そんな始まりだ。映画に狂気が宿ってる感じすらする。この後、現世での荒唐無稽な主役の受難劇が展開される。で、これがギャグにすら思えるありえない酷い話で、共感とかはまったくないんだけど、怪奇的な青い照明や、悪友田村の悪魔的な存在やなんかで、これまたすごくいかがわしい。で後半は、地獄世界の描写。チープなんだけど、日本の地獄を視覚化すると多分こんな感じかもって思えてしまう独特の雰囲気はある。前衛的な芝居の舞台にも見える。生前知ってるもの達がその中で右往左往するさまは、ちょっとしたパニック映画っぽくも見える。終わりの無理やり感とか、結局、何も伝わってこないんだけど、ちゃんと閻魔様がいるオトギ世界の地獄そのものを、いかがわしさも含め全体的にうまく表現されていると思えました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-20 17:01:05) |
1.小学生の頃みた。Hでグロテスクでホラブルでとにかく激烈な印象だった。このいかがわしさは何なのか? 【jirou】さん 7点(2003-05-14 10:51:23) |