5.ネタバレ わー私コレ好きですわ~シンプルに音楽の感じがだいぶ好みっすね!形式としても、そもそも私オペラ好きなんで嫌いなワケが無い。恥ずかしながら「ザ・フー」をチャンと聞いたコトすら無かったのですが、クラシカルなロックでノリが好くて実に心地好かったですわ。ゲストのティナ・ターナーとかエルトン・ジョンも存在感ありましたし、終わり方も個人的には超・爽快でしたね。また観ます。
話の内容自体が結構ブッ飛んでるので、監督ラッセルの(コレも必然的に)ブッ飛んでる映像表現とも(何とか喧嘩せずに)ウマく調和してましたよね。その上で、役者としてはお母ちゃん役の女優さんがメチャ頑張ってたのではねーでしょーか。随所でかなりハッチャケてましたし、と言ってシリアスなシーンも手を抜かず、しかも歌も自前なのですね(フツーにチャンとプロ歌手だし、その方面のステージ経験も豊富な方とのコトで)。納得&脱帽。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-08-31 08:51:51) |
4.ネタバレ ロンドン五輪の閉会式アトラクションでトリを飾ったのは、ザ・フー。 3曲の真ん中がSEE ME,FEEL ME~LISTENING TO YOU、彼らの十八番でもある曲を生で聴くことができた。 コンセプト・アルバムの「トミー」をケン・ラッセルが映画化した作品は、監督のサイケデリックな映像感覚もさることながら楽曲のよさが光り、オリジナル75分に対してサントラは111分、ゴージャスになった万華鏡のような世界が三重苦のトミーをとりまく。 エルトン・ジョン、ティナ・ターナー、エリック・クラプトンらに加え、ジャック・ニコルソンまでも歌声を聴かせ、母親役のアン・マーグレットの歌と熱演にも支えられているよう。 愛情と自責の念の母とはちがい、トミーの快癒が自分の罪の露見につながりかねない義父オリヴァー・リードの表情は複雑である。 トミーのロジャー・ダルトリーをはじめバンドも姿を見せ、キース・ムーンが切符係や叔父となって演技とは思えない変態ぶりを披露。 奇跡的に復活したトミーが両親の人形となり、教祖に祭り上げられていく様は茶番そのもので、金目当てのそういったものは長続きしないのを示すが、ロック自体そのような体質をはらんでいることも否定できず(熱狂的なファンは信者に近い)、最後のLISTENING TO YOUは感動的だが、教祖から脱却したトミーが歌う曲としてふさわしいかどうかはわからない。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-11-09 06:59:59) |
3.クラプトンにエルトン・ジョンにティナ・ターナー、そしてザ・フー・・・・もうお腹いっぱい(汗) このイカレっぷりは「ロッキー・ホラー・ショー」どころではありませんな。「シャルブールの雨傘」並の全編、唄!唱!歌!もっと早くに見ておけば良かった・・・。(なんか俺の映画もこの映画並にイカレてるな) 個人的にはPIMBALL WIZARDのライブシーンがお気に入りです。人を選ぶ映画ですが、頭を空っぽにして観ることをお勧めします。 |
2.ハッピー・ミュージック・ムービー!弾かれる鉄球!有り得ないスピードで駆け上がるベラボーなスコア、ロックンロールミュージック!70代ロック(変化球気味)が好きなら、一寸イケるクチな御味かも。昔大槻ケンヂが「すかんち好きな女の子には、是非見てほしい」とか、言ってたが、偶には大槻ケンヂも良い事を言うんだなぁ、と、思った。 【aksweet】さん 8点(2004-11-20 18:11:25) |
1.記憶が定かでないが、多分、日比谷のスカラ座で観たと思います。ロック界のスーパースター連中が出演、監督はイマジネーションの怪物ケン・ラッセル、ザ・フーの傑作アルバムの映画化ということで、2~3日耳鳴りするぐらいの大音響も加わり、結構満足しました。自分の体型にコンプレックスがあるエルトンの願望が、ケン・ラッセルのイメージで映像になると、あのようになってしまうのにはただ驚くばかり。一般人が理解するのか、ヒットするのかなど、まったく気にしない姿勢には、やりたい事をやって絶頂期を迎えていた連中の、自信と純粋さが感じられる。やりたい事をやれずに50歳になろうとしているおじさんには、今でも、まぶしく輝いて見える。 【パセリセージ】さん 8点(2004-07-29 19:02:43) |