人情紙風船の投票された口コミです。

人情紙風船

[ニンジョウカミフウセン]
1937年上映時間:86分
平均点:8.30 / 10(Review 53人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇モノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2025-03-17)【イニシャルK】さん
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監督山中貞雄
キャスト河原崎長十郎(四代目)(男優)海野又十郎
中村翫右衛門(男優)髪結新三
山岸しづ江(女優)おたき
原ひさ子(女優)おてつ
霧立のぼる(女優)お駒
市川莚司(男優)百蔵
御橋公(男優)白子屋久左衛門
市川笑太郎(男優)弥太五郎源七
河野秋武(男優)猪助(名義「山崎進蔵」)
坂東調右衛門(男優)按摩籔市
若宮忠三郎(男優)
原作河竹黙阿弥
脚本山中貞雄
撮影三村明
配給東宝
美術久保一雄(装置)
編集岩下広一
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2.《ネタバレ》 芝居の世話物の世界。物売りの声が流れる道、長屋の暮らし。それなら舞台のような横長の構図が似合いそうなのに、この映画で外の世界を描くときは徹底して奥に伸びる縦の構図を選んでいく。もちろん舞台との違いを映画として際立たせたいという意図もあるだろうが、別の効果も生まれた。横の構図だと人物はただ舞台の袖に消えていくだけだが、縦だとパースペクティブの消失点が生まれ、なにか消滅していくような気配が生じる。この世界から排除されてしまうような。そして実際縦長の路上を歩いた新三はやくざものに殺され、縦長の路上をさすらった海野も、縦長の長屋の路地にたたずんでいた妻女によって無理心中に導かれていく。ほんのりと暖かくあるはずだった世話物の世界が、縦に配置換えされただけでたちまち悲劇の様相を呈してくる。まるで舞台の奥へ続く花道がしつらえられたように、人々は消え失せていく。そしてやはり舞台では作れない激しい雨が、この世界の惨めさを増幅していて素晴らしかった。白子屋のお駒さん(歌舞伎の髪結新三だと「お熊」、霧立のぼるが「お熊」じゃちょっとね)に現代的なキャラクターを与えようとしたけど、うまく映画と調和させられなかったって感じがある。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-22 09:57:56)(良:1票)
1.山中貞雄監督の作品をはじめて拝見させて頂きました。観る切っ掛けは、やはりこのサイトでの平均点が異常なほど高かった事と、レヴュアーさん達の感想の中で絶賛を受けている、そんな作品を観ないわけにはいけないと思い、そして日本最高傑作と言われるこの作品を観て見たい、という思いからTSU○AYAでビデオを借りた次第であります。そしてビデオをセットし、再生ボタンを押すと、物々しい雰囲気からストーリーが始まり出しました。すると、いきなり画面に映る映像に驚きを感じました。なぜなら画面の向こうに移る風景や背景がまるでその時代の街を本当に映したかのように、全てがリアルだったからです。これほどまでに鮮麗された映像の時代劇は観た事がありません。そして映像だけでなくストーリーもとてもリアルだった。この映画の中に登場する人々の思考は、現代人の心理とほとんどが同じで、その人々の考えや思考に共感とまでは言えませんが、結構理解できました。しかし、前評判が高過ぎて、自分の中で期待の風船を膨らまし過ぎてしまいました。ストーリーの重苦しさ、苦しみがどうも僕にはつら過ぎて、直視する事ができませんでした。この映画を最高傑作だ!と感じれない自分自身にすごく腹が立ちます。あぁ残念だ・・・
ボビーさん 7点(2004-07-27 23:46:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 8.30点
000.00%
100.00%
211.89%
300.00%
400.00%
511.89%
6713.21%
7916.98%
8611.32%
91018.87%
101935.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review4人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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