14.数学者がマッチョで何が悪い!! 【ビンセント】さん 7点(2004-08-25 04:37:48) (良:1票)(笑:1票) |
13.一般人にとって変態(オタク)のように見える人でも、周りの支えが在ると社会に役立つ存在にもなりうるとの話かな?犯罪者になったり、事故を起こしたりする人も多いのでしょうが。映画としては・・・皆にすすめる内容とは言いがたい。もうすこし、幻覚との付き合い方に踏み込んだ話にしたほうが・・ノーベル賞も幻覚の中かどうか分らなくするとか。所詮、現世は夢の中の出来事ですから。 【cogito】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-09-25 23:47:26) (良:1票) |
12.人づきあいの悪い数学者は、まあパターンどおりの演技だし、妻の役柄もさして面白いとは思えなかったが、国家における軍隊と人間における精神分裂病(統合失調症)とが、同質のものとして描かれているその一点で、この映画を褒める。被害妄想が限度を越えて結晶したもの、国家の場合それは常に過剰防衛に走る軍隊だし、人の場合は精神分裂病だ。冷戦下の軍隊のほとんど妄想の域に達している想像力の暴走は、精神病となだらかにつながっている。小屋の秘密基地で、雑誌の中からパターンを探す徒労の半生って、そのまま軍隊の情報部なのではないか。伝記映画としては凡庸。ラストの式典はいらない。ノーベル賞を貰うなんて妄想の最たるもので、どこの精神病院にも何人か必ず受賞者がいるだろう。彼はもっとそのことに半信半疑で、また妄想が出たと不安がるほうが自然では。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-22 12:13:00) (良:1票) |
11.人として生まれて生きて、一体どこまでが正気で、どこからが狂気か。 ジョン・ナッシュのような天才ならずとも、自分のそれを疑ったことのある人にはかなり痛い。と同時に大きな救いにもなる映画だと思う。「妻は私の人生の全て」と彼が授賞式で語る言葉。つまり彼がほぼ一生かけて得た答えは「人生は愛を知るためにある」。ちょっとこそばゆいような結論だけど、それが真実なんだと深く納得させられる。万年筆のシーンも、ある意味感動的だけれど、ノーベル賞という評価がなくても、あれほどの苦しみを抱えながら生きて学んで教え、人を愛しているというその事実こそが他の教授たちに評価されてしかるべきなのだ。 【Rei】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-02-18 15:45:47) (良:1票) |
10.人間の行動には計算で割りきれるような「答え」はない。 それは人間が全てのことを「頭」で考えて最良の結果になるように行動しているからではなく、「心」で行動しているからなのだろう。 ナッシュを支え続けたアリシアや、プリンストン大時代のライバルであり、晩年のナッシュを支えた友人がナッシュを助ける理屈などはない。 理屈などなくても、人々は行動する。それは人間には「美しい心」があるからではないだろうか。 宇宙の広がりが無限だと証明する手段がなくても無限だと知っているように、「愛」や「友情」の存在を証明する手段はなくても、「愛」や「友情」が確かに存在すると知っている。 人間の行動を計算することはできなくても、「美しい心」に裏打ちされた「理」は確かに存在するかもしれない。 ナッシュのゲーム理論については不勉強であり全く知らないので、ここで持ち出すべきか妥当ではないのかもしれないが、「人間の行動」をモデル化し理論化したものではないだろうか。そのナッシュの映画に対して、人間の計算できない行動を主題にしているのはとても面白いと感じた。 映画の創りとしては、序盤では、一人の学生の「すべてを支配する真理を見出したい」と夢にかける情熱的な姿を描く。中盤では、スパイ行為をサスペンス風に仕上げる。 そして終盤では、一人の男の人間としての復活をヒューマンドラマ的に劇的に描き出した。 これらの様々な要素を取り入れつつ、「夫婦愛(白いハンカチが象徴)」を映画の根っこに置いて一本筋のある映画に仕立てている。この点は評価されてもよいだろう。 ただ2時間余りでは描き出すのに時間の制約があり、夫婦の葛藤など個別エピソードは随分弱くなっている気がする。 ナッシュ自身の苦悩ももう少し描いた方がより分かりやすくなるのではないか。ナッシュは病状を悪化させないように、「すべてを支配する真理」の発見のような難しい研究は諦めているのではないか。しかし、自分には数学しかないから研究は続けざるを得ない。そんな苦悩や葛藤がもう少し欲しかった。 そんな苦悩や葛藤を描いた後に「学生に教える」という答えを導き出せば、ストーリーはより通るような気がする。それにしても、学生時代、教わるのを拒み、中盤の教授時代も人に教える姿勢も示さなかったあのナッシュが、最後の最後に人に教える(協調)素晴らしさに気づくというのもなかなかよい流れではないか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 22:13:58) (良:1票) |
9.理論の詳細にスポットを当てて欲しかったね! 【k】さん 7点(2004-04-06 11:16:36) (良:1票) |
8.ラッセル少しは痩せろよ、演技うまいんだし。悩める天才数学者が、マッチョはないだろう。役作りは、少しはデ・ニーロを見習え。 【パセリセージ】さん 8点(2004-01-09 00:15:26) (笑:1票) |
|
7.作品中のラッセルクロウのような賢い数学者とは全然違う俺だけど、勉学に打ち込み、それが原因で心を病み変な妄想が頭から離れなくなってしまうっていう設定には、似た所があるので非常に共感を覚える作品でした。いったいどれが真実でどれが妄想なのか、途中まで分からなくしてる所なんか、とてもハラハラドキドキさせられてナイスだったと思います。 もう一つ、この作品でジェニファーコネリーという美女に出会えたことも収穫でした。^^ 【アキト】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2003-12-31 04:51:19) |
6.感動したぁ~~~。前向きになれる映画だと思う。 【はるまき】さん 10点(2003-04-06 22:16:10) (良:1票) |
5.生涯たったひとりの友人さえも・・・だったなんて。悲しすぎるよ。 【mimi】さん 6点(2003-02-23 02:31:41) (良:1票) |
4.感動系にしてはいろいろ事件があって面白かった。ラッセルの年老いた時の演技はかなり良かった。 【GM】さん 9点(2002-12-14 03:41:32) (良:1票) |
3.「難病モノ」、「歴史上の偉人伝記モノ」はアカデミー賞での評価は高く、本作もその1つと言えますが、そんなに大した映画でもないと思います。まずキャスティングが違うと思います。主人公のジョン・ナッシュ演じるラッセル・クロウは筋肉モリモリ(『グラディエーター』の肉体のまま)で、どう考えても数学者には見えません。それを大目に見たとしても、映画の統一感がありません。まず青春映画から始まり、次にサスペンス映画に移り変わったと思ったら、難病克服映画に変わって、最後はノーベル賞もらって終わり、と一体何の映画かわかりません。 【センパク】さん 6点(2002-09-15 00:21:36) (笑:1票) |
2.ラッセルの演技が最高!ストーリーも面白い、かなりいい映画です!今まで見た映画の中で一番感動しました。 【そうへい】さん 10点(2002-07-01 19:56:57) (良:1票) |
1.当たりハズレの少ない教科書通りの伝記映画。生涯が伝えられるような人物は、唯その人生を描くだけで充分映画となる訳ですから、余程のド下手が撮らない限りそれなりに観せてはもらえます。不満は、アメリカでも話題になった主人公の離婚と復縁を描いていない点(この部分を描いた方がよりナッシュ夫妻の絆みたいなものが表現できた気がする)と中盤のサスペンスを膨らませて病気との闘いそのものに重点を置いていない点、ノーベル賞受賞の「理論」の凄さが映画からは全然伝わってこないこと、そして先にも書いたように、余りにもオーソドックス過ぎる作り手の芸の無さ。ま、それでも良作には違いありませんが…。そんな訳で、惜しくも6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-04-07 17:51:30) (良:1票) |