79.作品賞とるだけあって凄くおもしろかった。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-25 23:32:16) |
78.上手く出来てますね。どんでん返し系の映画で、すっかり騙されました。っつても、それがメインではないのですが・・・。耳に残る音楽も、いいですなぁ。それにしても、ラッセルは、いい演技してます。俺は、ちょっと感動しちゃったよ・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-30 00:50:07) |
77.人間の行動には計算で割りきれるような「答え」はない。 それは人間が全てのことを「頭」で考えて最良の結果になるように行動しているからではなく、「心」で行動しているからなのだろう。 ナッシュを支え続けたアリシアや、プリンストン大時代のライバルであり、晩年のナッシュを支えた友人がナッシュを助ける理屈などはない。 理屈などなくても、人々は行動する。それは人間には「美しい心」があるからではないだろうか。 宇宙の広がりが無限だと証明する手段がなくても無限だと知っているように、「愛」や「友情」の存在を証明する手段はなくても、「愛」や「友情」が確かに存在すると知っている。 人間の行動を計算することはできなくても、「美しい心」に裏打ちされた「理」は確かに存在するかもしれない。 ナッシュのゲーム理論については不勉強であり全く知らないので、ここで持ち出すべきか妥当ではないのかもしれないが、「人間の行動」をモデル化し理論化したものではないだろうか。そのナッシュの映画に対して、人間の計算できない行動を主題にしているのはとても面白いと感じた。 映画の創りとしては、序盤では、一人の学生の「すべてを支配する真理を見出したい」と夢にかける情熱的な姿を描く。中盤では、スパイ行為をサスペンス風に仕上げる。 そして終盤では、一人の男の人間としての復活をヒューマンドラマ的に劇的に描き出した。 これらの様々な要素を取り入れつつ、「夫婦愛(白いハンカチが象徴)」を映画の根っこに置いて一本筋のある映画に仕立てている。この点は評価されてもよいだろう。 ただ2時間余りでは描き出すのに時間の制約があり、夫婦の葛藤など個別エピソードは随分弱くなっている気がする。 ナッシュ自身の苦悩ももう少し描いた方がより分かりやすくなるのではないか。ナッシュは病状を悪化させないように、「すべてを支配する真理」の発見のような難しい研究は諦めているのではないか。しかし、自分には数学しかないから研究は続けざるを得ない。そんな苦悩や葛藤がもう少し欲しかった。 そんな苦悩や葛藤を描いた後に「学生に教える」という答えを導き出せば、ストーリーはより通るような気がする。それにしても、学生時代、教わるのを拒み、中盤の教授時代も人に教える姿勢も示さなかったあのナッシュが、最後の最後に人に教える(協調)素晴らしさに気づくというのもなかなかよい流れではないか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 22:13:58) (良:1票) |
76.ロン・ハワード監督の創る世界はとても美しい感じ。観てて気持ちがいい。セリフもなんかきれいな印象。ストーリーはというと展開が中盤にオチのようなものがきたりちょっと変わってておもしろい。意外とこんな展開の映画ってないんじゃないかと思ったり。いい映画。数学者が筋肉質というのだけは変だが。何故ラッセルクロウ?仲がいいのかな。シンデレラマンもラッセルクロウだし。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-28 04:58:16) |
75.職人監督による、あらゆる観客層を取り込む為計算しつくされた商売上手な映画。でも嫌いじゃないです、これ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-25 10:37:18) |
74.いい映画ですが、内容が臭いですね。最後は愛でまとめてますが、実際はこんなんじゃないらしくて、美化してる部分が多いそうです。それを除けばかなり素晴らしい映画です。 【カジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-24 21:15:28) |
73.《ネタバレ》 「ナッシュ均衡」や「ゲーム理論」て経済学で習ったわ。具体的に内容は覚えてなくて、自分がちゃんと理解していたのかも疑問のところがあるんだけど、その時は「面白い考え方」だと思った覚えがあります(^^;それを考案した人が、統合失調症の障害を持っている人だったんすね。幻覚の人物に惑わされ、実物と幻覚の区別がつかなくなってしまう立場が実感できました。それを献身的に支え続けた奥さんの辛さと苦労も。。それから、実際にあんなふうに幻覚が見えるのかはわからないけど、私も「シックスセンス」みたいに「霊の姿が見える人のようだ」とだんだん思えてきて、変に想像力が豊か?な自分は、密かに、「ひょっとしたら、実際は幻覚じゃなくて霊が見えていたのでは!?」とまで思ってしまった。医者に診せたら、どうしても「病気」にされてしまうんだろうし。。それから、ふと思ったのは、大学の寮で幻覚の友人が窓から机を放り投げて壊したのは、ナッシュの作り出した妄想で、実際は、机はちゃんと残っていたということになるのかな?多重人格のように、もうひとりの自分がやっていた、ということとは違うよね。あと、音楽がどこか幻想的で、ナッシュの不思議な感覚をよりかもし出してくれていました。 |
72.《ネタバレ》 ほんとはもっと長い話だったんだろうなぁ、と思った。苦悩する数学学者と、その家族…2時間ぐらいじゃ語り尽くせないと思う。まぁ、それを凝縮したから映画になった訳で…。でも、とても面白く観れて良かった。現実と幻覚も、最初は本当にわからなかったし、演出の仕方も上手かったと思う。(ちょっとシックスセンスを思い出した)メッセージ色もまずまずな感じ。でも、もうちょっと統合失調症に関して訴えるメッセージが多くても良かった気も… 【紺野 忠文】さん 8点(2005-01-05 20:06:41) |
71.《ネタバレ》 すっかり騙されました。今まで観てきたモノが幻覚だったとは・・・。最後の方のペンを置いてくれるシーンは感動です。 【アルテマ温泉】さん 8点(2004-12-07 19:12:06) |
70.素晴らしかった。本当に見て良かったです。ラッセル・クロウに主演男優賞あげなかったアカデミーは糞ですね(失礼)。 【Robbie】さん 8点(2004-11-03 12:44:45) |
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69.《ネタバレ》 ほとんど予備知識なしで見てみました。自分の想像していたのとは随分展開が違ったのでイイ意味で裏切られました☆途中、ナッシュが病気なのかどうか、という時はナッシュがおかしいのではなく、周りがウソをついているのだと思いました!そしたら実際は、本当にナッシュが病気だったんですね。それも全く予備知識なしでみたからハラハラできたのかな、と思います!ラストもちょっとウルウルしました。あんないい奥さんが欲しいねぇ!ちなみに、最初の頃はこの奥さんもスパイか何かと疑っていました(疑り深い俺w)! 【グングニル】さん 8点(2004-08-31 20:15:43) |
68.事実と違う等の批判もあるようですが、単純に映画としては良い出来だと思う。1人の数学者の生涯をサスペンス風に描きながら、幾つかのメッセージを取り入れた映画としては高レベルの作品だと思う。 【東京ロッキー】さん 8点(2004-08-26 16:25:03) |
67.ラッセル・クロウの演技が秀逸 【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-08-15 21:38:12) |
66.やっぱり愛なんですね。 【たま】さん 8点(2004-06-26 00:53:36) |
65.《ネタバレ》 字幕なしにフランス語の吹き替えがわかるまで見ることになっているのでとりあえず、四回目を見て書き直しています。本当はアダム・スミスの理論を叩き込まれた経済学徒の端くれとして、アンチ・テーゼとしてのゲーム理論を理解したいのですが、それは映画では無理でしょう。四度も見るとさすがに感情移入を通り越して俳優陣の名演を堪能しながらも、「もっといい表現がなかったのかな?」なんて考えるようになります。この作品では精神病との闘いにおけるインシュリン療法や投薬が強調されているわけではなく、単にそれらが素人にとって目新しいので印象に残るだけで、ロン・ハワード監督が本当に描きたかったのは後半、インシュリン療法や投薬を拒否して幻覚と共存することを選び、「自分らしさ」と「現実との協調」の両方を得ようとするナッシュの精神的戦いの過程とヒロイズムなのだということを確信しました。「統合失調症は投薬で直るので他の病気と同じ。」という意見にだけは賛成できません。「悪性腫瘍は出来た場所を切除すればいいからたいしたことはない病気だ。」なんて言ったら悪性腫瘍のせいで腕や足を切断した方に怒られてしまいます。「自分らしさ」というものはどうあっても確保しながら統合失調症を治療してほしいものです。またナッシュの統合失調症は「天才と気違いは紙一重」の例だというのにも賛成しかねます。この病気と表面的には無縁な人間にも友情や愛情や社会的評価に対する憧れはあるわけで、主人公の場合たまたま、彼独自の性格に加えて過酷なプリンストン大博士課程の環境と冷戦下で数学者に課せられたプレッシャーのせいで、飢餓に直面した人間に無機物が食べ物に見えるのと同じ精神メカニズムでもって友情や愛情や社会的評価に対する憧れが視覚や聴覚を伴ってしまったのでしょう。東西冷戦時代には国連上級職員が恐怖神経症にかかって自殺したという笑えない事実まであるのです。いろいろ考えさせる作品ですが、学生時代にナッシュを囲碁で負かしてニンマリしていたいかにも秀才のマルチンがナッシュが社会復帰できるよう環境を整えたことを指摘しておきます。彼も人間的に成長したのでしょう。ラストで「友情や愛情や社会的評価に対する憧れ」を象徴する幻影が、現実にそれらを手に入れてしまった主人公にはさすがに色あせて見えたでしょうが、ひっそりとたたずんでいたのも良かったです。 【かわまり】さん 8点(2004-06-15 12:45:38) |
64.《ネタバレ》 なんだろう・・?ヤラれたなぁ・・これは。才能ある数学者とその家族の話かとばっかり思ってたから。すっかり騙された感でしたが、良く出来た映画でした。才能溢れるあまりに、陥ってしまった苦悩なのでしょうか?事実であるというのが、信じがたくなるほどでした。暖かく手助けするジェニファー・コネリーが良かった。妻に対して感謝のスピーチをするシーンはじんわりと感動しました。ロン・ハワードは、実にしっかりとした映画を作れるようになりましたね。 |
63.ラッセル少しは痩せろよ、演技うまいんだし。悩める天才数学者が、マッチョはないだろう。役作りは、少しはデ・ニーロを見習え。 【パセリセージ】さん 8点(2004-06-08 19:52:23) (笑:1票) |
62.DVDで未公開シーンを見たら、より楽しめた。監督の術中にはまってしまった気がする。良作です。 【たまごくん】さん 8点(2004-05-16 02:40:40) |
61.実在の人物、事件に架空の人物を絡ませるというのは手塚治虫氏がよく使う手法だ。史実に何かを足す事によって、物語を作るという手法である。本作はその逆、実在の人物、事件からいろいろな物を削り、美しい物語に仕上げた。それが仮に主人公の人格に関わる決定的なものだとしても、僕らはただ単に物語を楽しみさえすれば、それでいいのだと思う。これはノンフィクションでもドキュメンタリーでもないのだから。 それにしてもいやいや、すっかり騙されていました。 【flyhigh】さん 8点(2004-04-17 22:02:18) |
60.《ネタバレ》 固い映画かと思いきや、かなりのサスペンス。そして感動。いい映画でした。エド・ハリス 抜群の存在感です。主人公(ラッセル・クロウ)の現実と妄想の境目が最後までわからず、結構どんでん返しになってます。これが実話ってすごいなって感じます。 【ぶぅ】さん 8点(2004-04-11 21:04:10) |