59.《ネタバレ》 最初に出会った女の子に「体液の交換」とか言って平手打ちってところはいかにも笑えるけれど、そのあたりまでは変人で済むところでしょう。 ノーベル賞は田中氏と同様にその理論が経済学に適用されて業績を挙げたから(それが理論の内容を貶めると言うわけではないけれど)で一種の「つき」もあるけれど、賞の選考にも義理堅いものがありますね。でもノーベル賞がなかったら映画にはならなくて感動も一部の内輪の話になってしまったでしょう。 プリンストン大学も変人の逃避場所としての役割は充分に果たしているわけで、最近の改革ブームの日本の大学ではもう望むべくもなくなってしまっています。 ルームメートとの関係はその姪との再会あたりから幻覚になっているみたいだけれど、机を落とすエピソードとかはどうだったのでしょう。 国防省のエージェント兼ボディーガードが「マトリックス」のスミスにイメージが似ているのはこの種の役割の典型からなのでしょうか? 封筒を秘密のアクセスコードで開く扉のポストに入れるシーンが、最後のほうで奥さんが空き家を訪れるシーンで、そういえば内容は雑誌の切り抜きとかだったと思い出させるあたりどちらの目で見た場面かは映像では判らないので騙されます。 【たいほう】さん 7点(2004-07-29 11:29:23) |
58.なかなか面白かったです。謎が解けていく要所要所のシーンでは身震いしました。難点を挙げるとすれば、“そんな首の太い数学者がおるかい”ってぐらい。ご本人にも似てないと思うのですが…。 【金子淳】さん 7点(2004-07-01 10:25:28) |
57.私の親友は、統合失調症のためだったろうと思いますが、8年前に亡くなりました。たくさん振り回されたのですが、本当に才気のある、また可愛いところもある、大切な友人でした。何もできなかった自分がはがゆかったので、もっと以前にこの映画が作られていたら、たくさんヒントをもらえたかもしれないなあ、と思いました。
(ちなみに、旧・病名:精神分裂病は、主として病気について誤解を与える意味合いがあるから、という理由でだったと思いますが訂正され、現在の正しい病名は「統合失調症」です。ご存じない方もいらっしゃるようですので、お知らせしておきます。)
単なるお涙ちょうだいものの映画だと勘違いして敬遠していたので、同じように敬遠している人がいたら、そして、家族とか友人に統合失調症の人がいる人はなおのこと、ぜひ見てみてほしいと思います。 映画としては、ラッセル・クロウは迫真の演技で素晴らしいと思うのですが、出だしとラストに工夫が足りないと思うので、6点か7点か迷いました。でも、大勢に見てもらいたいので、やっぱり7点! 【おばちゃん】さん 7点(2004-06-20 23:05:10) |
56.実話っていうのがすごいです。奥さんの献身さには涙がでました、、、。 【カルーア】さん 7点(2004-06-20 21:58:12) |
55.《ネタバレ》 クライマックスが良かったから、7点献上。そう思えば視聴者も最初は幻覚見せられてたんだな~。 【000】さん 7点(2004-06-19 01:11:00) |
54.ストーリーが飛び飛びになって分からなくなりがちになったけど終わりよければ全てよしですね。こういう人が近くにいると面白そう(親友にはなれないけど) 【tetsu78】さん 7点(2004-06-12 21:02:29) |
53.《ネタバレ》 スパイの暗号解読するなんてカッコいいなーと思って観てたのに、途中から悲しい展開になっていくなんて想像もつかなかった。奥さんは妄想じゃなく本物だったから良かったよねぇ。どん底の状態から奥さんの暖かいサポートと彼自身の熱心な研究で尊敬されるまでの人間になるなんてねぇ・・・感動ですわ。 【くうふく】さん 7点(2004-06-12 00:11:14) |
52.泣きはしなかったが結構楽しかった。 【ゲソ】さん 7点(2004-06-10 03:08:39) |
51.クロウの演技がよかった。とても良い実話だと思うが、感動できなかった自分が情けない。 |
50.理論の詳細にスポットを当てて欲しかったね! 【k】さん 7点(2004-04-06 11:16:36) (良:1票) |
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49.こんな病気本当にあるの?と思いました。でも本当にあるんですね。もし自分の友達がすべて幻覚だったと知らされたら絶対信じないだろうし、そう考えるとナッシュの苦悩が伝わってきます。ゲーム理論の本を買って読んでみましたが、さっぱりわからんですよ、はい(笑)。 【ウィマ】さん 7点(2004-03-12 15:31:34) |
48.CGの使い方が上手かった。天才も大変ですね。 【ぽめ】さん 7点(2004-02-24 20:57:32) |
47.《ネタバレ》 前半の暗号解読という重さから、後半は自己に巣食う幻影との戦いという重さに。抑圧されたような重苦しい雰囲気の中、万年筆を送られるシーンでそれまでの重圧からパッとひらけました。ジョンの苦悩とそれを支え続けたアリシア。感動しました。 【tantan】さん 7点(2004-02-24 14:36:51) |
46.《ネタバレ》 この映画で関心したところは前半部分で主人公ジョン・ナッシュが見ていた幻覚の世界をジョンの視点で描き、後半では現実に起こっていることをジョンの奥さん、アリシアの視点で描いている点です。ルーム・メイトのチャールズとの思い出、世界を救うという任務とそれをを与えてくれたパーチャーなど、ジョンの掛け替えの無いものが全て幻覚だったということをジョンが受け止められない気持ちは、ジョンの世界を一緒に見てきた観客は痛いほど分かる仕組みになっています。このように統合失調症の患者の気持ちに共感することで、統合失調症の患者が「現実」を認識することの辛さとそれを支える人の辛さも同時に味わい、統合失調症の理解を深められるという見方も出来ますし、偉人の伝記を単純に描くだけで終わらせないところがとても意義があると感じました。ただ、ジョンを熱演したラッセル・クロウは素晴らしい演技をしていたと思いますが、この映画は彼の土俵では無いと思います。幻覚だったエド・ハリスとポール・ベタニーのキャスティングは最高だったと思いますが。 |
45.《ネタバレ》 囲碁って欠陥があるんすね ちょと長く感じたんで少し下げたけど乗り越えればいい具合にみれました 江戸・ハリスらが幻覚の人たちなのかどうかで分からんようになったもんです いやぁ精神病ってタチわるいっすね 【ヴァッハ】さん 7点(2004-02-21 12:40:59) |
44.《ネタバレ》 この映画では奥さんが主人公を理解し支えていくが、そういう彼女のような姿勢が徐々に周りの人間にも広がっていく。原題の"A Beuautiful Mind"は単数形で、直接にはこの奥さんの心を指していると思うが、逆に「みんながこのような心を持てば、それは特別なことではなくなる」という反語的な意味もこのタイトルにはあると思った。「障害者」には、身体障害・知的障害・精神障害の3種があるそうだが、一般に前2者は病状についての理解もあって、同情されたり、時には「かわいい」などという声も聞かれたりするのに対し、精神障害については偏見や差別がまだまだ根強く残っている。しかし精神病患者は、病気そのものの苦しみ、その苦しみを理解してもらえない苦しみ、苦しいことを伝えられない苦しみ、そして無理解や無知による偏見による苦しみの、いわゆる「四重苦」の状態に置かれているそうだ。だからとりあえずはその苦しみを理解し、普通の病人として接していこうじゃないかと。そうすれば彼らも日常生活を営めるのだ、「普通の人」と同じように立派な仕事を成し遂げられるのかも知れないのだと、この映画の言いたかったことは、つまりそういうことだと私は思う。 |
43.前半1時間は「どーいう映画だコレ?」と思ってたんだけど、後半はグイグイ物語りに引き込まれてすごく面白かった。病気との闘いってまさに自分との闘いだなと思った。そして俺って普通だなと再確認した(笑)。ところで、「ノーベル賞をとった数学者はいない」というはなしを聞いたことがあるけど、この主人公って数学者ですよね?あのはなしはウソ? 【ゆうろう】さん 7点(2004-02-14 18:46:43) |
42.ナッシュ均衡を発表した人だっけ。気難しい主人公をラッセルクロウがよく演技してるなーって思います。やっぱりラッセルクロウはすごい!でも途中疲れたのでちょっと微妙な印象もありますが。ハッピーエンドだったのでよしです。テーマは愛かな 【りょう】さん 7点(2004-02-09 22:28:23) |
41.《ネタバレ》 泣ける映画かと思ってましたが、泣けませんでした。チャールズがすごくいい友達だったので、幻覚と明かされたときは正直哀しかったです。実話を元にした映画って、感想が難しいのですが、こういう、映画になるほどの人生を送ってる人が実際にいる、というところに感動しました。 【鉄男】さん 7点(2004-02-09 21:25:48) |
40.ジェニファー演じるあの出来すぎた妻も幻想なのか!?実際の人物は離婚してるそうだし。 【シュンペーター】さん 7点(2004-01-19 15:50:21) |