5.《ネタバレ》 男女の関係を含めて人間の本性にあえて抗っているようにみえる理想主義者の主人公、ロシアに渡って活動するうちに理想が高ければ高いほど他者を排斥しなければならなくなることを悟ったのか、目標実現のためには手段を選ばなくなる。しかし不満分子の比率や不満のレベルがあまりにも違い過ぎる本国では革命なんてとても無理、かえって弾圧を受けてしまう。結局ジョン・リードはロシアで亡くなってしまい、ソ連時代も含めてとてつもなく多くの人がこの国で粛清されます。主人公はどんな思いで赤の広場に眠っているのか、共感には程遠い映画でしたが熱さとくどさだけは伝わってきました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-06 20:46:48) |
4.この頃の情勢にはなはだ疎いので、なんだかドキュメンタリーで勉強させられた気分。理想に燃える信念の人が熱く熱く生きる。熱すぎてちょっとひく。洪水のような弁舌が議論の場で延々と続く、何度も。正直疲れるっす。何よりD・キートンに入れ込めなかったのが辛い。仕事に打ち込んでるのかと思いきやあちこちの男にフラフラ、夫が戻ってきてもまたケンカで出て行く、と。何回やってんだよー。歯をむいてキレるダイアンが醜くていやになった。J・ニコルソンの批評が合ってると思うな。「君のやりたいことは革命家と寝て夢を語ることだ」。時々挿入される市井の人々の彼女の人物評も毀誉褒貶しているところを見ると、むしろD・キートンはリアルに好演してたのかもしれないなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-19 17:50:31) |
3.ウォーレン・ビーティに関してはあまり知らないのですが、アメリカのリベラル・インテリの思い入れがそれとなく感じられる作品です。アメリカでは体制が根本からひっくり返るという出来とはなかった(さらには、ありえない?)ので、それを生で体験したリードに自分を重ね合わせて追体験したのかもしれません。それをべつに咎めだてる気はないのですが、どこか自分を特権化するとういか、安全地帯におているような感じが本作にも漂っています。まあリードがジャーナリストであったせいかもしれませんが。せめて『ドクトル・ジバゴ』のように虚無感が隠し味として効いていれば、より歴史に翻弄される人間の深みを描写できたのに、と惜しく思えます。どうも「ロシア」はアメリカ人の手には負えないようですね。 【バッテリ】さん 5点(2004-02-26 20:36:01) |
2.頭が痛い・・。 【代打、八木!!】さん 5点(2003-10-03 18:00:37) |
1.なんか、、、、色が冷たい映画だね、、、。というか、まるでヨーロッパの映画みたい。 【あろえりーな】さん 5点(2002-06-24 01:15:04) |