4.原作は同じ水木洋子の「ひめゆりの塔」でありながら、過去のどの「ひめゆりの塔」よりも劣るようだ。まずキャストが小粒、女子生徒らも現代風でちょっとなじめない。その上描き方がずいぶん浅い。たしかにストーリー的には今井正監督らの作品をなぞってはいるが・・・。良かった点を一つあげると、沖縄の色を濃く出していること、その点は評価できる。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-07-10 19:42:56) |
3.ネタバレ 本当は今井正監督の53年版か82年版が見たかったのだが、行きつけのビデオ屋に両方ともなく、この95年版だけが邦画の戦争映画のコーナーに一本だけ置かれていたので借りた。見る前はつまらないだろうと思っていたが、そこそこいい映画だと思う。しかし、生徒を引率している沢口靖子の顔がやたらとキレイで、とても苦しい状況下にいるように思えない。東宝作品であるためか爆撃シーンもやたらと派手で、ゴジラが街中で暴れているような印象。これではちょっとリアリティーにかけるのではないかと思った。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2005-06-07 02:38:15) |
2.内容はほとんど憶えてないし、それほど面白い印象もなかったんだけど、海をバックにエンドロールで流れてくる「花」は最高に良かったなぁ。 【夏目】さん 5点(2004-06-11 12:44:25) |
1.作品としての芯もないし、登場人物像も希薄。だから物語の表面をなぞっているだけになってしまう。画面の中の演劇教科書のような構図、人物配置。場所の移動や時間経過はテロップを出さないとわからないという脚本。つまり少年少女向けの歴史教材映画なのでしょう。映画作品としては落第だと思う。題材が題材だけに、こういう作り方をされると余計に腹が立つ。 【じふぶき】さん 5点(2003-04-30 09:43:39) |