7.あの有名な反りながら弾をよけるシーン。物凄く格好良いシーンですが、あれって物凄く高速にやってる設定なんですよ。で、想像してください。猛烈なスピードで後ろに反るシーンを。ね!物凄くマヌケでしょ? |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 ちょうど四半世紀前の映画ですが、たとえば「21世紀の早い段階でAIが完成する」とか「人間を培養液で栽培しながら仮想世界に住まわせる」といった話は、かなり現実味を帯びてますね。しかしながら「死体を分解して人間の養分にする」ってのは(理論的には可能だろうけど)そうせねばならない理由がいまいち見えないし、核融合の技術があるにもかかわらず「人体が放つ電気エネルギーがマトリックスの動力源として必要」ってのも意味がわからない。そもそもヒューマニズムの葬り去られた時代において、人間に利用価値がなければ生かしておく意味もないのかもしれないけど、人間なしにAIだけが存続しつづける世界に意味があるのかも疑問です。 もしAI側が、人間の反乱分子を抑えたいのなら、もっとマシな仮想現実を見せておけばいいのだし、その場合、個々の体験する仮想現実が他人と共有の世界である必要はなく、それぞれ別々のパラレルワールドを体験させておけばいいのよね。 当時としては先駆的な作品だったと思いますが、千葉県を舞台にしたウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」や士郎正宗の「攻殻機動隊」などを基礎にしてるとあって、今から見ると日本のマンガやゲームを実写化したネットの配信ドラマみたいに見えるし、登場人物のコスチュームや虫みたいな形のロボットも、ただのコケオドシとしか思えず、ちょっとダサくて安っぽい気がします。 日本国内に元ネタとなるコンテンツがあったのなら、こういう実写作品は日本でこそ作れたはずだと悔やむべきかもしれません。たとえば「精神的な鍛錬でヴァーチャルな身体能力を高める」という発想も、おおむね「ニュータイプがモビルスーツの能力を高める」という発想に近いんじゃないかと思います。 【まいか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-04-09 02:39:36) (良:1票) |
5.カルト映画としてはいい出来だし面白い。この映画を「単なる鉄片」と喝破していた方がいたが、全くその通りだと私も思う。しかし、お馬鹿なウォシャウスキーは「単なる鉄片」映画にしたかった!あの変なアクションをやりたいがために最新の技術を駆使し、巨額の資金を費やす....「メディアはメッセージ」を地で行く話で、まさにこれはオタク男のロマンである。この設定、この世界、このストーリーが全て変態アクションに収斂していくさまをみると、馬鹿馬鹿しくもすがすがしい気持ちになるのは私だけではあるまい。 |
4.なかなか面白いと思った。CGアクションも斬新。ただ、マトリックス世界に入った時に、何故あそこまで気合いの入った服装をしているのかが、最大の謎だ。あんな黒装束集団がいたら、間違いなく目立つ(笑)。 【深海】さん 7点(2004-01-09 20:45:11) (笑:1票) |
《改行表示》 3.後の2作を考えればよく出来た映画といえる。 しかしこの作品は途中で寝てしまう人がやけにおおいなあ。 【おさむ】さん 7点(2003-12-19 19:08:41) (笑:1票) |
2.竹本健治『腐蝕』、岡嶋二人『クラインの壷』、村上春樹『世界の終わりとハードボ(以下略)』等々、虚実入り乱れ系物語は文学では枚挙に暇が無いが、映画では『終わらない物語』以来のスキマ分野か。ウロボロス/クライン構造など、ともすればカルトに流れかねない実験性を敢えて排したであろうこの大作に、このテの世界大好きっこサンとしてまずは惜しみない拍手を贈りたい。しかも何処かMMOゲームっぽいし、洋PVっぽいし、フィッシュバーンがKarateやってるし…とにかくキャッチー(底浅)なバカ騒ぎなのだ。こういうの大好き。 【Moccoth】さん 7点(2003-06-22 23:12:43) (良:1票) |
1.よく分からん。 【GOENITZ】さん 7点(2003-06-08 21:56:36) (良:1票) |