4.《ネタバレ》 これは一体どうしちゃったんだ?というくらいいきなり質が落ちてしまった作品。冒頭の恒例の夢でとらやファミリーが出ないところで不吉な予感が漂う。序盤で久々の(しかも堅気になった)登が登場して(第10作以来?)テンションが上がるも、寅さんが説教してそれで終わり。使われ方あれだけかい!中原理恵のキャスティングは・・・前々作の都はるみで「そういうのもありか?」と山田監督が思ってしまったのかもしれませんが、あっちほどのいろいろな周到な配慮がないので、逆に理恵さんが可哀想。渡瀬恒彦は完全に浮きまくり、あの白スーツでとらやに登場した日には、そのまま椅子や机を蹴り飛ばして仁義なき大暴れをするんじゃないかと思ってしまいますよ。佐藤B作はひたすら陰鬱なだけで、似たシチュエーションの第15作の船越英二とは雲泥の差(おまけに最後のあの処理は・・・)。しかもとらや登場場面は意味合いが渡瀬恒彦とまったくかぶっている。そうそう、とらやファミリーも、あけみの結婚という美味しいネタがありながら、今回はほとんど機能していません。と、ダメ出しばっかり目についてしまった一作でした。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-11-24 00:10:24) |
3.週1ペースで有料テレビで観ている私でも落胆したのに、当時に劇場で毎回楽しみに足を運んだファンには残念な作品に感じた方多いでしょうね。いつもの雰囲気ではなさ過ぎる。登場人物みんなが終始ギスギスしている。中でも今回のマドンナ中原理恵さんの演じる風子の身勝手さにイライラ。とらやの皆のいつものお節介もやり過ぎ感があったし、お話自体もなんだか途切れ途切れ。ラストも人騒がせな顛末。冒頭の登の登場と叔母ちゃんの寅に対する"帰っておいでよ"電話までは癒されたんだがなぁ。1から観てきて最低の点数出ました。あ、でもトニーはかっこよかった(笑) 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 3点(2012-11-24 17:59:39) (良:1票) |
2.マドンナの印象がすごく薄い。渡瀬恒彦は全体の雰囲気から浮きすぎてる。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 3点(2005-04-30 00:12:24) |
1.《ネタバレ》 うわーーーーこれは、つまらないですね。寅次郎がクマから逃げるシーンが特に酷いです。クマはニセモン丸出し(まあ本物出すのは無理かもしれんが・・・)で迫力に欠けているし、寅さんの死んだマネがアホっぽかった(ファンの方すいません)です。だけどキャストの倍賞さん、前田吟、佐藤B作、渡哲也、吉岡秀隆などの若い時が見れて良かった。点数は変声期前のDr.コトーに3点です(笑)。 【ピルグリム】さん 3点(2003-09-28 16:07:15) |