4.《ネタバレ》 軍医が戦地で染された梅毒菌と「静かに闘う」というお話でした。それを婚約者にも明かせず医師を続ける三船の高潔がテーマのようです。静かに闘う相手はスピロヘータ菌であると同時に自らの性欲でもある。悶々です。でも、婚約者の人生を思うが故に明かせないという理屈はあまりに相手をバカにしてますね。情報を開示したうえで婚約者にも選択権を与えないと、彼女の人生にしこりが残ります。さすがに半世紀以上前の作品で、そのあたりの思考経路に隔たりを覚えます。ちょっと調べましたが、スピロヘータ菌は初期に処置しないと現代でも治りにくいみたいです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-10-31 03:28:03) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 黒澤明映画には珍しい駄作。そういう意味では貴重な作品かも。 面白くない最大の原因は、主人公のヒューマニズムが空回りしている。そもそもね、6年も待ってくれた婚約者に「病気になったから結婚できない」とちゃんと説明しなきゃダメだよね。説明できない理由も意味不明。これでは主人公の苦悩に共感できない。 【爆裂ダンゴ虫】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-01-10 16:13:31) |
2.《ネタバレ》 いくら治らないにしてもわがまま過ぎ。気持ちは分からなくもないが、婚約者がかわいそう。一方見習い看護婦の女性は良かった。あと、何を言っているか分からないので、他の黒沢映画のように字幕が欲しかった。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-06-24 11:04:06) |
1.当時は梅毒がいくら治らないのか知りませんが、チョッとわがまま過ぎて、許婚の女性がかわいそうすぎます。まるで女性の気持ちは関係なしで、今だったら受け入れられないでしょう。エイズでも結婚されてますし、治るまで避妊するなり、関係しないなり手はありますよね。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-10-16 23:49:52) |