8.人間社会での不幸や不遇のため心に傷を負った者たちが、純粋で一途な競走馬に希望を託す物語。こういった競馬ファンも多いんだろうな。実話というのも物語に厚みを加えている。競馬場での映像が美しかったなあ。個人的には競馬にご無沙汰状態です。ある時期、小遣いを増やそうと不純な動機で始めたもんで、馬に関する興味もそんなに無かったのかも。小遣いを減らす一方で、何時の間にかやめていた。続けている人達は偉い。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-13 18:30:20) (笑:1票) |
7.シービスケットが出てくるまでの45分間はちょっとわかりづらくいらない場面が多かったと感じた。その後の展開はまったくレールに乗ったようだが、それはそれで良い場面も多くなかなか楽しめた。レッドの両親も含めて、登場人物たちの後日談も知りたくなった。乗馬したくなった。 【俵星現場】さん 7点(2004-12-06 00:07:48) (良:1票) |
6.あぁ、、、この作品は勿体無いお化けが出そうだ。あと少しで良作の部類に入るのに・・・。何と言ってもオーナーのチャールズ、調教師のトム、騎手のレッド、そしてシービスケットが互いに出会うまでが長い。それぞれの過去を描くのは、そこまで重要なのだろうか?もっと簡潔でも良かったような気がする。ようやくシービスケットが登場して、「あぁ、やっとか!」と思ったが、その直後にシービスケットに魅かれてゆく自分がいた。その後は文句なしの5つ星。しかし、幼少時代のレッドと大人になったレッド、カナリ似てたよ。でもあの手の顔、どこにでもいそうなんだよなぁー。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-07-13 15:34:26) (良:1票) |
5.ひねくれ者なもので、基本的に「泣かせるドラマ」って銘打ってある映画って敬遠しがちでコレもイマイチ足取り重く映画館に行ったんだけど、ヘレナのウォータプルーフマスカラ(絶対落ちないって評判の逸品)が6割方落ちるくらい泣いてしまった...。ってゆーと「やっぱ泣かすドラマかよ(=д=)ケッ」っていわれそうだけど、そーぢゃなく。実話じゃなかったらココまで「出来た」話にならないだろうってくらい奇跡的なストーリなんだけど、だからこそか、実に厭味くさくなく控えめなくらいに映像化している。だからこそこっちから乗り出していっちゃうんだけど(まんまとヤラれてるともいう)。 確かにこーゆーヤツが同じ時代に生きていたら、興奮したろうしよぅし俺だって!!って気になったと思う。オグリキャップのラストレースで泣いたキミは必見!! 【ちっちゃいこ】さん 7点(2004-03-11 23:41:11) (良:1票) |
4.競馬はやらないし、競走馬についてもあまり知識はない私だが、この映画には一頭の競走馬の伝説に留まらない濃厚なヒューマンドラマがその核として存在する。運命に打ちのめされ、人生に行き詰った3人の男たち、そして彼らと同じように厳しい運命を歩んできたシービスケット、彼らの運命的な出会いこそ奇跡であり、伝説の始まりだった。人生は一度しかないが、苦節を迎えても耐えて望めば、必ずセカンドチャンスはある。彼らが体現したその事実に、当時の多くの人たちが勇気づけられたのだと思う。一頭の競走馬に寄り添い、共に戦い抜いた男たちの生き様に感動する。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-02-23 19:18:02) (良:1票) |
3.何となく演出に腰が据わってないって印象を受けました。前半3分の1はエピソードがぶつ切りで、誰に感情移入していのかわからなかったし。ドラマが始まるのが、トビー君や偏屈な調教師 がブリッジスの邸宅で夕食の卓を囲む場面からっていうのは、やはり遅すぎるような気がします。ただ後半ぐっと盛り返すのでこの点数で。トビー君の友人の騎手の人、ヘンリー・フォンダに似てなかったですか? |
2.前半は主な登場人物と馬の過去のいきさつや人物像が説明調で描かれるので淡々と進み、ドラマ性には欠ける。しかもそれぞれ入り乱れて、かつ時代背景も織り込んであるので少々退屈するかもしれない。でもこれはそれぞれが過去に悲しみや傷を抱え、決して恵まれたものではなかったことを理解するためには欠かせない。これら浮沈の展開は時代背景とも巧みにリンクさせて描かれている。後半はこれをベースに一気に盛り上がる。迫力あるレースシーンは臨場感にあふれ美しい。下積みの苦労人が一斉に花開くような爽快感は気持ちが良く感動的。この作りは抑えていた走りに一気にラストスパートをかけるレースに重なって見える。騎手のトビー、調教師のクリス、アナウンサーのメイシーとそれぞれが良かったが個人的に一番好きなのはJ・ブリッジスの馬主。自らも傷を持ちながら恵まれないそれぞれを優しく包むという、慈愛に満ちた大きな人物像が魅力的だった。レースシーンの見ごたえがあるのでこれはスクリーンで見たほうがいい。8点にしようかと迷う作品。 【キリコ】さん 7点(2004-01-30 20:45:51) (良:1票) |
1.物語のスケールが大きすぎるので、どうしてもストーリーが大雑把になってしまっている。日本のオグリキャップやトウカイテイオー(競馬知らない人ゴメンナサイ)の映画を作るのだって個人的には5時間くらい欲しいのに世紀の名馬の物語に2時間半ではやはり短すぎると正直感じた(これ以上長いと映画として成り立たないが)。まあ、それでも競馬の素晴らしさ、馬に携わる人間のドラマは競馬を知らない人でもきっと伝わるはずだし、これをきっかけに競馬に興味をもってくれる人が少しでも増えてくれれば映画としては大成功ではないかと思います。映像や出演者の演技(実際の騎手も出てました)等も良かったんじゃないでしょうか。あとはこの先、シービスケット以上に人々を勇気付け、感動させてくれるような名馬の登場を待ちたいと思います。そして、そのドラマの一立会人になれることを・・・。 【なったん】さん 7点(2004-01-25 22:26:41) (良:1票) |