《改行表示》 9.《ネタバレ》 これも昔のビデオ録画時代からずっと見てます。 一番好きなシーンが最初に金をばらまいてから流れるOPなので そこから先が蛇足にすら感じられるのが難。 よく「これはルパンじゃない」とか言われますが 「コナンvsルパン」程度に見るのが一番いいかと思われます。 最近のルパン映画(TVSP)と違って敵が小国の王というのもいいです。 ヒロインもただのヒロインではなく、かつてルパンと関係があったというところも良い。 ただ、他キャラを立たせ過ぎたか、次元と五エ門のキャラはかなり薄くなってますね。 モンキーパンチ先生は銭形はただのバカキャラじゃない、この作品のはいい、とは言ってましたが もう少し切れ味のあるシーンをいくつか入れてくれると尚良かった。 なんにせよルパン抜きに考えればかなり完成度の高い作品ですがこれは 「ぼくのかんがえるるぱんさんせいじゃない」って言ったところですかね。 その前の映画が「クローン人間」であることも考えるとどう考えてもあちらが正統ルパンですよ。 とは言いつつも最初のほうのスパゲティのシーンといい、今はこれがせいいっぱいといい、 非常に魅力的な演出で満ち溢れている作品なのでルパンをあまり見ない、全く見ない人ほどおすすめかと。 【にんじん】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-06-02 04:40:57) (良:2票) |
8.ルパンに惚れました。この8点わ全部ルパンに捧げます。あの、いつも余裕で、ぬけてそうでぬけてないところが最高にかっこいい!!自分もルパンみたいな人を探そうと思ったけど、惚れさすには、まず自分が不二子ちゃんにならなあかんわけで‥。。99、55、88??77??む、むり!!ひーでーぶー 【小星】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-12 01:37:32) (笑:2票) |
7.《ネタバレ》 旧TVシリーズ全23話の中の美味しい所だけを抽出して宮崎マジックとも言うべき演出で再構成したストーリー(まだ見ていない人は全部見るべし)。それにしても宮崎マジックに掛かるとキャラが動く動く。車も走る走る。画面の隅から隅までをフルに使い切った映像が連発する。宮崎映画特有の飛行シーンは既にこの頃から健在(ルパンも屋根の間を飛んでいた!)。オートジャイロやらハンバー・スーパースナイプ、銭ブル(ブルーバード)、シトロエン2CVそしてルパンと言えばフィアット500という代名詞も付く程だがメカの部分も多少マニアックながら充実した作画力(大塚康生氏の賜物)でリアルに描かれていた。漫画然とした動きばかりで意見が別れる映画だと思うが非常に素直に楽しめる作品だと思う。興行的には失敗したが(Mr.BOOが併映では・・・)映画の本質的な所では大成功だと思う。最後に取り逃がしたルパンを目にしてクラリスの前で銭形が放った言葉「奴めとんでもない物を盗んで行きおって!」にクラリスが反応し「いえ、あの方は何も盗んではいません。」に銭形「いや、確かに盗んで行きました。あなたの心です。」聞いてて歯の浮く様な台詞だが物凄くカッコイイ!単なる漫画映画ではなく感動させてくれる一面も。必見の映画だと確信する。 |
6.ルパン(一味)というキャラクターに頼っている分、「ラピュタ」よりは映画としての完成度は落ちると思います。でもこっちの方がとてつもなく好きなのはルパン世代だからでしょうか? カリオストロの城のみを舞台とする、ある意味ダイハードのようなアクションの連続、そして台詞もうまい。もちろんアニメーションならではの映像表現も秀逸。ロードショーで観た時は一日中映画館にいました。これを越えるアニメはもうないだろうなぁ、とあきらめつつ8点献上。 【sayzin】さん 8点(2001-08-04 12:11:36) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 いま観てもかなり面白いですね!全然古くないし色褪せないし、むしろ観れば観るほど、作品のクオリティーの高さに驚かされます。脚本が素晴らしいと感じました。ただ、ラストの銭形警部のセリフは、昔からあまり好きではありません。首のあたりがかゆくなりそうです(笑) 【ramo】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-04-02 13:48:12) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 もっとスケベで、過激で、ハードボイルドな原作のルパンを好きな人ほど、毒の抜け切ってしまったこの映画は好きになれないのだろう。しかし天下の大泥棒ルパンにも、物語の背景を考えれば実はこんな爽やかな一面もあった、それでもいいではないかと思う(漫画の原作ファンの人には申し訳ない‥‥)。浮いた話も多いルパンだが、この作品に登場するヒロインはかつて可憐な少女時代に、危機に陥った自分を助けてくれた命の恩人であり、他の作品に良く登場する色恋の相手とはちょっと違う。もっとストレートに言えば、ルパンにとって「肉欲」の対象ではない。物語の背景に肉欲相手のヒロインが登場しない物語である以上、原作の「毒」も抜けてしまって自然なのだ。(この物語で原作そのままのルパンなら不自然極まりない)そんな物語の背景を考えれば、個人的には他の数々の物語と同様、まったく独立した一つのエピソードとして受け入れることができる。ひとつの物語として考えれば、作品としては極めて完成度が高い名作である。銭形の名台詞の後の、「なんと、気持ちの良い連中だろう‥‥」という庭師の爺さんあの言葉が、この映画の全てを象徴していると思う。テーマソング「炎のたからもの」は特に良い。オープニングの旅のバックに流れるテーマ、エンディングの立ち去る旅立ちの背景に流れるテーマ、「旅」を象徴するこの歌が作品に抜群にマッチしている。オープニングとエンディングに同じ「旅」をテーマとした曲を使うと言う手法は「ラピュタ」にも通じているところがあるが、これが始まりには期待感、終わりには何とも言えない淋しさ、寂寥感を感じさせ、余韻を残す。ルパンのアニメシリーズの中では最高傑作であると思う。 【six-coin】さん 8点(2004-12-10 13:29:51) (良:1票) |
《改行表示》 3.素晴らしい。娯楽映画としての要素は残して観客を楽しませつつ、カッコつけずにいられないルパンの何ともいえないキャラがカッコ良すぎる。 まあ久々に観ても相変わらず人間離れしているぶっドンだ展開なんだが、名シーンが多くて記憶に残る映画だよね。 気づいたんだが、最初にこの宮崎版ルパンを見てしまうと、普通のルパン三世シリーズは違和感を感じるだろう。この映画のキャラはみな紳士過ぎる。それだけに子供にも安心して見せられる作品ともいえるのだろうけれど。この映画を観て、ルパン三世オールナイトショーへ行くことになったほどのめり込んだ自分としては、その部分は少し残念。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 8点(2003-12-07 20:15:29) (良:1票) |
2. 劇場公開で大コケしたのが余程悔しかったのか、宮崎駿氏は本作に対しエラク否定的なコメントばかり発しております…。観客動員数は確かに或る程度の目安にはなるかもしれませんが、御自分の作品をあんまり卑下するのも如何なものかと思いますが。某もののけとか某神隠しよりズッと高く評価しているヒトは決して少なくないんですからネ。満点にする積もりでしたが、何か不快なので2点マイナス。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-06 02:27:32) (良:1票) |
1.笑わせるところはちゃんと笑わせてくれて、しめるところはかっこよくしめてくれる。なかなか難しいことだと思う。ルパンのキャラが存分に活かされている作品。脇役キャラもいきいきとしている。個人的には銭形のがんばり、そして最後の名セリフがお気に入り。 【サイダー】さん 8点(2002-02-03 18:49:42) (良:1票) |