4.《ネタバレ》 神話や伝説というものがどのように作られていくのかを映像化した作品ですね。中々斬新で面白い視点で作られた映画だと思いました。 まあ、過去のシーンは昔話をしている者の脳内イメージを映像化したような感じなので、兵隊の人数が200人から20人へと急に減ったり、現代の音楽が流れたり、飛行機が飛んだりとまるで劇中劇のようになっています。 「ビフォア・ザ・レイン」といい、この作品といいミルチョ・マンチェフスキー監督の映像感覚は素晴らしいですね。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-14 18:07:22) |
3.終盤ぐいぐい引き込まれ圧倒・・・。何が何だかわからないんですが、すげえとしか言いようがありません(笑)。 【ジマイマ】さん 7点(2005-02-10 00:48:50) |
2.とんでもない生い立ちを胸に抱いて生きて来た老婆とどうにもならないチンピラ青年。この全く共通項を持たない2人の出逢いを通して、遠い異国の地での男の生き様を描いていく。正直なところ作者が何を言いたいのか、歴史的な背景、民族感情といったものを理解できていない私には、この作品の半分も理解できていないような気がします。にも関わらず惹きこまれる展開になっているのは、脚本や映像が優れているからと思えます。思いのほか残酷な殺人シーンが多いのも、当時の現地の実態を正直に表現しているからなのでしょう。伝説が口伝され、一人の若者の魂が救われた?そんなヒューマンドラマとして見ての7点献上です。 |
1.語り継ぐということはどういうことなのか、という本質に迫ろうとした意欲的な異色の作品。展開がなかなか読み切れず、一体どういう話なのか謎解きのミステリーじみてもいる。日本には馴染みの薄いマケドニアの話なので、最後まで観て何となくストーリーが理解できるのは、こちらの知識不足のせいかもしれない。知的好奇心旺盛の方にはお薦めの1作。バンバン撃ち合いの好きな方も是非どうぞ。 【大木眠魚】さん 7点(2003-12-12 01:51:37) |