4.ライバル役棚倉の北城寿太郎って昔の大映映画でしばしばお目にかかるが、とくにこのころか、なんか三船の雰囲気をそっくり真似していてオリジナリティが出せなかった気の毒な役者さん、という印象。本人の狙いなのか、会社にそうしろと言われていたのか。階段のすれ違いでの殺気。初めて剣を合わせ、市の手に傷がつく、刀を収めた棚倉さんの同じところにも血がついている。せっかく市の弱点である鉄砲が出てきたのに中途半端な扱いになってしまったのが惜しい。村瀬幸子のお婆さんが手堅く、必ず凶行を導く祭りの夜ってのも間違ってない。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-12-09 09:37:00) |
3.シリーズ4作目。出てくる奴の殆どがなんとも往生際の悪い奴ばかり。ここまでみんな往生際が悪いと不思議な説得力まで感じます。ラストシーンは定番チックだけど、結構好き。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-08 23:07:53) |
2.第4作。「斬れば斬るほど値が上り 今じゃ千両 この素ッ首」 初期の座頭市はちょっと敬遠がちで、高田美和目的ぐらいで見た作品。可憐な娘役ばかりだけど大映京都では一番好きかもな女優さん。まだデビューまもない頃でほんとかわいいです。ストーリーのほうは初期っぽくちょっと話の繋がりが見える。ただおたねさんがいる意味がよくわからないし、国定忠治の登場なんかはほんと???。最後の斬り合いはシリーズでも屈指の勝負と言えそうだけど北城寿太郎って役者さんが今まで全く印象ない。これが代表作っていえるんじゃないかというくらいおいしい役。そして仕込み杖の塚がなんか長いと思ったら双頭刃! ちょっとあずみを思い出しました。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-06 00:32:17) |
1.今のところ観た勝新「座頭市」4本の中では一番、下だというのが観ての感想ですが、それでも市の新たなる一面を見ることが出来たのは良かったと思います。ここまでの4本の中では一番、面白くないけど、それでも今の時代の時代劇の出来と比べると明らかに上です。それだけ今の時代劇は魅力に欠けるし、つまらないということです。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-11 22:25:56) |