5.存在を知らなかった作品。大スター夢の共演に寄せた期待は残念ながら今一つ。淡々とし過ぎる展開で二人の持ち味が感じられず。とは言うものの唯一の共演作でのお宝映像に+1点。 |
4.《ネタバレ》 冬の夜空へと打ち上げられる花火の美しさ、ラストの余韻、ジャン・ギャバンの相変わらずの渋さ、年老いた男の哀愁などしっかりと描かれていて感心させられる反面、ポール・ベルモンド演じる若い男、あの役、私としてはアラン・ドロンこそ相応しい気がしてならない。前半の戦争シーンは作品を盛り上げる為にという狙いなのかもしれないけれど、私はあの戦争シーンは好きになれない。同じ監督の作品ならば私は「ヘッドライト」の方が好きです。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-18 21:29:23) |
3.《ネタバレ》 内容としては、基本的に2人の酔っ払いがクダを巻いているだけなので、映画としては「何だコリャ?」になるはずなんだけど、それをとりあえず笑える作品に仕立て上げているものは、やはり名優ジャン・ギャバンの演技力と言う他ない。ホテルの酒蔵でドイツ兵を罵るシーンなんかかなり笑えます。酔っ払って無茶苦茶やっているにも関わらず、周囲の人間がなんとなく治まっているのも妙におかしい。しかしそうやって笑いをとる一方で、何ともいえない男の哀愁漂うラストが胸に染みます。ホントは酒なんか飲みたくないんだけれど、どうしても飲まずにはいられない男の悲しさが伝わってきました。あと、花火のシーンは、カラーで観たかった。モノクロなのが残念。 【鳥居甲斐守】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-03 19:21:11) |
2.酒を飲むと人が変わったようになる二人。やりたい放題、無茶苦茶だけど、なんだか楽しめてしまうのは、やっぱり演じてる二人の名優の力によるところが大きいです。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-11 11:22:58) |
1.男の友情を描いた、結構渋い作品。酒場で馬鹿話をする男2人。これを演じるのがジャン・ギャバンとジャン・ポール・ベルモンド。淡々としたストーリーだが、男という愛すべき生きモノを理解するのに大いに役立ちます。恋愛に悩む貴女、アナタの愛している男はこういう生きモノなのですよ、と監督は言いたかったのかもしれない。 【大木眠魚】さん 6点(2004-01-13 00:42:41) |