4.《ネタバレ》 とりあえずメロドラマというものを作ってみたい~~!という制作側の執念は痛いほど伝わってくる作品。よって、どこまでも主人公の2人を主軸に据える視点はまあ悪くないのだが、致命的なのは、脇役にまったく配慮されていないこと。こういう筋だったら、脇役を通じて主人公の存在や変化を浮かび上がらせる、というのが重要な手法なんだけど、場面はどこまで行っても2人の上にしか設定されないので、進めば進むほど単調になり、袋小路に至ってしまっている(大体、神山さんとか名古屋さんって、どこに出てたんだ?西村さんの出番は、もしかしてあの飲屋の一瞬だけか?画面内で顔をきちんとキャッチしてあげない殿山さんの扱いもひどいぞ)。また、すでに指摘されているとおり、17年の経過というのが台詞で言われているだけで、映像上も芝居の上でも表現されていません。美術陣と撮影陣(ロケ地選定含む)の頑張りでそれなりの形にはなっていますが、それだけではだめということです。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-04 23:34:47) |
3.岡山のある温泉場を舞台に、昭和二十年から三十七年までの、男と女の恋愛模様を描いたやや文芸色の濃いドラマ。 ストーリーがとても暗く、ヒロインのキャラも今の時代では違和感を感じるも、岡田茉莉子はひたすらきれいに撮られている。長門裕之もこの役柄には合っていたかと。 演出がよく、映像もきれい。音楽もなかなか良かったと記憶してます。 やはり岡田茉莉子の美しさが一番見所の作品かな。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-11 07:02:42) |
2.《ネタバレ》 これは岡山県の山奥なのかな? カメラワーク含め、とにかく画が綺麗。そして岡田茉莉子ってこんなに美しい女優だったんだな~と思った。映画出演100本目の記念だそうで、岡田茉莉子ファンには嬉しい出来だろうか。一映画としては、二人の出会いは新子が17歳の時になる訳だけど、そこから何年経ったのかが分かりづらいことや、駆け足に感じる部分(例えば周作の結婚)があるなど、「カラー版『浮雲』」になり損ねた映画という印象。格調の高さは感じるけど、多分、毒が足りないんでしょう…。5.5点。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-23 23:31:02) |
1.最初から最後まで暗すぎるがな。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-26 10:47:42) |