男はつらいよ 寅次郎の青春の投票された口コミです。

男はつらいよ 寅次郎の青春

[オトコハツライヨトラジロウノセイシュン]
1992年上映時間:101分
平均点:5.79 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-12-26)
ドラマラブストーリーコメディシリーズもの青春ものTVの映画化
新規登録(2004-02-17)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2024-08-17)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督阿部勉【監督】
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
風吹ジュン(女優)蝶子
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
後藤久美子(女優)及川泉
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
関敬六(男優)ポンシュウ
北山雅康(男優)三平ちゃん
笠井一彦(男優)中村
マキノ佐代子(女優)ゆかり
古本新之輔(男優)吉田
西尾まり(女優)
赤塚真人(男優)
桜井センリ(男優)
永瀬正敏(男優)竜介
夏木マリ(女優)及川礼子
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
花田三史
佐光朗(ステディカムオペレーター)
製作中川滋弘
企画小林俊一
プロデューサー深澤宏
島津清
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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【口コミ・感想】

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1
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5.《ネタバレ》 【今回、寅のマドンナ役は理容師:風吹ジュンさん。ほとんど宮崎篇。】 

残念な思いから話しますが、前半一時間程ほとんど面白くないです。ただ、面白くないとはいえ、泉十代の就職事情において有給無いから休めないだとか、親の面倒みてやる為にいちいち休みなんてあげれないだとか、勤め先の事情と個人的事情と家族事情ががんじからめとなって切羽詰まる乙女の辛い事情、そのへん他人事ではなく 現代的ヒューマンドラマとして見てました。とはいっても1992年作品なんで正確には現代ドラマと言えないんですが) とはいえ、寅次郎がとらやに帰ってきた後半からはきちんと盛り返してきました 振り返ってみると寅の松葉杖歩きはどこからが芝居だったのか 検証してみるべく再度挑んでみたのですが、二度目を見てみてもどうも答えがよく解りません。となると つまりこれはあれだったのでしょうか 散髪屋に長居させる為に脚が不自由ということにさせていたのか それとも渥美清さんの体調自体が芳しくない為あんまり歩き回らせない為苦肉の策としてひねり出されたアイデアだったのか 答えは結局解りませんが出来ればやはり寅さんには元気溌剌あちこち歩き続けてほしいものです 残り数回、江戸川の河川敷を歩くシーンは訪れるのでしょうか そんな希望と願いを抱きつつ次作へと続く。 

そして最後に御前様、すなわち笠智衆様、1963年:東京物語の時すでに老人ぽかったと思われたこの老人がまさか1992年になってもまだ現役としてご出演なさっていたとはやはりすごいことですね。
今回撮影の為に髪を伸ばされてたのでしょうか 実際には源ちゃんのカミソリは皮膚を撫でる程度で剃ったという事実までは撮れてませんでしたが、サクラと共に源公との絡みでお役御免。惜しむらくはここ最近寅次郎との絡みがなかったことですが 残念ながらこの後亡くなられてたのですね 御愁傷様です 本作品45作の御出演どうもご苦労様でした。ホント寂しく感じます。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-12 21:52:29)(良:2票)
4.泉ちゃんシリーズ4部作の掉尾を飾る本作。と言うには、あまりにも物足りない。いやまあ、泉ちゃんシリーズ自体、無理が多かったけど、本作はムリヤリにも程があります。前半の舞台は宮崎県。よもや、後にそのまんま東が知事になるとは、誰も思っていない頃の話。それはどうでもいいんだけど。何だかんだで寅さん・満男・泉を散髪屋のマダムの家に集めてしまう展開が、あまりにも強引かつ不自然、マダムの家がほとんど学生のアパートのごとき溜まり場と化してます。マダムが寅さんに惚れてるだの、いや2人は別れた方はいいだの、浮ついた軽々しいセリフの数々。あっさり宮崎エピソードは幕を閉じ、3人は東京に戻る。前半はいったい、何だったんだ?と言いたくなるんですが、本作のストーリーにおいて、この前半にはどうやら意味が無いわけじゃないらしい。おそらく、・宮崎旅行で有給を使い果たす泉ちゃん→・母が体調を崩したので泉ちゃんは名古屋に帰りたい(しかし母親には彼氏がいたんでは?)→・有給取れないんだったら会社やめま~す ってな感じらしいですね、ははは。大体、泉ちゃんが東京にこだわる理由がさっぱりワカラン、名古屋だって大都市だし、帰ればいいやんか、邪魔な満男とも別れられるしなあ。と思ったら!!! なんと、泉ちゃんが名古屋に向かうクライマックス、彼女と満男は東京駅のホームで、ああ、何と言うことを!! いかんいかん、減点です、減点!!(←怒りすぎ)。4作も引っ張った2人の関係、こんな安直な形でケリをつけるとは。随分と安いドラマでしたなあ。ところで、泉ちゃんが乗る新幹線、乗り込む瞬間の場面は「こだま 新大阪行き」なのに、発車直後のカットでは「ひかり 広島行き」となってますね、これは大チョンボ。発車直後、泉ちゃんはドアの向こうから満男に声をかけるが聞き取れない(このシチュエーションも旧作のパクリだけど)。おおかた、「もしかして私、新幹線乗り間違えちゃった?」とか言ってたんじないんですかねえ(ホームの案内表示によると、彼女が乗るべきは、「ひかり号 博多行き」だったハズなんだけどなあ)。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-26 17:09:11)(笑:2票)
3.《ネタバレ》 色々と淋しさを感じる作品です。
まず、本作が御前様が登場する最後の作品となり、本作が笠智衆さんの遺作となりました。
どの作品も御前様の登場シーンは多くはないのですが、とらやの人々と共に本シリーズには欠かせない人でした。
そして明らかに渥美清さんの体調が良くないのが感じられます。座っているシーンも多いですしね。

満男と泉ちゃんの別れのシーンも悲しい。新幹線の扉が閉まり、泉ちゃんが何か言っているけど見送る満男にはもう聞こえない。
初期の作品「純情篇」の名シーン、列車の扉が閉まり、寅さんが何か言っているけど見送るさくらにはもう聞こえない。寅さんとさくらの別れの柴又駅を思い出します。

寅さんが座っているシーンが多いと言いましたが、本作の寅さんの最初の登場シーン、
喫茶店の奥の席に座りキザな台詞を呟く寅さん。こういう時の寅さん、やっぱり絵になるしカッコいいんだよなあ・・・。
とらやさん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-26 21:15:50)(良:1票)
2.このシリーズでは、よく人が人の家にやっかいになる。泉がさくらの家に、寅が蝶子の家に、こういうときの女主人の導き入れ具合の自然さに、気持ちのいいものがある。あんがいこのシリーズの重要なポイントかも知れない。よその人・旅人を積極的に家の中を通過させようとすること。そのことによって社会が悪く固着するのを攪拌してるような感じだろうか。もちろん、たいていが顔見知りだった村社会時代への、アナクロニズムなノスタルジーでもあるんだけど。寅は怪我さえして本当に背景に退いて、でも恋があっただけでも良かった。朝、船出する弟と蝶子さんの会話をしみじみと聞いているシーンなんか、ずいぶんと地味な味わいになってきた。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2011-11-13 09:48:35)(良:1票)
1.《ネタバレ》 寅さんの登場シーン(風吹ジュンとの出会いのシーン)がいつになくカッコイイ。本シリーズのひとつの見せ場である寅さんの「とらや帰宅シーン」が中々出てこなくてイライラするのだが、後半になって拍手で迎えられるといういつもと違うかなり異質なパターン。新幹線の別れのシーンでは、泉ちゃんが何と言っているのか何度見ても判らない。最後の柴又駅での見送りシーンだが、満男が構内まで入らないのが不満だ。
<追記>17年ぶりに再見。御前様ラスト出演という事もあって、様々な「別れ」を感じさせる作品。東京駅の別れは名シーンだし、柴又駅の別れも今見ると寅さんがロングショットで颯爽と去っていく感じはこれはこれでよかったように思える。総じて満男シリーズの中では秀作だと思う。満男には成長を感じるもののまだ未熟さがあるが、これが若さというものだろう。そして、ラストの台詞である「何年先かわかんないけど、オレが大人になって、もう一度泉ちゃんに出合った時、新しい物語がまた始まるんだ」というのは最新作につながるのかと思うと感慨深い。それにしてもまだケータイもメールもない時代だからこそ成立する物語に懐かしさと時代の変化をあらためて痛感する。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2004-02-17 02:09:12)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.79点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.17%
51041.67%
6729.17%
7520.83%
814.17%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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