4.《ネタバレ》 これもいかにもチャップリンらしい皮肉がたっぷり込められていて面白い。自由の女神を前にしながらも何一つとして自由を与えられない移民の人達という皮肉! 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-25 20:58:02) |
3.大揺れに揺れる船上、船べりから体を乗りだす一人の男。ああ、船酔いで苦しんでるのか、と思いきや、こちらを向いた男、すなわちチャップリンは、実は能天気に魚釣りをしていた、という冒頭のギャグ。笑えるかどうかはともかく、魚を釣り上げたチャップリンの表情が、とにかく本当にうれしそうで印象的、まさに名演技ですな、へへへ(本当に釣ったんじゃないか、と思っちゃう)。その後の、船の揺れを利用したギャグなんかもなかなか効いてますが、何と言っても、ちょっとホノボノしているようで、結局はそれをぶち壊しちゃう、映画全体のナンセンスさが、一番印象に残ります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-05 16:28:32) |
2.いつものチャップリンの初期短編と少し違って全盛期の長編作品のような雰囲気もあり、このあたりからチャップリンが自分の作風を徐々に変え始めたのかなと思う。もちろんいつもの短編のように爆笑ギャグも満載で楽しい。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-08 18:05:04) |
1.この映画あたりから貧困に対する皮肉をコメディにしてきていたのを、逆に貧困というものを暖かく撮るようになった。お金をあげるシーンなんてチャップリンの暖かい感じが出ていてそれだけで泣きそうになった。自由の女神も印象的、自由の象徴のはずなのにそれを逆手に取っているところなんていうのは流石としか言いようが無い。 【恥部@研】さん 8点(2003-01-18 14:42:37) |