3. もう、なんと言って良いのやら……。こんな登場人物の誰にも感情移入できない作りでは、観ていてツラいだけ。
全く可愛げの無い高校生ども(まあ、ストーリーから考えれば、この可愛げの無さは役者たちが頑張ったとも言えるが…)が何人死のうが知ったこっちゃ無い。と言うか、まだ死なねぇのか? と、もどかしさすら感じる。
後半はさらに酷いデタラメ。黒木と堀北の無理やりな美談に運ぶ無茶苦茶な展開。首を吊ってずっと昏睡状態にあった堀北が、意識を取り戻すと即刻退院して自室に戻るって、どんな病院に入院してたんだ? 大体、メールを大量に送ってPCをフリーズさせよう! って……いつの話? 今時のPCがそんなことでフリーズするかよ。メールのサーバーが溢れるだけでお終いだわな。しかも、このシリーズを通じて呪いの主であったはずの美々子は、もうお飾りでしかない。
制作スタッフに訊きたい。台湾に続く韓国旅行は楽しかったですか? 中華料理と焼肉は堪能されましたでしょうか? 慰安旅行ついでに映画撮るのはやめていただきたいものです。