10.作品云々よりも、こういう映画の企画が通り、製作上映されて、なおかつお客が入ってちゃんと評価されていたという、自分が生まれる前の日本映画界に乾杯。 【柿木坂 護】さん 7点(2003-09-28 14:46:13) |
9.かつて、リバイバルではありますが映画館で見て感動したのですが、ビデオを借りてきて、あまりのテンポののろさに、こけちゃいました。私たちの生活リズムがあまりに速くなってしまっていることに、むしろ問題があるんでしょうかねえ・・うーむ・・。 【おばちゃん】さん 7点(2003-08-23 23:33:24) |
8.手放しで名作とは言えない気もします。ただ味わい深い作品であることは確かでしょう。志村喬演じる主人公と小田切みきとの、やや不倫っぽい関係も面白かったけど、やはりストーリーの展開として、いい人に祭り上げられる悲劇がラストにじんわりと効いてきますね。有名なブランコのシーンを、葬式の場面で想起します。ただ、肩すかしを食った気分になるのも事実です。 【オオカミ】さん 7点(2003-08-07 08:18:47) |
7.志村喬さんの鬼気迫る演技が印象的でした。最後に歌った歌がとても印象に残ってます。あれって、誰が作詞作曲して歌い手さんは誰だったのか知りたいです。レス求む(;´Д`) 【風太郎】さん 7点(2003-08-03 00:42:54) |
6.戦後7年目に、すでにこのような平和が訪れていた日本。その内側にある一国民の人生を相当の皮肉を込めて描ききっている。しかしその皮肉の意図が強すぎるのか、登場人物の振る舞いやせりふがかなりデフォルメされ、明らかに素直にうなずけない、リアルさからは程遠いものとなっていると思う。主人公の息子夫婦にしても同僚にしても、主人公の奇行に何かを察することを作者の意図で抑えられている感がある。当時の人間がそんなに鈍感であったとは思えない。「七人の侍」では十分に人間のリアルを描ききっていたと思えただけに、リアルな当時の日本を誇張した人間ドラマでうまく表現したと捉えればいいのだろうか。世界の黒沢がやったことなので綿密な計算の上でのことと。。しかし人間ドラマのリアリティーとして評価するなら小津作品のほうが格段にいいな、と感じます。時代を超えて共感できる人間の普遍があると思います。「七人の侍」があまりに凄まじい出来だったためか、私には少し物足りなさが感じられた映画でした。 【てっつん】さん 7点(2003-05-30 10:56:05) |
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5.演技力、ストーリともいい内容でした。志村さんよかったです。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 7点(2003-05-04 18:42:01) |
4.50年も昔の作品とは思えないほどよく完成された作品。志村喬の演技がすばらしいです。ちなみに私も一公務員として考えることは多かった。内容的には主人公の死後に語られる部分は間延びした印象を受けたのでその部分をカットし、残りわずかの命で頑張る姿を詳細に描いた方が良かったかな。ということでこの評価です。 【斬 鉄剣】さん 7点(2003-02-12 17:03:51) |
3.邦画のなかでは構成、描写がかなり優れていると感じる。テーマもややたいそうだが心に残るものが得られた。志村喬のはまり具合がいい。ヒロイン・小田切みきもキャラクターがよい。 【ケララの狸】さん 7点(2002-12-19 09:58:38) |
2.年々評価が変わっていく(自分の人生経験に応じて)映画ってあるけど、これはその一つかな。たぶん、何十年かしてから見たら、もっともっと良さが分かると思う。 【mic550】さん 7点(2002-10-20 20:09:59) |
1.初めて観た黒澤明の「静」の映画。「七人の侍」を観てからなので、志村喬の演技の幅の広さにビックリ。死を目前にしたさえない男の悲哀と希望、は良かった。泣き所も満載。ただ、テンポが現代の映画からしてみればかなり遅い。かといって淡々とした映画でもないので、ちょっともどかしい。そこだけが自分には大きなマイナス点。 【C-14219】さん 7点(2002-08-20 22:47:59) |