147.いい話なのはわかるし面白かったんだけど、例によって長い映画の為、疲れてしまいました。長い映画にも耐性をつけないとなぁ、と思った映画でもある。 【ディーゼル】さん 7点(2003-12-08 00:46:09) |
146.スピルバーグは天才でした。そして子供のように人を驚かせたりするのが好きでした。ある意味趣味の悪いホラーがかったものもあります。そして今度は、色気が出てきたのか、人を泣かせる作品も作った。それがE.T。あまりに売れ、このまま行くとジェームズ・キャメロンになってたかも。ところが観客は喜んでくれ泣いてくれたのに、アカデミーの世界では(子供だまし)と、大不評。この人、時代と離れすぎてたんですね。キューブリックのような、わかる人を特定とした芸術的なジャンルではなく、興行で成功してしまい専門家には受け入れられない。このシンドラーのリストはそんなアカデミーに叩きつけた挑戦状。自身の生い立ちを鏡に映すような、ドキュメンタリータッチの長く暗い、しかも実話を元にした時代に逆らうモノクロ映画で認められたのです。後半、パートカラーで、色がつくあたり、黒沢監督の影響ですが、エンディングで(偽善だ)と言われる方もいます。でもこの映画からその娯楽を取ったら映画ではなくなります。そして、この映画を作る勇気は称えられていいと思います。 【アルメイダ】さん 10点(2003-12-07 11:24:54) |
【コダマ】さん 7点(2003-12-04 21:37:58) |
【BAMBI】さん 7点(2003-11-26 15:56:32) |
143.少し重たい映画ですけど、見て後悔はしない映画。一度は見たほうがいいと思います。 |
【STYX21】さん 6点(2003-11-23 22:50:08) |
141.ナチスの教育は小さな女の子にさえユダヤ人迫害を平気でさせるほどに浸透していたんですね。収容所の所長が狩りのつもりでユダヤ人を射殺するのには呆れました。ひとりユダヤ人を救うために手を尽くすリーアム・ニーソンの演技に感動します。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 10:52:32) |
140.淀川長治は「よく聞いた話を劇映画で見せられる。映画は心。心の映画をそろばんで見せられ、私はへとへとになってしまった。」って言ってました。私もその意見に賛成なんです。まぁよくある話ですよ。作りが巧いだけで。感動って与えられるものじゃない気がします。赤い少女ってそれほど感動的でしたか?日本人にも同じことした人がいたじゃないですか。シンドラー自身はそれほどいい人には描かれてないですね。最後破産するしね。カラーパープルにしても、シンドラーにしても、史実を金儲けの手段にするのは好かんです。 【たかちゃん】さん 7点(2003-11-19 23:41:42) |
139.「アカデミー狙いで作った」というように批難されてますね。本当に映画が好きな人は、まず「作品」を純粋に見ると思う。作品を見る前から、憶測や噂や偏見で「気に食わない映画」として考えを固執してしまうと、偏った印象しか持てなくなるのではないか。 「偽善」という言葉にも重みがあります。 例えば、駅前で募金を嘆願している人たちは偽善者なのか? それにお金を入れる人たちは偽善者なのか? 自分も偽善的なのだろうか? 結局、募金をするのは個人にとってほんの一部のお金です。「自分は良いことをした」という自己満足でしかなのか。 「正真正銘の善人」というのは自分の比較的豊かな生活を飢餓に苦しむ人たちと同じような生活水準まで下げて、残りの貯金を全額寄付する人のことをいうのだろうか。 人を助けるということの本質は一体どういうものなのだろうか。考えさせられます。 映画の印象は赤い服を着た少女。色がそこだけ使われてますね。すごく強いメッセージが込められているように思いました。 |
138.描写が足りないとか、賞ねらいで内容があざといとか、いろいろ言われているけれども、なかなか丁寧で良質な作品である。一つ一つの事件・場面・人物のエピソードが、スピルバーグ監督にしては抑制のきいた描写で重ね合わされて、ストーリーを完成させている。シンドラーの描写に不満は残るが、この時代にこういう人物がいたのだ、という話なのだから、これ以上難解にしても仕方ないと思う。ただ、ドイツ人将校のエピソードなど、盛り込みすぎで長くなっている気もする。個々の役者の演技にはあまり見るべきところがないのだが、実際にシンドラーに救われた人々の子孫が出演しているとか。あと、ラストが西部劇チックで変だった。 |
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137.なかなか面白かった。・・ただショートフィルムの『ビザと徳』(ユダヤ人6000人を救った日本人の話)を先に見てしまったので、比べるべき物語ではないんだけど、少々冗長に感じてしまった。 【ウメキチ】さん 6点(2003-11-14 11:29:39) |
136.考えさせられる作品だけど、感動した、好きな作品とは言えない。リアリティも大事だけど、こういうのはもう、見せられたくないと思う方が先にくる。スピルバーグは映画作りの天才だと思う。でもこの作品はその上手さが鼻についてしまいました。押し付けられてる感じがしてしまいます。観客の心理を知り尽くしている娯楽作品。でもこれから世の中を動かしていく若い世代の人たちは一見すべき作品です。この歴史を繰り返さないために。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-11-14 09:01:14) |
135.感動した、泣けるがもう一度見たいとは思わない。だって重すぎやし、長いもん。アンチドイツ人のスピルバーグが立派なドイツ将校を題材にとりあげたところがびびった 【アルカポネ】さん 8点(2003-11-12 00:44:25) |
134.今を生きている私にとっては想像すら出来ない戦争の話。いくら教科書で勉強してもここまで詳しくは分からないと思った。しかもリアルに戦争を描いていただけでなく、それぞれ人々の表情も上手く表していたと思う。決してはむかうことをしよとしないユダヤ人(ある意味ただ生きるのに必死しかも絶望)、人を人だと思わないナチスなど印象的だった。そして、それらと別の存在にある・・・支配もしないしされないシンドラー。最後にシンドラーがユダヤ人達に言った言葉を聞いて「何て欲張りで素晴らしい人間だ」と思わずにはいられなかった。 【taron】さん 9点(2003-11-10 16:41:17) |
【jami】さん 9点(2003-11-08 21:27:43) |
132.今日のニュースで北朝鮮の収容所の様子を見たときにこの映画が浮かんだ。ナチスの残虐性は前から知っていたが、この映画を初めて見たときにあまりにもショックだった。シンドラーという人がいた事も知らなかったし、自分が今まで知らなかった事を認識できるということだけでもこの映画は傑作だと思う。シンドラーがこの映画のように素晴らしい人だったかどうかは別にして、ピストルを突きつけられながら爪を磨くメイドの気持ち、「犯人は誰だ」と問われ、答えなければ任意に銃殺されるところに並んでいる者の気持ち、トイレの汚物の中に身を隠す子供・・・命があとどれぐらい続くか全く予想できない人々。 あまりにも無慈悲で残虐非道な者が存在していた、そしてそれは今も地球のどこかに存在する映画の中では済まされない事実。 【JEWEL】さん 10点(2003-11-05 21:12:00) |
131.史上最悪の虐殺劇とそこでの心温まる物語の一片。 今なお世界中が忌避してやまない殺戮と慈愛に満ちた救いの精神。 作中には卑怯なまでのコントラストが存在し、 双方、つまり善と悪、生と死、正と負は対立の構図を描き、 我々視聴者は双方を、順番に、そして繰り返し見る(再生産されている)ことによって 感動を享受するのである。 したがって、本作は生、あるいは善、正だけでは成立し得ない(逆も然り)。 なぜなら感動無しには成立し得ない映画だから。 しかしながら・・・、そこが本作の弱みである。感動させようとするあまり、 作中を渦巻く生と死の演出にはいささか過剰なものがみられる。 過剰なまでの死と生の対照性を浮き彫りにさせたことは本作の功績であり、罪責である。 【ノマド】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2003-11-01 13:20:18) |
130.まー 確かに感動押し付け気味の映画であるけど、この映画におけるシンドラーは立派でした。しかし、スピルバーグの演出はわざとらしくてなんかむかつくんだよな 【たましろ】さん 6点(2003-10-21 22:26:42) |
【戦慄の右クロス】さん 9点(2003-10-20 12:54:42) |
128.スピルバーグ!映画の第一人者だし、映画ファンとして素直に嬉しい。彼が満を持して作った会心の作品だと思う。 【花守湖】さん 8点(2003-10-15 03:03:03) |