1.一度でも山登り経験のある人、若しくはこれから山登りを始めようとしている人
あるいは今年からアルプスデビューを目論んでいる人にはうってつけのわかり易い作品
かくいう自分もその一人なのだが(なにげに3番目)映像そのもので3000m級の高山に
登った気になれる安堵感を与えてくれる気持ち良さに溢れている
ただ如何せん演出や音楽そのものがもの凄く古臭い印象があってわざと昭和感を出しているのか
あるいは監督が古いのか・・・とにかく古典的な撮り方をしている
狙ってやっているのであれば間違いなくパーフェクトな撮り方だけど
そうでないのならこの時代にとっては明らかに古い作り方だと感じた
(蒼井優の洗髪シーンやラストのマツケンとのダンスシーン。。。唖然とさせられたw)
古き良き日本映画を再現したとかその時代の普遍的な作り方を踏襲したのであればそれで良い、
それ以上何もないが監督自身の趣味の映画、悪く言えば妄想映画としか思えない
でもまぁ作品そのものはホントに真面目に作られているので
変に気構えてみる事もなく自然体で鑑賞できるのが本作のウリではないのか?
そんな感じがした