2.物憂げな雰囲気ではじまり人間ドラマなのかな?と思って見だした。だらだらストーリーが進んでこちらも物憂い気分になってくる…いったいどうなるんだ?現金輸送車強奪計画からすこし話が面白くなってくるんだけど、始めからコツコツ続けてきたストーリーとトーンが変わって前半と絡み合わない。突然話は推理サスペンス調に進んでいき「あんたが一番の悪玉かぃ!」って終り方で、人間ドラマと思って見てきた私にはふにおちない感じ。自分はどんなふうに思えばいいのか、監督さんは何をしたかったのかと悩んでしまった。心には残らない映画だったけど、後半で少しはドキドキと見れたことに良しとしよう。ピーター・ギャラガーが美しく撮れていた。濃ゆーい顔した暑っ苦しい男ってイメージでしかなかったのでキレイな人だなと思えた事にも良かったとしよう。(と自分に言い聞かす)