1.写真家・浅田政志のお話
コスプレをして家族写真を撮る。
という少し可笑しな話から始まる映画。
序盤はコメディかな?と思わせておいて…。
東日本大震災が起こったのをきっかけに、
中盤からシリアスな空気へと変わっていく。
被災地・家族・写真といった要素が感情を揺さぶる。
心の琴線に触れる内容で、思わず涙する内容。
最後はこの映画ならではの締め方で、
爽やかにスカッと気持ち良く終わらせてくれる。
意外性もあってとても良い優しい映画でした。
一辺倒ではなくコメディとシリアスの両立・共存というか、
ちょうどいいバランスの完成された作品。
最後の最後のワンショットまで見逃さずにどうぞ。