37.《ネタバレ》 さすがゴールデンコンビ。期待を裏切らず素晴らしい仕事をした。トム・ハンクス凄くおもろい。ちょっとフォレスト・ガンプ思い出した。そのキャラクターを生かす話が作れるスピルバーグはもっと凄い。この二人は特に好きなわけじゃないけど、その才能は素直に認める。 パンフレット見ると分かるんだけど、スピルバーグは「名作や傑作では無く、観た後心が優しくなる映画を作りたかった」と書いてる。この映画はまさにそれ。ハリウッド映画の典型。笑いに笑えて、心がホンワカして、後に残るものは何も無い。潔い。 感想を箇条書きにしていくと、①俺でも暮らせる!②多才じゃねぇか!③めちゃめちゃポジティブ!④自分で話せよ!⑤じいさん何やってんだ!?⑥局長もっと粘れよ!⑦恋愛が絡むシーンは全然面白くねぇ!⑧そんな馬鹿な!!!・・・他にもなんかあったんだけど、細かい所覚えてないや(笑)。 この映画のテーマは「待つ」こと。いろんな人が何かを待っている。実はビクターやアメリア、インドのじいちゃんやその他大勢の登場人物と同じように、俺も待っていた。館内の客が俺一人になっても、明かりが戻るまでスタッフロールをにらみつけていた。そこに吉野家のロゴが映るのを信じて。(そんなもん影も形も無かったじゃねぇか畜生ー!!) 【池田屋DIY】さん 7点(2004-12-25 23:30:53) |
36.こんなにも多くの微笑ましい笑いが館内で起きる映画なのですから面白いはずです。ストーリーにインパクトはないのだけれども、ほのぼのとした調子で終始安心して観られます。 【T橋.COM】さん 7点(2004-12-25 13:02:25) |
【ヒロヒロ】さん 8点(2004-12-24 21:11:49) |
34.飄々としたハンクスがほほ笑ましくてずーっと頬が緩みっぱなし。 ゼタ嬢との絡み、NYに来た理由はもっと練り上げてほしかったけど、まぁいいや。 何てことのないエピソードだからこそ、いいのかもしれない。 【ダージン】さん 6点(2004-12-24 05:06:24) |
33.安心して観られる寡作なヒューマンドラマ。カートを返却するとお金が貰える(返してもらえる?)のは合理的なアメリカ人ならではな発想だなと。日本もやりゃ良いのに。 【ロカホリ】さん 6点(2004-12-24 03:34:03) |
32.某番組で見て、詳しくは覚えてないんですが、フランスのシャルル・ド・ゴール空港に実際に何年間も居座ってそこに住み着いているおじさんがいて、彼の話を基にこの映画を作ったらしいです。空港で暮らしている理由やハプニングなどはすべて映画上で作ったストーリーらしいですが。パンフレットにはそのことが載っているかも!?この映画を製作するために、そのおじさんに多額の権利金が支払われたんだけど、空港暮らしに慣れてしまっていて、相変わらず居座り続けているらしい…。日本の空港じゃ、きっとありえない話ですよね。実際には迷惑だし、そのおっさんの甘えという意見ももちろんあると思うけど、それを大目に見て結局受け入れちゃってるフランスの空港って何だかイイ感じとも思える。お国柄の違いだよな(^^。 映画のほうは、私はトム・ハンクスの映画は「グリーンマイル」や「ロード・トゥ・パーディション」とかシリアスな役柄のものしか観たことがなかったので、彼のコメディタッチの演技はすごく新鮮で、そして面白かったです。入国管理官の局長みたいなオジサンとのボケとツッコミコンビの掛け合いも面白かった(笑)間の取り方とかバツグンだし、どこか温かみのある演技がとても良かった。「ポーラーエクスプレス」も観たんですが、それも同じような印象でした。その2作品で一気に、彼のファンになってしまった(^^;派手な大作って感じはしないし、周りの人々のエピソードや人情話はムリヤリ入れた感じもあって多少クサイけど、とにかく、映画館で声を出して楽しく笑える映画だと思います。あの皿回しの場面は、日本のお正月の余興にもあってると思いました。 |
31.いやぁ、本当に安心して観れますね。誰にでも勧められる良質な佳作です。確かに中盤中だるみを感じたり終盤の展開に納得いかない人もいるかもしれませんが、まぁあんまり肩を張らずに軽いおとぎ話だと思って観たらいいんじゃないでしょうか。個人的には職員3人組との掛け合いというか、余暇のよさが凄く微笑ましかったな。 【あろえりーな】さん 7点(2004-12-24 00:56:53) |
30.《ネタバレ》 主人公が背負った状況を考えると、すごく重いものがあるはずなのに、ベタにも軽快にもせずに普通に流しているのがいい。ラストの部分も、たかが30分前後のためにそれまでの数か月間があったという一筋のまとまりを見せていて、良い。ただ、根本的な問題として、トム・ハンクスにこういう役をやらせると、あまりにも安定感がありすぎて、何をやっていても危機感に乏しいのですね。だから、作品のドラマ性は減殺された気がします。中盤も、少しだれていたと思います。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-12-24 00:03:46) |
29.軽過ぎくもなく重すぎくもなく、近年のスピルバーグの作品は独特の雰囲気を感じ取れます。Catch Me If You Canにそっくりの雰囲気でした。その中で笑いあり涙あり、自分は好きですね^^トム・ハンクス本当に好きな俳優でそれは自分のレビューで彼の出演作品が上位を占めているのを見れば判って頂けるでしょう。キャサリンも本当に綺麗で…☆自分は品川でこの映画を観てその後羽田空港に行きました。でも今日は寒くてあまり展望台に居られる状況ではなかったんですけどね^^;今年最後の映画としては満足です。 【ちーた】さん 8点(2004-12-23 23:06:47) |
28.《ネタバレ》 普通に戦争が終わって国が復活して帰国かよ!と。平坦な映画でした。缶とかジャズとかもとってつけたようなエピソードであまり感動しないし、キャサリン・ゼタ・ジョーンズも恋愛っぽいものを入れておかないと華がなくない?といったノリの役みたいでした。 国が崩壊して空港で暮らすという一発アイデアだけで作っちゃった映画。トム・ハンクスの演技もマンネリ。この微妙な感じは上手いんでしょうけど、言葉がわからなくてかなり平和主義(?)のおっとりさんなだけなのに、ちょっと知的障害者か、なにか特別な人ちっくに見えてしまうのは私だけでしょうか?この映画で一番おっ、と思ったのは、クォーターの稼ぎ方を覚えたところでした。 【るいるい】さん 4点(2004-12-23 21:24:27) (良:1票) |
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27.《ネタバレ》 私がトム・ハンクスをこよなく愛する1つは「その軽快な演じ方」にあります。コメディアン出身の彼は、「ビッグ」「ターナー&フーチ」「プリティリーグ」最近では「レディ・キラーズ」などで、彼にしか出来ない軽快なテンポの演技をしてきましたが、「フィラデルフィア」「フォレストガンプ」で2年連続オスカー受賞してからは比較的重厚な役回りが多い気がします。「プライベートライアン」「グリーンマイル」「キャストアウェイ」「ロード・トゥ・パーディション」など。 演技力を見せ付ける彼も素敵ですが「人間味あふれる等身大の演技」を見るなら彼の右に出る人はいません。当然この映画は「彼のためにある映画」であり、時には椅子をベッドにするシーンで間に落っこちそうになり、悪戦苦闘するシーンや、1つ嘘を付けばNYに出られると言われても決して嘘を付かない彼の姿勢に思わず笑わせられました(笑)<そのくせ、キャサリンゼタには何故ターミナルにずっといるか嘘をつく! この映画は決して派手ではありません。クリスマスに他で上映されているどの映画よりも地味なヒューマンドラマです。それでも「ビッグネームが作り上げたテンポよい人間ドラマ」として見ると、本当に見てよかったと思える映画だと思います。 特にトム・ハンクスのファンの皆さんなら、このような、間に彼の笑いのテイストが散りばめられた作品は思わずうなづいてしまうのではないでしょうか!?「レディキラーズ」もですが、彼がどこか『笑い』を散りばめた人間的な作品を最近は選んでいるような気がして嬉しくてたまりません! 最近のスピルバーグは商業主義になってきたという人はいますが、彼が監督したという先入観を捨ててこの映画を「祖国に帰れなくなった男の9ヶ月間の物語」と思って観たら、これは中々の佳作だと思いますよ!文句無しに上手いトムの演技に6点。キャサリンゼタはやっぱり綺麗だったので+1点!スピルバーグとトムハンクスの4本目のコラボがいつか見れるのを期待してこの点を付けます!! 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-12-23 20:56:06) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 期待はずれでした。ゼタジョーンズがいらない気がしましたね。そもそもなれ初めにしたって、なぜその時だけナボルスキーさんが英語しゃべれたのか分からない。ゼタジョーンズのフライト便を教えていたけど、ああいう状況でナボルスキーさん、そこまで見る余裕あったんでしょうかね?疑問です。清掃係のインド人が「あいつはCIAだ」なんてこと言っていたけれど、結局なぜそのときだけ英語がしゃべれたのかは分からないまま。英語の勉強をはじめたのはその後だし。その一件で興ざめしました。ゼタジョーンズ演じるアメリアも結局どっちつかずの女で、途中共感したところもあったんだけどラストあの男と一緒に去っていくのを見て「共感して損した!」と思いました。いくらナボルスキーさんが国に帰れるからってあんまりです。別れの決断をしたのなら他の男に依存するな!って言いたい気分。どうしたスピルバーグ!って叫びたい気分です。ゼタジョーンズ以外の空港の人たち(スタンリー・トゥッチも含めて)がいい演技でいい雰囲気出してたのに、ゼタジョーンズの分からなさで一気に私のテンションは下がりました。いや、ゼタジョーンズが嫌いと言うんじゃなくて、彼女の役はいらなかったな、個人的には。 追記:いろいろと納得できない部分は多かったんだけど、よくよく考えてみると、スピルバーグ自身マイノリティと言えばマイノリティなんだよね。ナボルスキー=スピルバーグ、と考えるとけっこう面白いかもしれない。クラコウジア人なのにアメリカ人受けするキャラクターのナボルスキーは、アメリカで、ハリウッドで大成功したスピルバーグと重なる。でもマイノリティとしてのアイデンティティを捨てきれないスピルバーグは、結局アメリア・・・アメリカとは結ばれることはなかった、完全にアメリカの中に溶け込んでいる訳ではないということを暗示しているのか?さまざまな国籍・人種が交差する空港は、そのまま人種のるつぼアメリカの縮図でもあるのだから。 |
【くまさん】さん 10点(2004-12-22 01:19:32) |
24.セットが凄かったです。そしてゼタ嬢がかなり美人だった!落ち着いた感じの化粧のほうがイイです。前半はとてもおもしろかったんですけど延ばして延ばしてあのオチはなぁ。もっとコンパクトにまとめたほうが良かった。トム・ハンクスには昔のようにどんどんコメディ映画に出演してほしいですね。 【ギニュー】さん 6点(2004-12-21 22:49:01) |
23.純粋に楽しませていただいた映画でした。 ぷぷぷと噴出す所あり、ちょっとホロリ(とはしなかったけど)する所もあり。 でも何て言ってもキャサリン=ゼタ=ジョーンズが良い!! マイケル=ダグラスの母ちゃんってイメージがまあ前回の「シカゴ」で払拭したんだけど アカデミー授賞式では、はちきれんばかりのお腹だった彼女。 いやーお美しい。 またもや私よりもお姉さん。 いいなぁ~。 金もかかってるんだろうどさ。ふん。 【あずき】さん 6点(2004-12-21 15:17:26) |
22.予想以上にコメディタッチで面白かったです。特に前半部のビクターが空港内で徐々に生活の場を確保してくところが素晴らしく、空港の舞台を活かした脚本と監督の力量を実感しました(同じハンクスの出演作の「キャスト・アウェイ」でも工夫して欲しかった)。トム・ハンクスも好演で、最初に話しているときは外国人エキストラのような印象を受けながらもだんだんと一般人と変わらなくなっていく様子が見事です。後半部にかけてドラマが希薄になっていくのは問題ですが、空港内の人々に認められあのラストに持っていく展開には感動させられます。自己犠牲を選んだグプタとアメリアの二人が切なく、いい味を出していました。その点を考えると旅の目的は蛇足な気がします。しかし、やはり「未知との遭遇」や「E.T」を監督しただけあってスピルバーグ監督はファンタジックな光の使い方がうまいです。わざとらしいと言ってしまえばそれまでですが、とにかくいいのです。ラストのニューヨークの夜景も綺麗で幕切れとして最高でした。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-12-21 04:00:19) |
21.トム・ハンクスだけあって、この手の作品はまるで水を得た魚。 笑いの部分ではとても楽しませていただきました。 脇役陣もとても人間味あふれ、作品全体としては安心して楽しめました。 しかし、肝腎な恋愛の部分や、ラストなどが、 何となくサラリと感じられてしまいました。 ラストなどは特に、ベタでもいいから、何らかしらのドラマが欲しかった。 あくまでも個人的な趣味の問題ですが。 でもあくまで空港内の人との交流がメインですので、あれはあれで良かったです。 スピルバーグならではの温かみを感じる、そんな映画でした。 それから、これもあくまで個人的趣味ですが、 キャサリン・ゼタ=ジョーンズは今作のように メークがナチュラルな方がきれいですね。 【城太郎】さん 7点(2004-12-20 12:52:31) |
20.《ネタバレ》 物語の冒頭から、主人公が空港の中で自分の生活空間を創りあげて行く様子は大変面白い。カートの回収で金を稼ぎ、生活の糧を得て行くところがユーモラスに描かれており、観ていて楽しかった。しかし、後半に行くにつれて次第に感動も尻窄みとなり、ハートフルな映画ではあったが今一歩期待していたほどの感動は無かった。ヒロインとの結末も入国ビザが取れてそれっきり、心のよりどころが無い彼女には共感出来なくもないが、彼女の主人公に対しての思いも中途半端で煮え切れない。お爺さんが強制送還を覚悟で我が身を呈して飛行機を止めた部分は良かったが、もっと劇的な結末と感動にしてほしかった。 |
19.アメリカ人は英語がしゃべれない人にも平気で英語で話しかけてくるんだよねえ。作品としては可もなく不可もなくという感じでした。でも、空港がセットだなんて、「どこまで手の込んだことを!!」 【tonao】さん 7点(2004-12-19 19:58:55) |
18.「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が、近年稀に見るほど映画監督の演出力を見せつけた作品だったので、JFK国際空港を一からこさえて撮影したという本作にも、当然の如く期待を持って臨みましたが、今回その点では、ほんの少し期待外れでした。「キャッチ・ミー~」と比べて話自体が地味だからしょうがないのかもしれませんけど、自由自在に撮影できる筈の、折角作った空港セットが今一つ生かされていない様に感じました(本作では、敢えてオールド・スクールな演出手法を目指したのかもしれない)。ところで、アメリカの空港に一人で降り立ち、英語も喋れないのに乗り継ぎ便に間に合わなかった経験を持つ私には、このシチュエーションは笑い事じゃなかった。この経験が鑑賞の妨げだったのかもしれません、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-12-15 00:19:42) |