86.《ネタバレ》 スピルバーグの軍事マニア魂が全開で、おそらく本作を超える戦場描写はしばらく出てこないのではないでしょうか。とにかくこの映画は「音」に対するこだわりが半端じゃなく、銃の発砲音はもちろん、兵士が被弾するときの音まで実際に肉塊へ銃弾を撃ち込んで採録していて、ここまでやるとはスピルバーグの「狂気」さえ感じます。ドラマ自体は兵士各人のキャラが丁寧に描かれているので、ちょっとあり得なさそうなストーリーですが説得力はあるかなと思います。何度観てもいらいらさせられるのはアパム伍長の戦闘時の行動で、「なんでそこで撃たないんだ!」と叫びたくなりますよ。最後はちゃっかり生き残ってるし。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-15 22:00:36) |
85.《ネタバレ》 長丁場なので休憩しながら鑑賞しました。戦闘シーンの臨調感は、他の戦争映画とは一線を画します。さすがスピルバーグ、戦争映画でも十分に通用する才を持ってるんですね。トム・ハンクス演じるミラー大尉の性格が好感持てました。冒頭に出てくるおじいさんは、てっきりミラー大尉だと思っていたので、意表をつかれました。この映画を見て、つくづく戦争は嫌だなと思いました。加えて、戦争を美化するアメリカも嫌だなと思いました。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-07 00:53:09) |
【承太郎】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-04 11:16:02) |
83.この作品がバンドオブブラザースにつながったことを考えるとその価値は大きいと思う。歴史的価値と映像はすごいが、設定はいまいちなので、6点。「バンド~」の叩き台的な意味合いに対してプラス1。 |
82.見た後、拉致被害者を考えてしまう。アメリカは犠牲を覚悟でき、日本は犠牲を恐れる。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-03-02 00:56:55) |
81.戦闘シーンの描写の生々しさが素晴らしいです。戦争がどうとかそういった類の映画ではなくありのままを写したみたいな記録的要素が強いです。お話も退屈なことなくあきずに見れます。ただこの監督には僕のマニアックな心をくすぐらせるような作家性をあまり感じません。スピルバーグの作品は必ず一定のクオリティを保っており決して損はしないんですけどねぇ‥ 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-08 06:33:08) |
80.あれこれ深く考えたら負け。純粋に頭からっぽにして見よう、そしたら間違いなく名作。まぁ自分は「なんだよ、この星条旗」とか思ってしまったんですけどね。 【非映画人】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-06 01:52:53) |
79.こういう超超級の、人類のド肝をぬく、映像を撮る作家たちが、(わたしはその衝撃度において、”プライベートライアン以降、少林サッカー以降”、などと呼んでいる)超優秀な人材たちが、なぜ、物語は?スジは?スクリプトは?となると、はなはだ、???というか、お寒いというか、なんで?というか、せいぜいあとほんの一ヶ月ぐらい、その肝心の”お話し”について、その優秀な頭脳を並べれば良かったのでは、と思うのだが、この、なにかこの、作品の全体の”いともいえないアンバランスさ”が逆に”味”になっているのかなあ?(これも、宇宙戦争も特にそうだったのだが、消化不良というか、その未完成さ?を感じる)よくわからない。見せなくてもいい映像、語らせなくてもいい言葉、があると思う。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-09-03 13:18:36) |
78.《ネタバレ》 冒頭の戦闘シーン・・なぜか中学生の頃、最初の生物の時間にブラック・ホーク・ダウンと共に見せられた。しかも前フリなしで。インパクトは大きかったのですがなぜ生物?消化不良だったのでこの間ビデオで全編通して鑑賞しました。少し長かったですが、戦場の臨場感や無意味さを感じることはできたと思います。 【HOPUKO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-31 15:07:03) |
77.《ネタバレ》 冒頭の上陸シーンのリアルな迫力には圧倒された。そこで死んでいく兵士達には、「死の美学」も「死の恐怖」もなく、ただ「死んでいく」のであり、ある意味この映画で最も強烈なメッセージとなっている。本筋のストーリーに入ってからは、ライアンを連れ戻すという任務を行いながら、兵士達は「なぜ自分達は戦うのか?」という問いを与えられるのだが、リアルな戦場シーンとのギャップで、その問いもやや弱まってしまった様に感じる。むしろ、最後に一人生き残ったライアンが、自分の為に死んでいった兵士達を思いながらどんな人生を送ったのかという事を描けば良かったのかもしれない。 【チャン太】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-07 23:10:34) |
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76.《ネタバレ》 ブラックホークダウンと並ぶ究極の戦争ドラマ。冒頭のノルマンディー上陸戦とラストの橋での闘いは壮絶を極めていました。悲惨な戦場のグロテスクな実情、極限状態にある人間の心理が痛いほど忠実に描かれていました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 21:38:20) |
75.硫黄島関連から戦争映画に俄然興味が湧き、立て続けに数本鑑賞しましたが、まぁおもしろいかおもしろくないかの二進法ならば確実におもしろいし、後年に残る作品だと思いますが、好きか嫌いかで問われれば「あまり好きじゃない」。観客を泣かせよう驚かせよう悲しませよう嫌悪させようという演出が前面に出まくった、かなりあざとい作品です。しかし、戦争の罪過がこれでもかというほど詰まっているので、左翼義務教育の反動で国粋主義に傾きすぎる前に、一生に一度は観ておいて損はないかも。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-09 08:38:45) |
74.後に残ったのは「あの銃撃戦すげえぜ!うおー!」という感想だけというちょっと困った戦争映画。派手な戦闘シーンを観て楽しもう。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-13 21:13:23) |
73.最初のノルマンディー上陸作戦だけで7点を差し上げる。その後はだらだらと続いていくが減点はしない。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2006-12-24 15:26:09) |
72.《ネタバレ》 最後までライアン二等兵を救うという任務の重要性、存在意味を掴めなかった。 3人の兄貴が戦死し、残るは末っ子のライアンのみ、国に送り返さねば。 もう最初から最後まで「何故?」でした。 途中からそんな任務はどこへやらといった展開になってましたけど・・・。 冒頭とラストの老人がミラー大尉ではなくライアンだった、と いう事のためにミラーを殺したのでは?と思えなくもない怒涛の畳み掛け。 戦争映画嫌いでありながら音響、そして映像にぐいっと引き込まれたけれど 気になるところもあってか素直に楽しめなかった、残念。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-23 12:16:16) |
71.最初のノルマンディー戦だけでいい、後は無くてもいい。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-24 23:13:02) |
70.《ネタバレ》 ○戦争って本当に無駄なことを愛国心と言う大義名分の下やらされるだけなんだよな。○その無駄な戦争がリアル感に溢れる演出で描かれることで、より一層際立っているように見える。○誰だ、こんな訳のわからん邦題つけたのは。本当に残念。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-01 16:04:28) |
69.《ネタバレ》 お兄ちゃんがはまってついでに私も見ました。 いやー最初の上陸シーンはすごかったなあ。映画館で見たら「うわわぁ~・・・(汗) 」とか声に出しちゃってたかも。 ただ、なんていうか・・・理由が納得いかないって言うか・・・何それ?一人しか残ってないからやっぱ連れ戻してきてって・・・おいおい。そんなことするくらいなら最初から子供ひとり家に残しときゃ良かったジャン。連れ戻すだけで1本映画作れちゃったジャンか!!っていってもこの連れ戻すハンクス隊もただの小隊にすぎなわけで映画で見てるとそうは思えないかもしれないけど、国にとっては大した影響はないわけで・・・なんていうかコレって切ない。。。でもそんな国にとってはちっぽけともいえる小隊のチームワークが泣かせてくれます・・・あの狙撃の人が一番ぐっと来てしまった・・・音や映像がリアルで他の戦争映画とは一味違ってるとこも高評価ですね。 【ハリ。】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-03 15:49:09) |
68.戦争系と潜水艦系は超が付くほど苦手で最後まで観れたためしが無かったんだけど後にも先にもこの映画だけは奇跡的に観れた。さすがスピルバーグ監督です。でも「シンドラーのリスト」は途中で挫折。本当は8~9点あげたかったんだけど最後ら辺の味方にいてた兵士で仲間を助けなかったのがムカッときたので点数下げました。 |
67.《ネタバレ》 個人的には、全体を流れるテーマは「地獄の黙示録」と同じ「正気を保てるのか」であったように思う。ただ、めざすものが、「更なる狂気をもつに至った人物」ではなく、「ナンセンスな使命」であったのだよなあ。生還したウィラードと違ってミラーは死ぬ。出番の少ないマットがよし。話題の冒頭シーンについては、「狙いすぎ?」。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:37:25) |