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一番美しく

[イチバンウツクシク]
1944年上映時間:85分
平均点:5.19 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(1944-04-13)
ドラマ戦争ものモノクロ映画青春もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-11-01)【イニシャルK】さん
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監督黒澤明
助監督堀川弘通
キャスト矢口陽子(女優)渡辺つる
入江たか子(女優)水島徳子
志村喬(男優)石田五郎
清川荘司(男優)吉川荘一
菅井一郎(男優)真田健
河野秋武(男優)鼓笛隊の先生
横山運平(男優)寮の小使
羽鳥敏子(女優)服部敏子
萬代峰子(女優)阪東峰子
脚本黒澤明
音楽鈴木静一
撮影小原譲治
企画伊藤基彦
配給東宝
美術安部輝明
録音下永尚(調音)
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1.《ネタバレ》 これは「情報局選定国民映画」らしい。そんな局が無くなって久しい2010年になってから観賞した訳だけど、私にはとことん胸糞悪い映画でした。兵器部品の工場で働く少女たちを世相を交えながらリアルに切り取ってあるのだろうが、国威の発揚という目的を持っていることは明らかで、それが「美しいもの」という表現の仕方にやるせない憤りを覚える。国家や戦地の兵士を気遣う少女たちの健気な想いには確かに見過ごせないものがある。だけど、事あるごとに「頑張れ」を繰り返す構成は、根本的に戦局を精神論で補おうとした考え方と同じで、それが後の「特攻」「自決」「一億総火の玉」などに繋がって行ったと思えるのである。正確にカメラを回した時期は分からないが、製作年度の1944年は南太平洋の戦況から日本の劣勢は決定的に近い状況。大本営はこの映画を自分たちの方針のプロパガンダに使ったことは明らかで、観た人は当局の狙い通りの感想を持ったと想像する。黒澤の演出によって抽出された少女たちの純真さが見事に利用された、というのは言い過ぎか…。いずれにせよ、この映画には肯定できる部分が無い。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 0点(2010-08-15 23:01:36)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 5.19点
013.85%
100.00%
227.69%
300.00%
4519.23%
5726.92%
6623.08%
727.69%
813.85%
927.69%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 8.50点 Review2人
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