13.《ネタバレ》 音楽とダンスがポップで楽しいミュージカル映画。 主人公がデブだけど愛嬌あって可愛いし、ジョン・トラボルタのママ役が特に素晴らしい。 ただ歌って踊るだけじゃなくて差別と闘うというシリアスなテーマもあり。 ラストの盛り上がりも最高で、正統派ミュージカル映画が好きなら絶対に観るべき映画だと思う。 【Nig】さん [インターネット(字幕)] 9点(2018-09-04 04:48:44) |
12.《ネタバレ》 ミュージカルが好きな人限定の映画ではありますが 人種やルックスへの偏見など深い部分を描いてるけど まぁ底抜けに明るくて前向きでw 音楽もR&Bやらモータウンやらゴスペルやらで 無意識に身体が動いちゃうはリズム取っちゃうわww いちおー悪役なんだろうけどM.ファイファーだって 自分の人生に対して悪びれてないのもカッコいいね にしても R&Bやらゴスペルやらは黒人さんには勝てません これも一種の人種偏見なのかもしれませんが どんなに頑張っても勝てません パワーと迫力、声の伸び どんなに頑張っても勝てまへーん 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-02-09 21:06:45) |
11.《ネタバレ》 ミュージカル映画を冒険アドベンチャーモノのプロットで作ったらこうなりました、という見本のような映画。このプロットというのが本当にコテコテの王道プロットでして、割と色々な映画でも使われているものです。①主人公がある大きな難関に遭遇し、すごすごと引き返してくる。②社会的地位の低そうな連中(黒人の不良生徒達)の仲間になる。③野蛮なはずの彼らが実に洗練された技術(ダンステクニック)を持っていた。その技術を授かって難関を突破。④難関突破のご褒美イベントとして、主人公が以前から「いつの日かあそこに…」と憧れていた場所(TVスタジオ)で自由に行動できる状況に。以降、「忙しいが非常にやりがいのある充実した日々」が過ぎていく。さらに、素敵な異性との仲が親密になる嬉しいイベントも発生。⑤蜜月の日々から一転、主人公の運命が急激に破滅へと向かい始める。仲間達と離れ離れになり、主人公の立場が刻一刻と悪い方へと向かう。⑥絶体絶命の状況から一気に敵の懐までスッポ~ンと飛んでいくありがたいワープイベントが発生。⑦最後は愛する人との共同作業で敵にトドメを刺す。…と、まあ大体こんな感じの話になります。こうしてみると本当に教科書的な王道プロットです。実はこのプロットは、宮崎駿さんの傑作「天空の城ラピュタ」にそっくりの構成なんです。試しに②の「黒人の不良生徒達」を「海賊達」に、③の「ダンステクニック」を「飛行機」に、④の「TVスタジオ」を「大空」に変えてみて下さい。あとはほとんど同じになりますから。ま、ともかくこの映画、黄金期の宮崎駿さんも好んで用いたこの超優等生プロットのお陰で、ミュージカル映画としては驚異的なハイペースでサクサクと気持ちよくお話が進んでいきます。普通のミュージカル映画では、ミュージカルシーンに入るとそこで一旦ストーリー進行が途絶えがちになったりするものですが、この映画ではミュージカルシーンでもお構い無しにどんどんストーリーを進行させるという方法がとられているので、その疾走感たるやかなりのものです。ミュージカル映画でここまでのスムーズネスを実現した映画はちょっと例がないのではないでしょうか。シチュエーションを頻繁にチェンジさせて、視覚的にも飽きさせない工夫がなされているのも感心しました。これには「雨に唄えば」的なサービス精神を感じます。9点です。良く出来てます。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 9点(2013-08-16 20:34:03) (良:1票) |
10.アッハッハ。こんなに楽しい作品だったのを今の今まで知らなかったのは不覚でした! ハリウッド随一とも聞くフェミニストのミッシェル・ファイファーがゴリゴリの白人至上主義者を演じるなんてのも、面白すぎ! トラボルタが母親役っていうんで、キワものとしか思えなくて見そびれてたのですが、お父さんがウォーケン、ミッシェルも出てるって知ったら、もっと早く見てたわよーん。トラボルタばっかり宣伝し過ぎたんでは? あっ、ところで、これってリメイクものだったんですね。ビックリ。ジョン・ウォーターズなら、ぜひ見てみたーい! しかも彼は本作でも製作にかかわってるんですね。なるほどなるほど。探してみよっと。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-22 18:00:46) |
9.これぞデ○の生きる道。ああもうなんて可愛いの!ダイエットに汲々として食べたいものも我慢する女子は多いが、どう見てもこっちの方が幸せそう。人が何と言おうと、自分賛歌を高らかに歌えたなら、その人生は大成功なのだ。思い切った配役が話題だが、役者達がそれぞれの役を嬉々として心底楽しそうに演じているので、見ているこっちも楽しくて仕方がない。個人的にはクイーン・ラティファの堂に入ったBig Fat Mamaっぷりが最高! 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-05-21 16:58:00) |
8.まさに「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の対極にあるような作品(笑) 主人公の明るいキャラクターが本作品の全てを表してるかも。 太っているからと卑屈にならない素直な性格は、見ていて本当に気持ちいいです。 劇場公開時に柳原可奈子がイメージキャラクター(?)として宣伝してたけど、 こんなにピッタリな人選も珍しいですよね(笑) ジョントラボルタのママ役も「普通に女優使えばいいのに」って思いましたが、 コミカルでマンガちっくな雰囲気がかえって良かったかもしれません。 主人公のパパ&ママのほのぼのした夫婦愛も、すごく和ませてもらいました♪ 人種差別というテーマもあるにはあるものの、中途半端なので印象薄いです。 そういうのは一切なくして、明るく楽しい青春ムービーでも良かったかな。 ともあれ、ミュージカル好きの私には素直に楽しめた作品でした。 【びくーにゃ】さん [地上波(字幕)] 9点(2010-02-09 00:42:47) |
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7.《ネタバレ》 マイベスト!!非常に楽しい時間を過ごせました☆「ハイスクール・ミュージカル」が自分に合っていて、そのザック・エフロン出演のミュージカルということで鑑賞。あ~映画館で観たかったな・・・と後悔するほどの大当たり。ザック・エフロン,ブリタニー・スノウ,アマンダ・バインズ,イライジャ・ケリー,ミシェル・ファイファー等、脇役が非常に良くて楽しめました。何時間もかけてメイクしているジョン・トラボルタはあまり華がなかったような気がします。音楽は飛び抜けて「ユー・キャント・ストップ・ザ・ビート 」がお気に入り。アップテンポで聞くだけで元気が出ました。重たくなる大題をこうも明るく伝えることが出来た、この作品を私は高く評価します。こういう作品をもっと製作して欲しいです。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-17 16:46:01) |
6.クドイですが自分は基本ミュージカル好きです。見終わってから見てよかったと心から思えた作品でした。 【naniwahito】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-02-20 22:32:05) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 文句なしに、楽しい映画。これぞアメリカ映画、っていう感じか。歴史を語るには、特に歴史の恥部を語るには、国によっていろんな文法があって、たとえば日本なら後悔と反省で語るだろうし、イギリス人やドイツ人なら皮肉で語るだろう。しかし、そんな歴史すらエンタテイメントとして語ってしまうのは、これはもうアメリカ人しかやらないことで、そこにはエンタテイメントに対する情熱というか、執念を感じる。平和な古き良き時代だった50年代から、公民権運動や学生運動に揺れる60年代へ。客観的には暗い道を進み始めたこの時期を、あえて「Welcome to 60's」などと明るく歌い上げてしまうアメリカ人の根性をうらやましく思える、そんな映画。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-10-13 18:08:59) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 スカッと最後まで楽しめました。脇役もふくめてキャストがそれぞれぴったりですばらしい。特にトレイシー役は、体型がどうだろうと、人種がどうだろうと、あっさり乗り越えてしまう底抜けに明るい天然前向きな性格がよくでていました。クリストファー・ウォーケンもはまってたなあ。歌も踊りもそんなに上手じゃないのに、ほのぼのと笑えました。ザック君もなんか垢抜けてきれいになってた。黒人の女の子が印象薄くて、優勝したときはあれっと思ったけどまあいいか。最後、欲をいえばトラボルタにもうちょっと踊って欲しかった。 【のまっと】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-12-10 13:45:17) |
3.《ネタバレ》 ここのところ、とかく小難しいテーマ性が表に出たり、ちょっとひねりすぎてたりと昔のように単純に楽しめないミュージカル映画が続いてましたが、久しぶりにほんとに楽しいミュージカルでした。人種差別なども出てきますがそれはあくまでもストーリー展開の要素として使われているだけ、そして登場人物は主役はもとより敵役までも愛らしくて最初から最後まで微笑みぱなっしで見ることができました。おまけに上空からの雲の映像で始まり鐘の音で慌てて学校に走り込むオープニングをはじめ過去のミュージカルを思い出させるところも多く、昔からのミュージカル・ファンにはたまらない作品です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-11-03 22:13:05) |
2.いや~良かった!元気にしてくれるミュージカルでした。楽しくて楽しくて、なんか最後は楽しすぎて涙が出てきました。ジェームズ・マースデン、ダンディーでカッコ良かった~♪ これを見て、来週からも仕事頑張ろうと思えました>< 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-11-03 15:45:21) |
1.《ネタバレ》 やっと自分の期待に応えてくれるミュージカル映画を見ることが出来た。「ムーランルージュ」「オペラ座の怪人」「シカゴ」「プロデューサーズ」「ドリームガールズ」と近年のミュージカル映画はどれも自分としては物凄く不満であっただけに期待半分、いや、それ以上に不安のが大きかったけど前評判の良さに今度こそという思いで見てきました。いや~もう、楽しかったなあ!歌に踊りにそして、何と言っても魅力的な登場人物達と、こんなにも楽しいと感じることの出来たミュージカル映画なんて、おそらく自分が生まれてから、そして、映画館で初めて見ることが出来たそんな気がする。良き昔のハリウッド映画の雰囲気がここには感じられるのと太ってることがコンプレックスというよりもそれを生かして、一生懸命に前を向いて生きようとする主人公の姿がとても気持ち良くて、これぞミュージカルって感じのとにかく楽しくて、楽しくてあっという間に終わってしまった気がする。主演の女の子が本当に良い。あの女の子の演技と表情だけでも見ていて本当に楽しいのに、脇を固める俳優陣がこれまた皆、良い。ジョン・トラボルタのお母さん役も全く違和感なし、父親約のクリストファー・ウォーケンのコメディアンぶりもやたらと面白く、あの変なおもちゃ屋さんでのミシェル・ファイファーとのやりとりなんて、本当に笑えるし、そして、黒人問題やらの深い問題を描きつつも、けして、重くならずに誰もが見ていて本当に幸せになれると思うそんな作品です。白人も黒人も同じ人間であるということがこの映画を見ると誰もが思うはずです。人種を超えた仲間意識、素晴らしい人達によるこの秋、一番の作品だと思いました。最後にミシェル・ファイファーのあの悪女ぶりといい、大人の色気といい、何なんだ!恐るべき、もう五十歳にもなろうというのに信じられないほどの色気とかっこ良さはどうしたら出せるんだ? 【青観】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-10-20 17:46:23) |