1.《ネタバレ》 原作未読、アニメ未鑑賞、予備知識は映画版1~3を配信で観たのみ。
1~3が望外に面白く「次は劇場の大スクリーンで観なければ!」と思い劇場へ。
まさしく製作者側の思う壺に嵌った訳ですが、こういう持っていかれ方は嫌いでは無いです。
そんな本作、「大沢たかおに尽きる」と断言してしまいましょう。
1~3での「何でこの人戦わないの?」と言う疑問を完璧に払拭する大立ち回りは見事の一言。
王騎将軍の怒りと気持ちの昂ぶりを観る側に納得させる過去エピソードの入れ方も上手く、
激闘を経ての馬上のシーンでは不覚にも涙してしまいましたよ、私は。
劇映画版は本作で完結との事、何とも残念では有りますが本作鑑賞後にWikipediaで原作の事を調べたら、
原作は連載継続中で(!)信が大将軍になるまでを描くには数十年規模掛かると思われ、仕方ないかと思った次第。
10点は四部作合わせての評価です。