6.《ネタバレ》 懐かしいですね。
当時、飯島愛さんの本も流行っていたので、映画も友達とみんなで見に行きました。
勿論、原作も既読です。
映画と原作に多少の違いはあるものの、映画は映画で纏まっているとは思います。
でも、当時を思い返すと、自分も友人たちも「つまらなかった」と言っていた事を思い出します。
あと異口同音で「オダギリ・ジョーめちゃくちゃ格好良い」です。
それしか残らなかったのかもしれません。
でも、見方を変えれば、そう思えた自分や友達連中は幸運だったのかもしれません。
あの映画(原作も含む)の内容、つまり飯島愛さんの半生に高校生が共感していたら、
それはそれで大変な事でしょうし。
「経験しなくても良いこと」というのは、いつの時代も判断が難しいです。
第三者は何とでも言えますし、当事者にしか解らない事も、たくさんありますしね。
現在の飯島愛さんの事を思うと、何とも言い難い作品ではあります。
本や映画を通して彼女の生き様を見て、若い女の子たちが同じ轍を踏まないでいること。
これこそが、彼女の願いであると思いたいです。