ヒマラヤ杉に降る雪のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヒマラヤ杉に降る雪

[ヒマラヤスギニフルユキ]
Snow Falling on Cedars
1999年上映時間:128分
平均点:6.01 / 10(Review 72人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-04-01)
ドラマ法廷もの
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タイトル情報更新(2023-01-25)【envy】さん
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監督スコット・ヒックス
キャストイーサン・ホーク(男優)イシュマエル・チェンバーズ
工藤夕貴(女優)ハツエ・ミヤモト
鈴木杏(女優)ハツエ・ミヤモト(少女時代)
リック・ユーン(男優)カズオ・ミヤモト
サム・シェパード(男優)アーサー・チェンバーズ
マックス・フォン・シドー(男優)ネルス・ガドマンソン
ジェームズ・クロムウェル(男優)フィールディング判事
ジェームズ・レブホーン(男優)アルヴィン・フックス検事
ヘンリー・オー(男優)ナガイシ(ジャン・シーレン 名義で)
エリック・タール(男優)
ケイリー=ヒロユキ・タガワ(男優)
リチャード・ジェンキンス〔男優・1947年生〕(男優)
ジェリコ・イヴァネク(男優)
宮本充イシュマエル・チェンバーズ(日本語吹き替え版)
工藤夕貴ハツエ・ミヤモト(日本語吹き替え版)
鈴木杏ハツエ・ミヤモト(少女時代)(日本語吹き替え版)
佐久田修アーサー・チェンバーズ(日本語吹き替え版)
内田稔ネルス・ガドマンソン(日本語吹き替え版)
松岡文雄フィールディング判事(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
石田彰(日本語吹き替え版)
塚田正昭(日本語吹き替え版)
脚本スコット・ヒックス
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作キャスリーン・ケネディ
フランク・マーシャル
編集ハンク・コーウィン
字幕翻訳戸田奈津子
その他奈良橋陽子(キャスティング)
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12.《ネタバレ》 日系のアメリカ国民を強制収容所に隔離し、彼らから人権と財産を不当に奪ってしまったというアメリカ近現代史の闇。そんな歴史の中で引き裂かれた男女のロマンス。人種的偏見が絡んだ殺人事件の裁判。この3つの要素が絡み合った作品ながら、各々がうまく混ざり合わないまま2時間が経過してしまったという印象です。過去と現在の物語が主人公の回想により同時進行で進んでいくというスタイルをとっているのですが、年代毎に画面のトーンを変える等の工夫がなされていないため直感的に内容を把握しづらく、話を追うことに対してストレスを感じてしまいます。話が分からないわけではないのですが、あえてこのスタイルをとる必要があったのかは疑問であり、上映時間が長くなるという弊害はありますが、話を年代順に整理した方が観客の理解は進んだのではないかと思います。
また、主人公の感情に共感しづらいという点も弱みとなっています。日系人に対する彼の態度が、度を越して冷たいのです。強制収容所送りが決定した際、彼は日系の恋人に寄り添うことを諦め、さらには、隔離政策に対して反対意見を述べる父親に向かって「そんな記事を書けば新聞社が潰れてしまう」と言い、日和見を決め込もうとしました。また、裁判開始後、偶然にも雪道で再開したハツエから「言論の力で何とかこの危機を救って欲しい」と懇願されたものの、「大したことはできない」と言ってアッサリと拒絶。さらには、かなり早い段階でカズオの無罪に繋がる証拠を入手していたものの、その公表をずっと控えているという冷血漢ぶり。さすがにイライラさせられました。
タイプキャストも作品の弊害となっています。カズオの弁護士がマックス・フォン・シドー、判事がジェームズ・クロムウェル。彼らの重厚なパフォーマンスは大いに評価できる一方で、額に「誠実」と刻み込まれているかのようなこの二人が付いていれば、カズオは絶対に大丈夫だろうという安心感が漂ってしまい、固唾を飲んで裁判の行方を見守るという観客の楽しみが失われています。少なくとも判事役には、どちらにでも転びかねないタヌキオヤジみたいな俳優を配置すべきだったと思います。また、対する検事役が悪人顔のジェームズ・レブホーンという点もマイナス。彼では、どう見てもマックス・フォン・シドーには勝てません。レブホーンとクロムウェルの役柄を入れ替えてしまった方がよかったと思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2015-08-29 00:10:39)
11.モノトーンすぎて飽きる。イーサンは良かったけど。鈴木杏があまり受け入れられなかった・・
Michael.Kさん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-23 23:45:09)
10.原作がアメリカではベストセラーだったからとはいえ、ほとんど歴史的背景の説明がないのは辛い。イーサン・ホーク、存在感なかったなあ。主役だよねえ。工藤夕貴も、いまいち魅力が伝わらなかったような・・鈴木杏の子ども時代のエピソードはよかったんだけどね。単調で、ラブストーリーなのか法廷劇かどっちつかずでした。これでは、アメリカで単身がんばってきた工藤夕貴の苦労も報われない・・・。結局、制作サイドは、「英語が流ちょうな日本人俳優」だったら誰でもよかったのか?
ころりさんさん 4点(2004-03-29 22:31:44)
9.思いっきり日本人でありながら、アメリカ英語のネイティブの発音を完璧に会得した工藤夕貴は本当に凄い。でも思うに、工藤夕貴や鈴木杏が出ていなくても私がこの作品を観ていたか、というのは疑問。そんな、日本人でも取り立てて語り継ぐこともない日系移民の話にアメリカ人が興味を持つとは思えず、これをハリウッドが映画化したというのはかなりの驚き。最初から商業目的ではなかったとしか思えない。文芸大作を狙ったのかな。
ひのとさん 4点(2004-02-19 17:40:31)
8.地味。だからといってつまらないわけではない。それは、舞台(どこなんだろ?)の美しさ、その美しさを切り取った撮影技術によるところが大きい。そのため、メインである屋内で展開される裁判部分がつまらなく感じてしまう。ここでの工夫がほしかった。工藤夕貴も悪くないが、鈴木杏の目の力のほうが圧倒的に勝利。彼女が出てくる幼少時代のエピソードのほうが魅力的に映るのは監督としてはどう思うのだろう?
ダブルエイチさん 4点(2003-12-01 18:34:35)
7.色使いや全体の暗い雰囲気は好き。ただ,裁判シーンが×。幼少時代の営みは,わざとらしすぎて悲しくなった。
ロウルさん 4点(2003-11-30 21:36:54)
6.工藤夕貴が出ていたので期待してみたのですが、あまりぱっとしなかったです。暗い一本調子の感じが続いていました。イーサン・ホークの繊細な青年役は合っていて○。
ぐりさん 4点(2003-09-08 18:04:54)
5.ハリウッド女優・工藤夕貴を見てみようと思った。演技はまあまあじゃないですか。作品としてはつまらなかった。
イニゴ・モントーヤさん 4点(2003-07-13 22:57:59)
4.う~ん、失敗作だと思います。でも、ぼくはこの映画がたぶんとっても好きなんだと思います。あのめくるめく回想シーンの美しさと、その中で描かれる日系人少女と白人少年の初恋の瑞々しさだけで、十分。だのに、あの裁判をめぐるメインストーリーが、すべてを台無しにしている…。監督の資質に、ああいう散文的な部分が本質的に合っていなかった。たぶんそういうことなんでしょう。でも、くり返すけれど、ぼくはこの映画を否定しきれない。鈴木杏もカワユイかったですしね…
やましんの巻さん 4点(2003-05-30 18:11:35)
3.重くけだるい内容が淡々と続き、見ていてしんどかった。いかにもイーサン・ホークが選びそうだなと感じた。回想シーンの入れ方、工藤夕貴には大いに不満あり。しんしんと降る雪の映像はきれいだった。
T・Oさん 4点(2003-03-15 10:27:10)
2.面白いとは言えない、微妙な作品。ラストシーンが嫌い。
スペシャルラブさん 4点(2002-05-03 03:56:25)
1.裁判モノの映画です。内容はすごい退屈で後半からが少し今まで我慢してみただけあったかなみたいな感じはしました。鈴木杏がいるんで驚いたんですけど今と見た感じだいぶ違うなぁと思いました。弁護士のおじいちゃんがすごいなぁと思った。あと所々日本語あるんですけどなんか聞き取りにくかった。感想をまとめると眠いでした。。。
バカ王子さん 4点(2002-02-18 17:35:04)
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【点数情報】

Review人数 72人
平均点数 6.01点
000.00%
111.39%
200.00%
356.94%
41216.67%
5912.50%
61318.06%
71419.44%
81419.44%
945.56%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
撮影賞ロバート・リチャードソン〔撮影〕候補(ノミネート) 

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