22.松子の生い立ちから投げやりな人生になってしまうのは分からないでもないですが、想像を絶するような心の痛みやどん底の人生を実際に経験しないとなかなか共感できない映画だと思います。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-28 17:40:02) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 演出は力技一本だし、キャラクターの人格造型とかはほとんど考えられていないし、色彩は毒々しいだけだし、説明的なナレーションは鬱陶しいのに、なぜか最後まで見せきるパワーには満ちているという不思議な作品。時系列を微妙に操作している小技のスパイスが効いている。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-10 03:07:01) |
20.《ネタバレ》 妻投稿■嫌われ松子の一生、不幸な女の一生。これをどう楽しく肯定するかが作品の味噌なんだろうけど…。よーく見たら、この松子という人、不幸な女という以前に他人を不幸にしまくっている(挙句に殺しちゃったりしている)。それも「自分が愛されたい」が為にだ。これって単なる「依存」だよね。私は依存自体は悪いことではないと思うけど、愛というものは「依存」だけでは続かないわけでありまして(-_-;)。■私の中にも当然松子的なあるわけで、多分女なら誰だってもっていて、それとうまく付き合い制御し、悩むのが人生だというのはわかるんだけど、そのダメな部分を肯定すること=人生を肯定することっていうのはちと監督違うんじゃないかと私は思う。■この映画、松子を主人公にしていると思うけど、こういう誰でも持っている、どう制御するか悩む部分をグロテスク(だと私は思う)な色彩で面白おかしく描くのなら、別に私も松子(デラックスの方)も麻原彰晃も、とにかく誰でも主人公に出来るわけで、でもそれって世間から前衛的と評価される事なのかという疑問は生じます。「ダメなところを肯定する」だけで一人の人間を描く最近の傾向には、その人をモルモットみたいに見ているような、冷たい感じがして嫌です。 【はち-ご=】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-09-17 01:20:44) |
19.凝った映画だということはよくわかる。キャストは、これでもかというほど豪華。思ってたよりおもしろかった。色使いでは『チャーリーとチョコレート工場』を思いだした。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-03-25 14:54:47) |
18.話はよくできてきてなんとなく最後ホロリとさせられてしまうんだけど、考えてみたら結局何にホロリとしたのかよくわからない。HD撮影+カラコレぎとぎとの映像が汚くて目が痛くなった。 【とと】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-03-24 04:03:22) |
17.嫌いじゃない感じなんだけど、なんか疲れた!!!でも笑った!!!!不幸な話をここまでおもしろおかしく描けるのかぁ、と感心した作品。 【くーちゃん】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-03-30 20:17:00) |
16.《ネタバレ》 中谷美紀ファンだけに、この作品は見ないで置こうと思っていたのですが。やっぱり、見ないとけばよかったわね。とても暗くなりがちなストーリーをミュージカル仕立てで、コミカルに演じているのだけれど、どうもなあ。相手役のくどかんや劇団ひとり、荒川ららなんかは個性的で面白かった。一番好演していたのは、弟役の香川照之かなあ。私は、筑後川も荒川も近所に住んでいたから知っているんだけど、確かに河川敷が広くて、とりとめもなく広い川という点が似ています。一緒に、見ていた中学生の子どもに、こんな人間にはなるなよと最後に教訓を垂れました。 【ジブラルタの星】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-13 17:14:24) |
15.こういった、明らかな、最近やった映画の、演出の手法の”マネ”が、明らかにハナについてしまうと、もうダメ!言い換えると、たとえるならば、”ダンサーインザダーク”でやってたから、わたしも!!!みたいな。。。。。。あほか。ひとのまねをすると、自己嫌悪にならんのかねえ?観ていて、恥ずかしくなった。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-08-15 01:36:16) |
14.《ネタバレ》 原作は既読。原作に割と忠実なのでやはりかわいそうな映画に仕上がってます。ミュージカル仕立てで明るくしてても暗い感じです。逆にミュージカル部分がなければ救いようのないほどに暗い映画になっていたのか。ただ、やはり長く濃い原作を2時間程度にまとめているので端折られているところはバサッと端折られていますね。松子に感情移入する暇もなかったので良かったのかもしれませんね。評価としてはごくごく普通です。 【いっちぃ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-21 23:16:51) |
13.《ネタバレ》 女の転落物語をオペレッタ仕立てで、畳掛けるようにエピソードを展開していく、前半の演出のアイデアはスグレものと思います。後半は松子の晩年をじっくり描くことで人生観を掘り下げ、天国で家族に再会し、大団円!といきたかったところなんでしょうが、これがいけない。ボクには長すぎた。光ゲンジのエピソードはかなり無駄。20分くらいにまとめてほしかった。でも、沢村めぐみ役の黒沢あすかさんは、かなりよかった。BONNIE PINKの歌とバックのイヤらしい踊りもかなりよかった。 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-10 13:18:11) |
|
12.ま、“だめんず”の最たるお話ですね。傍から“幸せを絵に描いた様な人生”と思われる人でも、本人が“不幸だわ、私って・・・”と感じていればその人は不幸なわけで、この映画が一般的には“不幸な転落女の話”を、やけに明るく描ききっているのはそんな“客観評価”と“主観評価”の不一致を暗示しているのかな、などと勘繰ってみたりしました。少なくとも、TV版ドラマよりは、こっちの方が好きです。・・・でも、さほど感動もしなかったし、単純にエンタメとして見てそこそこ楽しめたので、この点数に。 【すねこすり】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-28 11:50:03) |
11.中谷美紀のような美人に生まれても転落人生・・・これって、「宝くじで1億円当たったけど不幸になった人」な話な気がするのですが・・・(原作未読なのですが、やはり主人公は美人という設定なのでしょうか? ) 彼女が本当に不幸だったかどうなのかはわからない、ということが言いたいのかもしれませんが、宝くじを生かしきれなかった人生に、もやもやとした後味が残っただけでした。笑えなかったし。不幸ものなら「マッチ工場の女」みたいに自虐的に笑えるセンスのほうが個人的に好きですね。 【ETNA】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-06 18:01:57) |
10.《ネタバレ》 映像としては、よく出来ている。 でも、やっぱりどんな理由があろうと人を殺すのはよくないことだし、 そういった描写を含んだ作品として、面白可笑しくというのはどうにも不謹慎。 それに対する懺悔の言葉すらなかったのも残念。 因果応報というつもりなのかも知れないけど、最期の迎え方も後味が悪い。 フィクションであっても、子供が殺人者となるシナリオには閉口。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-05 06:02:24) (笑:1票) |
9.幸薄な流れとポップなノリがビタッとはまれば結構面白くなるんでしょうが、自分的には微妙にマッチしていませんでした。 あとはやはり、"松子"ではなく"中谷美紀"の印象が強くなってしまいますが、客観的に鑑賞する作品かと思いますので、これはこれで良いと思います。 上映当時の評判や話題性を考慮すると、観ておくのもアリかと思います。 【Prayer】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-03 19:57:13) |
8.評価が難しい作品。先に中谷美紀の『嫌われ松子の1年』を読んでしまったせいか、松子、としてでなく中谷美紀、として見てしまった。このシーンが大変だったのかぁ~、中谷さんは、という感じで。先にネタばれ本は読まない方が良いと思った。「ま~げて~のばして~♪」がしつこいくらい頭にこびりつく…。あと赤の色調もきつい。これも監督の意図ならば完全に頭に残像と音楽が残っているのでまんまとはめられていると思う。 【おっちょ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-02 18:34:11) |
7.下妻物語が好きで、今作も期待してみたんですがイマイチでした。 色濃い演出が多々あり視覚的には飽きることはなかったですが話の内容自体があまり面白くなかったです。 でも中谷美紀さんの演技には感動しました。あそこまで良くやったなという感じです。 【マッドナック】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-29 19:06:42) |
6.とても悲しい映画でした、男性依存の女はろくな死に方しないんだなと思いました。 【ken】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-11-19 23:21:56) |
5.《ネタバレ》 松子に幸せになってほしかったな。物悲しさが残ります。 【ぷりとさね】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-11-13 22:52:09) |
4.ちょっとやりすぎ。どんどん話が展開するので飽きることなく観られるが、マニアックな世界を作りすぎたって気がする。 それに、最後の方は原作者の方が面倒くさくなっちゃったのでしょうか?まぁ一生を描くのだから色々あるんだろうけど、何だか一貫性がないなぁという感じ。中谷美紀も、どんなに汚い格好をしても、キレイな顔は隠せない。目だけがやたらとキラキラしてて、太ったオバちゃんの役は不自然すぎた。でもかなり頑張りましたね。 あー、それから、テレビドラマの方を少し観てしまっていたので、筋がだいたいわかってしまって、比べてしまったりしてそれもいけなかったなぁ。テレビ観てなければもっと新鮮に感じたろうに~。 【にゃ~】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-11-09 01:00:15) |
3.「下妻物語」ではまだ観る者の幅を狭めてはいなかった。しかし本作品ははっきり言って観る者を選ぶ。面白いか否かではなく、生理的に受け付けるか否かという問題である。雰囲気はかなりシュール。物語を描いた映画というよりは、監督の「作品」を見せられている感じがするため、この世界観を新鮮と感じるか驚いて唖然としてしまうかのどちらかに分かれるだろう。不幸な物語をポップに仕上げるという方法には確かに目新しさを感じる。ミュージカルを見ているような楽しさも味わえる。かなり監督の「色」が出ていることも評価に値すると思う。がしかし、監督があまりにもやりたいようにやりすぎた感がしなくもない。悪く言えば独善的なのだ。いつまでもこの調子でやっていてはそのうち飽きられてしまうだろうし、かといってさらに独自のワールドを突き進んでも観客がついていけるかどうかはわからない……というようなことを鑑賞中に考えてしまった私はおそらく本作の世界観に没頭しきれていなかったのだろうと思う。ただ、マニアにはウケそうな作風だとは感じた。 【HARVEST】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-07-18 07:13:00) |