13.最近ジブリの鈴木敏夫がやっているラジオで、「オタクよりもヤンキーのほうが妄想や幻想の中に生きている」という話をしていました。それを聞いてからこの映画を観ていると、確かにそうかもな、と思わされました(彼らが「ヤンキー」なのかどうかはさておき)。自分の本名を隠し、ルイビトンやらアマデウスやら、特別な名前を欲しがったり。街ですれ違う親子連れを嫌悪したり。親は埼玉に住んでるっぽいし。そういう現実や生活臭から遠ざかろうとする様を観ていると、幻想の中に生きようとしていると確かに感じます。そこに共感できるかどうかで評価が分かれそうです。個人的には幻想がボロボロになっていく様は面白かったですけどね。映画全体は起伏がなく、吉高由里子の演技も一本調子で退屈でした。「やつれてるし顔色も悪い」ようにはとても見えなかったです。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-03-26 11:01:53) |
12.《ネタバレ》 原作は既読。原作を読んだ感想は覚えていないが、引き込まれて読んだ記憶がある。 でも映画は別。面白くなかった。吉高のヌードは見られて得したけど、登場人物の誰にも共感できなかった。。。 【おれおれ41】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-01-28 18:19:13) |
11.原作未読。 いや、既読か未読か、そんなことは映画を観る上では、どうでも良いこと。 見た目以上に、精神的に痛々しい作品。 主人公のルイが、精神崩壊していく様が、実に痛々しい。 吉高由里子は、こういった役の方が相応しいのでは?と思うほどの好演。 それに対し、相変わらずARATAはダメダメ。 実にダメ。 かなりの部分において、登場人物たちの描写が細やかであり、リアルなところも評価できる。 問題は、観た後の気分の悪さ。 良い意味でも悪い意味でもなく、ただただルイの精神状態のことを想うと、どうにもならない憂鬱な気分になる。 こういう生き方をしている人には、同情も憐れみも要らない。 というか、そんなのはなんの効果もない。 ただ傍観するしかない。 そんなやりきれなさが、とても痛い。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-03 23:58:44) |
10.《ネタバレ》 視聴者を選ぶので5。もっと面白く感じる方もいるかも知れない(主に若者かつ社会のダークサイドの存在を理解している人)。 ネタバレですがこの映画(小説)にテーマはありません。そうだと自分は感じています。あっても大部分の人には理解できない内容なのでないに等しいです。だから見方を変えるべきだと思います。自分は演技や演出は見れるレベルだったし全体を通した妙な緊張感も映像作品特有のもので価値がないわけではないと感じます。リズムも悪くない。加えて、吉高さんが好きなら一味違った彼女を見れるのがこの映画の大きな価値ではないでしょうか。シバさんもまさかあのARATAだったとはね。 【liptonton】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-10-14 03:09:26) |
9.蛇にピアスというか、ベロにピアス。 蛇にピアスでは頭の中がはてなだらけになってしまうよ 不親切。わかりやすく行こうよ ベロにピアスでいいじゃないか ベロにピアスでいこう 【3737】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-08-30 18:40:07) |
8.《ネタバレ》 何よりもまず、吉高由里子さんが頑張っています。それは素直にほめてあげたいし、皆さんもほめてあげてください。評価してあげてください。そして、この作品、一部の特異な趣向の若者のリアルを描いているのでしょうが、うまく言葉で表現はできないけど、何か違うような気がします。芥川賞といえども原作を読むことはないのでしょうね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-28 01:46:54) |
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7.《ネタバレ》 えっ、やっぱりあの舌ピアスはホンモノなのですか。リアルではあるが、まさかね…と思っていたんだけど。う~ん。確かに↓【no_the_war】さんの仰ること分かります。「デビルマン」に出演するからといってデーモンと合体する必要は無い訳で、ちょっと体当たりの意味を履き違えている。原作は出版された直後に読みましたが、自分たちの体を傷つける行為には共感できず、イタイ描写が四肢の先端を縮こまらせただけで素通りして行った作品でした。映画になったらもう少し理解できるのかと思っていたんだけど結果は同じでしたね。一緒に住んでいても互いの本名すら知らないというのは、今の若者たちの間に本当にある関係性なのでしょうか? そこに実感がない限り、中年には理解できない映画なのかな…。吉高由里子は映画デビューから注目していた女優で、その初主演作として期待していたんだけど、自分の理解が及ばないことが残念でした。役者根性が据わっていることはよ~く分かったので、今後も期待します。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-12-11 22:48:11) |
6.いやあシバさんカッコ良過ぎっすよ。まるで白ヘビみたいっすよね。オ オレ シバさんとだったら・・・ いえ何でもないっす。 【デヘデヘ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-06-30 08:00:55) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 数年前に原作読んだときはそれほど面白くなかったけど、公開時の評判のよさにつられて鑑賞。 冒頭、主役のルイとアマのダイコン演技に、かなりコケた。そんなダイコン役者でもセックスと喧嘩だけはリアルに出来るから不思議である。 それに映画でセックスすると決まって「体当たり演技」とか言われるけど、それならAV女優は毎回「体当たり演技」だろうってツッコミ入れたくなる。 演技が下手でもセリフとテンポのよさに前半は惹きつけられたが、アマがいなくなった途端、ルイが哲学者みたいな理屈をペラペラ喋り出し、ラスト30分はもうグダグダ……。 鏡の前で舌ベロに糸入れたところでエンディングロールのほうがスッキリしただろうに……。 蜷川監督の映画、結構好きなんだけど、本作は私の嫌いな「演劇カラー」が露呈してしまったのが残念。 それと友情出演はいい加減やめてほしい。映画の価値が下がる! 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-15 12:46:37) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 いまいち共感する所が無かったが吉高由里子の体当たりに+1 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-04 01:11:48) |
3.《ネタバレ》 蜷川幸雄による落ち着いた雰囲気・出演者の3人については言うこと無し。主役も川村ひかる似の美人で、惜しげもなくヌード・ピアスに挑戦しており好感が持てる。大物役者のチョイ役も初めて「此れなら有り」と思った。問題はストーリー、正直よく此れで賞を獲れたなと。ヤクザが出てきて結局”人の生死”によってでしか感情の起伏などが展開されないのである。あのな!ピアスや刺青を入れると即闇世界と繋がるのかよ。普通の生活を描く方が難しいし、その方がピアス=痛みという題材が生きるだろうに。主役の性格もあり得ないな、先を読まないで行動する奴を見るとイライラする。最後も、サディストと拷問を単に一緒にしている。 【まさサイトー】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-05 00:32:05) |
2.内容をよく知らずに家族で見始めたら大変なことになっただろうなと思いつつ、1人で見るのも結構きつかったです。 痛々しい描写は直視できずに目を背けてしまいました。 吉高由里子のおっぱいは凝視しましたが・・・まあ、話としてはそんなに面白いものじゃありませんでした。 当初は共感には程遠い感じでしたが、見ているうちに少し共感のような感情が湧いてきました。 誰に共感したかは内緒の方向でお願いします。 ラストはこれで終わり?って感じの拍子抜けでしたけど、ちゃんとしたストーリーがあったわけじゃないですし、こんなもんでしょうかね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-02 14:50:50) |
1.脇役の方が豪華なので、ビックリ。こんな端役で、よく出てくれたなーと感心した。だけどこの映画は、主役陣(ルイ、アマ、シバ)のはまり具合が半端なく、完全に支配していたね。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-11-29 10:54:00) |