30.《ネタバレ》 名前は幾度か目にしたことはあったのに話題に上らないタイトルだったので
あまり面白くないからなのかな?という、うまいことハードルを下げてネタバレ一切なしで鑑賞できた
まずアイランドという語感からホラーか陰謀モノ映画かな?と見当をつけて観始めた
精神病院という赴任先が・・・ん?となった。連邦保安官ってそんなとこ行く仕事なの?一人の患者が脱走したからって?
なんか変だなと思った。こりゃ、陰謀モノだと。銃を取り上げられちゃってるし
次に気になったのがやたら夢のシーンが長くてしかも陰鬱なこと
実は意味があるシーンなんだが鑑賞時はただの演出家のスタイリッシュビジュアルごり押しの道具に感じて
「あ~夢なら時間の無駄。いい加減にしてほしい」と憤った
で、みなさんご存じのあのラストまで
幻覚的なシーンはなにひとつ共感できない。もともと幻想のような映画という表現方法で見せられる幻覚は虚しい
現実的なシーンは悪くないが、名前のパズルのようなオチの為のアリバイギミックが連なるのは
辻褄がめちゃくちゃそうな精神病患者を取り扱うのに適してると思えなかった
目にしたことあるオチだが、そこに至るアプローチを楽しむジャンル映画と考えればそれ自体は減点対象にならない
ラストもうひと転がりするかと思っていたのでその分少し物足りなく感じてしまったが・・。