13.《ネタバレ》 時代や内容も好きなタイプの映画です。主演だけじゃなくこれでもかっていうくらいのそうそうたる顔ぶれの俳優たち。
判事、検事、弁護士、保安官、父親。。。それぞれハマるキャスティングなんですが、ハマリ過ぎ王道過ぎで意外性が全くないのがちょっとつまんないかも。
欧米のいろんなとこに登場する日本人、アジア系の女の子って日本人の私からするとお世辞にも可愛い、美形とは言えない顔立ちが多いんですが、工藤夕貴は日本人らしい顔立ちの上に可愛らしさがあって安心する。
映画の内容なんですが、混乱はしないけど回想シーンが同じか同じようなシーンばかりで、いつまでたってもファンタジー的過ぎちゃって、
何があったのかどうなったかはわかるんですけど、もうええ加減はっきりしてくれと思えちゃうわけです。詩的といえばそうなんですが、それに惹き込まれる、酔えるといった魅力があまり感じられません。
ハツエがイシュマエルに手紙で別れを告げるシーンはちょっとしつこいわよ。
しかし20数年前のイーサン・ホークの美しさを堪能できたのは良かった。葛藤しつつ、それを表には出さず裁判を見守る表情は最高です。