34.《ネタバレ》 この有名な作品、ようやく見られた。 音楽だけはよく知っていた。 テンポも良く、豪華俳優陣も素晴らしく、見応えがあった。 あの歳になって胸ぐらを掴まれる小沢栄太郎が気の毒だった。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-05-17 00:02:57) |
【へまち】さん [地上波(邦画)] 7点(2017-11-04 21:01:25) |
32.伊丹十三の~の女シリーズの第一弾。 脱税をする人達と国税局の査察官(マルサ)の攻防を描いた作品。 マルサをテーマとした目の付け所が素晴らしいし、このテーマでここまでおもしろい作品に仕上げられるの伊丹十三ならではである。 軽快な音楽、テンポの良さ、少しずつ散りばめられているコミカルなシーンが少し難しいテーマながらも全く退屈にさせず、俳優陣の演技も皆素晴らしく見とれる。 特にマルサの女(宮本信子)と権藤(山崎努)のキャラはどちらも格好良く魅力的。 終盤のマルサの一斉操作は目が離せない。 良い映画である。 【こしち】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-07 21:44:49) |
31.肩下げ式のごっつい携帯電話が使われてるのを初めて見ました!こういう人達が使ってたんだ!!! 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-16 22:53:18) |
30.《ネタバレ》 働く人なら誰しも思ったことがあると思います、なんでこんなに税金ってとられるの!?もちろん脱税しようなんてまでは思わないし、サラリーマンだと脱税もなにも天引きだし…ただ無駄な税金の使われ方を見てると納得いかないってのも心情としてありますよね。本作はその税金の脱税を取り締まる部分にスポットをあてたエンタテインメントです。ともすれば悪者の印象すらもってしまう(特に本編序盤に出てくるお惣菜屋さんに対する追及は血も涙もない感じを受けました)国税局に対して、いろいろな脱税事例を披露しながらそれを真摯に追う者としてヒロイックに紹介していました。特にマルサという言葉は一般に認知されるまでに拡がり、映画の持つ社会的影響力を如何なく発揮しました。ただの社会科ビデオではこうはいかないでしょう、やはり伊丹監督の魅せ方のウマさ、面白さがあってこそだと思います。しかしこの映画ってサラリーマンと個人事業主では全然違う印象を受けるんだろうなぁ。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-21 06:21:56) |
29.《ネタバレ》 脱税者とそれを取り締まる側の攻防を娯楽作にしちゃう伊丹十三監督の発想が面白い。家政婦さんがゴミを出すタイミングで一気に駆け込み「国税局の者だ!ちょっと旦那さんに用がある!」と津川雅彦。ここから雪崩を打って各所にガサが入る流れは実に爽快だった。宮本信子演じる板倉亮子も小さな商店に指導をしている時は冷血な人に見えたが、ヤクザにびびりながら調査を進めたり、ゴミ収集車について行き、ゴミ袋をあさって証拠を見つけたりと、努力を惜しまない姿には敬服の念を抱く。その他キャストも豪華で飽きさせない。山崎努は素晴らしいし、小林桂樹も作品をピリッと引き締める名脇役ぶり。「埼玉のホテル屋」芝居、好きだな~。少しだけ出演している小沢栄太郎も、翌年亡くなる人とは思えないしっかりとした演技で安心した。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-11 18:03:22) |
28.とにかく面白くて、何度観ても飽きないですね。脱税という、社会の裏街道のような部分を取り上げて、ここまで面白く見せてしまうのはお見事です。ただ、感動とか衝撃とかインパクトとか、観終わったあとに心に残るようなものはないので、わざわざ映画館で観るほどの作品でもないと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-19 15:03:43) |
27.アイデアの抜群に面白い映画。 とにかくうまい所に目をつけた作品で、公開当時はマルサという言葉を世に知らしめた。 脱税者の証拠隠しの様々な手口が、リアルさと共にスリルと緊張感を与えているのだが、 キャスティングにいかにも役者という俳優を起用しているのも一つの特徴で、 見応えのある重厚なドラマにも仕上がっている。大人が満足できる作品として、映画は大ヒット。 内容が面白ければ、ろくな演技もできない人気だけのアイドル俳優を使わなくても、 商業映画として十分成立することを証明した。 今の日本映画の現状を見ると、伊丹監督が亡くなってしまったのは非常に残念。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-29 07:37:58) |
26.○○全開、「さあ、どっからでも調べてやがれ」、隠す方も隠す方なら探す方も探す方、大変強烈である。あの手この手、裏の裏まで、つつがなく見せてくれる。こういう映画はめったに見ることができない。これが伊丹十三映画なのだろう。ラストシーンだって、紙と鉛筆があればよいのに・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-27 21:28:06) |
25.伊丹監督の一番の業績は「情報映画」って新しいジャンルを作ったこと。一斉査察がドキドキさせたけど、調査の部分が興味深い。シーツの洗濯数から調べていったりする。それらの情報が大きいうねりを作ってくれないところがちょっと不満だけど、こういう題材を見つけてくる才能は抜きん出ていた、もっと大手会社の製作部に見習ってもらいたかった。ただせっかくドライに行ってんのに、山崎と宮本を人情で繋げようとしたりするのが分からない。この人はひどく自分の意見が映画に出ちゃうのを怖れているみたいなところがあって、ドライにいくか、さもなければ紋切り型でいくかってことになる。でもこういう「社会」を扱った作品だと、やはり自分の立場ってのがどうしても反映してしまう方が本当じゃないだろか。どっちかの側につけっていうんじゃなくて、両者の執念がキリキリと詰め寄ってるところをヒョイとかわすような視点があってもいいんじゃないか、などと思ったものでした。山崎努の役名が、『天国と地獄』でさかんに電話を掛けていた相手の「ゴンドウさん」というジョーク。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-28 09:59:58) (良:1票) |
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24.面白い! 昔、何度も観たが久しぶりにじっくり鑑賞、主役以外にもそれぞれ見せ場があって盛り沢山、飽きずに見せる手法はさすが。日本のエンターテイメント映画としては相当上位に位置している。 今観ると、最初の国会議事堂のCGや、途中でアフレコが合ってない所など少しアラが見えるが、それでも十分堪能できる。 喜んで税金を納めたくなるような世の中になればいいけど、司る国会議員が脱税に精を出してる今の日本じゃ望むべくもなしと・・・ 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-19 10:18:24) |
【よしふみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-22 21:59:42) |
22. 国税専門官がとてもかっこいい。一時期目指そうかと思っていました。 【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-28 16:51:23) |
21.《ネタバレ》 この作品、公開当時、学生だった私は学校サボってガラガラの映画館で観たのを覚えてます。しょっぱな看護婦さんのおっぱいを吸っているおじいちゃんが映し出されるのを見て、良いなあ!羨ましいなあ!なんてアホなことを思いつつ観てました。そんな中で脱税する者、それを捕まえる者、脱税の手口を徹底的に見せてくれていて楽しむことも出来た。この映画が公開された年、1987年ていうと確か世の中はバブル最盛期であったはず。正しくこの時代に撮られたことが作品全体に物凄いリアリティを感じる。その一方で映画的な興奮というと果たして如何なものかと?いう不満も残る。そうは言うものの、面白いことは面白いので低い点数は付けられない。伊丹十三というと俳優としてもなかなかのもので大変癖があってその癖が苦手な人はとことん苦手かもしれないが、私は結構好きである。監督としての伊丹十三よりも俳優としての伊丹十三の方が私個人としては好きであるが、監督としての才能、眼の付け所もその時代にきんと対応していてなかなかのものである。そんな伊丹十三というこの監督としても才能のある一人の死は大変な不幸であり、惜しまれる。今も生きていたら間違いなく今の時代にあった作品を次から次へと発表してくれることであろう! 【青観】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-25 22:38:51) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 後半に前半のテンポの良さがあれば良かったと思う。あと、後半はドラマが取って付けたような感じになっているのも違和感あり。でも、主要キャストのキャラ、聞き覚えのある奇妙な音楽が良い味出してたし、内容としては素直に面白いと言える内容。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-08 23:46:05) |
【フッと猿死体】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-04-05 09:31:31) |
【Yoshi】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-03-23 19:44:41) |
17.《ネタバレ》 面白かったですな。 伊丹十三が監督として物凄い勢いで注目を集めていったのがよくわかります。 ただ、「日本の映画監督はそれまで一体何をやっとったんじゃ?」とも思いますが(笑) 山崎努も宮本信子もカッコイイ。 捜査官が全員一丸となって奮闘してる姿も好感度大。 こういうのって、たいがい誰かがヘマしたり裏切ったりで無理に見せ場を作ろうとしたりするんですが、下手なヒネリを入れずに見せてくれるのがいい。 ただ、少し冗長なのが惜しい。 いっそ単純な「対決もの」にしてしまって、勧善懲悪のカタルシスでスパッと見せてもよかったんじゃないか、とも思う。 【とっすぃ】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-06-09 02:09:31) |
16.自分にとって初の伊丹作品。序盤は権藤のカリスマ的な錬金術師ぶりに、中盤から後半にかけてはその権藤を追い込む査察のコミカルかつ鮮やかな仕事ぶりに惹かれる部分が多かった。 【ピボーテ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-02 17:01:01) |
15.《ネタバレ》 いいねー、ストレスなく見られるのが。おばちゃんがムキになって脱ぐシーンとか笑っちゃったね。ギャグかリアルかきわどいトコに思えた。なんか登場人物一人一人になんとなく人間味が感じられていい。 【ノス】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-01-10 03:04:54) |