シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

[シンエヴァンゲリオンゲキジョウバン]
EVANGELION:3.0+1.0 Thrice Upon A Time
2020年上映時間:155分
平均点:6.74 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-03-08)
公開終了日(2021-07-21)
アクションSFアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
新規登録(2020-04-16)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-07-10)【イニシャルK】さん
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監督鶴巻和哉
中山勝一
前田真宏
庵野秀明(総監督)
助監督轟木一騎(総監督助手)
緒方恵美碇シンジ
林原めぐみアヤナミレイ(仮称)/綾波レイ/碇ユイ
宮村優子【声優】式波・アスカ・ラングレー
坂本真綾真希波・マリ・イラストリアス
三石琴乃葛城ミサト
山口由里子赤木リツコ
石田彰渚カヲル
立木文彦碇ゲンドウ
清川元夢冬月コウゾウ
関智一鈴原トウジ
岩永哲哉相田ケンスケ
岩男潤子鈴原ヒカリ
長沢美樹伊吹マヤ
子安武人青葉シゲル
結城比呂日向マコト
大塚明夫高雄コウジ
沢城みゆき鈴原サクラ
大原さやか長良スミレ
伊瀬茉莉也北上ミドリ
勝杏里多摩ヒデキ
山寺宏一加持リョウジ
内山昂輝加持リョウジ(少年)
神木隆之介碇シンジ(大人)
斎藤千和
川田紳司
興津和幸
星野充昭
さとうあい
滝沢ロコ
堀越真己
原作庵野秀明
脚本庵野秀明
榎戸洋司(脚本協力)
音楽鷺巣詩郎
作詞宇多田ヒカル「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」
星野哲郎「真実一路のマーチ」
山上路夫「世界は二人のために」
吉田拓郎「人生を語らず」
松任谷由実「VOYAGER〜日付のない墓標」
作曲宇多田ヒカル「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」
米山正夫「真実一路のマーチ」
いずみたく「世界は二人のために」
吉田拓郎「人生を語らず」
松任谷由実「VOYAGER〜日付のない墓標」
津島利章「激突!轟天対大魔艦」(「惑星大戦争」)
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス(まことのおからだ)」
主題歌宇多田ヒカル「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」
挿入曲坂本真綾「真実一路のマーチ」/「世界は二人のために」
関智一「人生を語らず」
林原めぐみ「VOYAGER〜日付のない墓標」
撮影奥井敦(セル画アナログ撮影)
製作スタジオカラー
企画庵野秀明
プロデューサー庵野秀明(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作スタジオカラー
配給東宝
東映
スタジオカラー
特撮摩砂雪(プリヴィズヴァーチャルカメラマン/アクションパートヴァーチャルカメラマン)
増尾昭一(名誉特技監督)
三池敏夫(特殊技術素材/パネル美術撮影/プリヴィズ制作協力)
尾上克郎(特殊技術素材/パネル美術撮影/プリヴィズ制作協力)
作画錦織敦史(総作画監督/キャラクターデザイン)
田中将賀(作画監督)
山下いくと(主・メカニックデザイン)
安野モヨコ(デザインワークス/キャラクターデザイン)
渡部隆(メカニックデザイン)
前田真宏(コンセプトアートディレクター/画コンテ)
鶴巻和哉(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
松原秀典(キャラクターデザイン)
貞本義行(キャラクターデザイン原案)
本田雄(キャラクターデザイン原案)
亀田祥倫(メカ作画監督補佐)
橋本敬史(原画)
摩砂雪(画コンテ案/イメージボード/原画)
樋口真嗣(画コンテ案/イメージボード)
今石洋之(原画)
吉成曜(原画)
美術前田真宏(美術設定)
宮村優子【声優】(筆記協力)
坂本真綾(筆記協力)
関智一(筆記協力)
内山昂輝(筆記協力)
編集上野聡一(編集助手)
録音山田陽(台詞演出)
その他スタジオカラー(宣伝)
東映(宣伝)
鈴木敏夫(協力)
スタジオジブリ(画面協力「となりのトトロ」)
円谷プロダクション(画面協力)
摩砂雪(画面協力「水中映像」)
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11.《ネタバレ》 うーん・・・。相変わらずの考察・解説勢からの補足なしでは理解できない作品作り・・・。
この辺は大嫌いな押井と同じ匂いがプンプンします。
ただ長く続いたエヴァンゲリオンという作品にピリオドをつけたこと、あとアクションシーン満載で、理解できない勢もそれなりに楽しめたことは評価できます。
本当に長い間お疲れ様でした。
わたたさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-01 22:38:34)
10.《ネタバレ》 劇場で鑑賞しましたが、サボっていたので今更のレビューです。このタイトルとは長い付き合いになるので、私的に総括したいと思います。
最初のシリーズには興奮しました。主人公はアムロに輪を掛けて内向的な性格だったけど、周囲のキャラが陰気を補完していたし、アクションは激しくカッコイイし、何より頻出するキーワードが謎めいていて、次回を見逃せない気分にさせられました。
しかし、ラスト25話・26話には不満が残りました。そこまでに撒き散らした謎が回収されず、主人公の内面描写で終了。興味を喚起しまくったうえで、鑑賞側が見たいものは提供しない。これ以上無いほどの「制作者のマスターベーション」でしょう。24話までのワクワク感とのギャップが整理できなかったファンは多いと思います。そんな鑑賞側の不満を、制作者は理解していたと思います。でも、あの時点ではあれが限界だったのでしょう。
「Air/まごころを、君に」には感謝しました。人類補完計画とは?の疑問に回答が与えられました。「ATフィールドは心の壁」なる台詞に、このタイトルの全てが集約されていると思いました。この台詞は、私が出会ったSFワードの中でも未だに屈指の輝きを放っています。
しかし、物語の進め方と終わり方はフツーでは無かった。病床のアスカに興奮して自慰行為に及びましたからね。最後、主人公はエントリープラグに座って悲鳴を上げるだけで何もしない。つまり、主人公らしくない。補完完遂後と思われる世界に動くものは無く、その荒涼とした風景に何を感じて良いかが分からなかった。主人公は生存していたが、ラストの台詞はアスカの「キモチワルイ」でした。やはりこの制作者はかなり特別な方だと思いました。屈折、あまのじゃく、へそ曲がり…、その辺りの形容詞が浮かびます。そして、そんな鑑賞側の違和感も、制作者は充分に理解していたと思います。でも、あの時点ではあれが彼の表現だったのでしょう。
そしてスタートした「新劇場版」。3~4作の連作が報じられていました。私は「今度は補完計画が失敗して終わるのだろう」と思いました。で、別に自慢じゃないのですが、その通りになりました。補完失敗を想像した理由は単純で、それがあまりに個人的な願望だったから。碇ゲンドウは彼の人生でただ一人、自分を受け入れてくれた女性を取り戻すことを期して計画を進めました。でも、そんな理由で地球人類70億の個性を無に帰すことを是として良い訳がない。現代や現在を全否定して終了する物語は、やはりあり得ない。 「制作者の作家性」と「好ましい物語性」の葛藤が新劇場版だったと思います。
「エヴァ」のテーマとは「ヒトのヒトの距離」です。この最終作へ至る道程を振り返ると、すごい数の距離を描いていたことに気付きます。その距離は時間と共に変化し、安定することはない。シンジとレイ、シンジとアスカの関係だけを取っても、接近と拒絶を繰り返していたことがよく分かる。そして、登場人物全員に言えることですが、良好な距離が少なかったことにも気付きます。けっこう常にギスギスしてましたよね。同時に、良好な距離が担保された時の安心感や満足感にも気付かされます。
制作者は「自分」の作品として、ヒト同士の距離の二面性を絵として残しておきたかったのだと思いました。碇ゲンドウと云う、小心で不器用な人物はおそらく制作者自身の投影で、人と良好な距離を作れない奴の代表。でも制作者はその態度を肯定している訳では無く、この最終作では、トウジ・ケンスケ・ヒカリ委員長と云う懐かしい面々を登場させて「好ましい距離感」や「好ましい物語性」へ配慮しました。そのうえで、シンジに主人公としての役割を与え、物語を完結させた。
その終わらせ方は、ここに至っては、私に取っては大きな問題ではなかったです。制作者の四半世紀に及ぶ葛藤が表現された作品。それが私にとっての「エヴァ」だったと思います。ありがとう、そして、さようなら、全てのエヴァンゲリオン。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 7点(2022-01-16 00:31:46)(良:1票)
9.新劇場版シリーズようやくの完結作です。まあエヴァとはTVシリーズからの付き合いでもう腐れ縁みたいなもの、この劇場版シリーズも何だかんだ言いながら全部観てしまいました。内容は若干、いやかなり難解なカタカナ用語連発で強引に終わらせた感がありますが(「ネオン・ジェネシス!」とかいきなり言われても分かんねえよ!笑)一応納得できる結末だったから、終わり良ければ全て良し!全4作、まさかの足掛け約15年続いた劇場版展開もようやく終了ということで、これにてエヴァ卒業ってことで。ありがとうございました!
ライヒマンさん [映画館(邦画)] 7点(2021-09-18 22:43:25)
8.《ネタバレ》 エヴァの世界の細かい考察などは他の方々にお任せして、、、(どうせわからないので)、私自身としてはこのシリーズはあくまで映像美や雰囲気を楽しむために鑑賞させていただきました。そう言ってるとなんだか美術館の楽しみ方のようだ(笑)。でも実際そんなものなのかもしれない。そういう風に楽しみました。「これはどういうことかな」「こういう意味なのかな」と考えさせられる要素もたっぷり有り、まさに美術館でアートを鑑賞して製作者の意図を考えるようなことに意識を忙殺されます。映像はただただ綺麗で、素人目にもその作り込まれ具合に魅了されました。個人的にやはり好きなのは戦闘シーン。一番シーンとしてわかりやすいからでしょうか。逆に前半ほとんどを占めたシンジ君の抜け殻シーンはあれだけ見せられたらちょっともうおなかいっぱいという感じです。

『序』も『破』もレビューしてませんが、今作は劇場と、このたびprime videoでも配信されたのを機にもう一回観てしまったのでレビューしておくことに。2回観ましたがやっぱりストーリーはもう字面が頭の上を上滑りするばかりでよくわかりません。ただ、prime videoバージョンだと字幕を出せたので、それでわかった表現がちょくちょくあったことは良かったです。あと、自分も最近知ったのですが、「序・破・急(Q)」というのは雅楽の演奏の三段構成のことなのですね。そういう知識が入るのもまた面白いところか。

一応これでエヴァシリーズは「終劇」と相成ったということで、『シン・~』は2回も観たし、今後しばらくこのシリーズを鑑賞することは無いんだろうな。「こんな話だったなー」という余韻に浸りつつ、別の映画を楽しんでいきたいと思います。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-16 12:31:47)
7.1995年10月4日の18:00だか18:30だかに放送された第一話に衝撃を受けてからリアタイでハマり、そしてあの最終話で違う意味の衝撃を受けた多くの同志達は今この映画を観てどう思うんだろうなぁ…と、あらためてそんな事を思わせてくれる映画でした。

もし25年前にこれに近い終わり方を見せてくれていれば間違いなく神話になっただろうな…とは思いますが(まぁあの最終話もある意味伝説ではあるのですが)、今だと逆に、綺麗にまとめすぎてありがちで平凡な終わり方になっちゃったなぁ…と、ちと残念にも思えてしまいます。
…まぁとにもかくにも一応ちゃんと終わった事をもって良しとしましょう。

そもそも単独の映画として評価できるようなものではないので点数のつけようもないのですが、つけないわけにもいかないのでとりあえずなんとなくの点数つけときます。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-15 01:50:09)(良:1票)
6.《ネタバレ》 25年分の全てに蹴りをつけた、それだけで感慨深い。
ストーリーの結末に関しては言うことはない。なんやかんや親子の話だ。
初号機と13号機、それ使って親子喧嘩するシーンはバキの親子喧嘩に見えたり。
密着ドキュメンタリ内でも父親の話をしていて製作の根底に影響している。
キャラのカップリングこれには各々の思い入れがあったり
考察の関係で一言物申す、な人が多かったのではなかろうか。実際、賛否両論だとは思う。
ただ話の流れだったり消去法だったり、様々な点からまぁこれが正解かなーと理解はできる。
旧劇アスカ推しなれば、ラストにシンジの告白で顔を赤らめる彼女を見て念願叶い救われたような気がしないでもない。
新劇になってから昔からの熱は冷めていたが終わってみればやっぱり寂しいものだ。
HIGEニズムさん [映画館(邦画)] 7点(2021-06-18 23:53:31)
5.《ネタバレ》 綺麗に終わると聞いてそれならと観に行った。
結論は観に行って良かった。
旧版のラストはまったく意味分からん状態だったけど
今作のラストは良く分からんがこういうことかな?位には分かったような気にさせてくれた。
なにより大きかったのはその後の世界が描かれて幸せにやってる事が分かったこと。
しかしなぜシンジ×マリなのか。
理由が思いつかないので綺麗に終わらせたい製作者側による消去法でカップリングが決まったのかもしれない。

意味分からん部分に拍車をかけているのが意味分からん単語が多すぎる。
俺が頭悪すぎるのか業界人が難しい専門用語使ってテキパキ働いてる様子を観てかっこええと感じる場面なのか。
少なくとも鑑賞中は頭パニックになって話が入ってこなかった。
それでも解説セリフが多く視聴者への配慮は多いなという印象。
普通なら解説セリフなしでも作品が理解出来る方が良いし言葉でなく場面で表現すべきと思うがこの作品に限ってはありがたいと感じた。

ただ25年前テレビアニメ版を観て興奮してたあの頃。
敵の正体が判明し数々の経験で成長した主人公が仲間達と熱い大きな戦いを経て勝利する。
そこまでセオリー通りではなくてもそんなラストに期待していたはず。
25年前の自分に言いたい。
テレビ版ラスト2話以降は観てはダメだと。
Dry-manさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-20 07:54:07)
4.子供たちに誘われて一家総出で見に行ったんですけどね。こんなの見終わってから家族でどういう会話を交わせ、ってんですかね、もう。息子は開口一番、「長かった・・・」と非常に真っ当なコメント、それでも何がしか、彼なりに楽しんだ様子も。
私は、というと、エヴァなんて序破Qに軽く触れた程度の免疫の無さ、終盤の「崩れ具合」にそれはそれは戸惑いつつも、どこか、記憶の奥に刺さった棘に触れられたような感覚も。
前半はまだ、大きな波乱も破綻もなく、そういう感じは無かったんですけどね。シンジ君はひたすら他者を拒絶(?)するばかり。さらに、画面外の人物がセリフをしゃべる、いわゆる「オフの音声」がしばしば使用されてたりするもんで、よそよそしい雰囲気が漂っている。だけど舞台はあくまで、穏やかな農村、友人たちは一人を除いて(?)優しいし、アヤナミ(?)は他者との交流を模索する(←こうやって「?」を連発しているあたりに、エヴァ初心者の戸惑いを感じていただけたら幸いです)。
後半、物語は大きく動き始めるけれど、物語ばかりではなく、映画の構成自体が揺らぎ始めて。あんなにコワかったゲンドウ氏が、ひたすら矮小化されていき、ただの妄想炸裂オヤジと化して。肥大化し続ける妄想のイメージ。シンジと繰り広げるのは、単なる親子喧嘩に過ぎなく、それは、チャチなセットやらお茶の間やらで行われる(それともこれら自体がシンジの妄想なのか?)。
だいたい、「父親の幼少時代」を息子が知る訳が無いのだけど、、、
と、壮大な物語がただの親子喧嘩と化す中で、冒頭における農村の光景から、映画の随所に工場地帯のイメージが挿入され、ラストはリアルな地方都市の風景で締めくくられる。
何なんだろう、これは。
アニメーションの限界に挑戦するような技巧の限りを尽くして描かれる未来戦争が、セットの中の親子喧嘩という茶番にまで矮小化され、浄化として描かれるはずのラストも、結局は「今の我々の日常」でしかない、ということ。農村が徐々に失われ、工業化が進んだ、普通の日常。
いや、それすらも今や失われつつある、という危機感、あるいはオジサンたちのノスタルジーなのか。記憶の奥の棘。
鱗歌さん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-20 05:55:03)
3.《ネタバレ》  IMAXで視聴。

 映像は、相変わらずのクオリティで、アクション・見せ場もあり、話のオチもきちんとケリが付いて、まあ順当なところに落ち着いて(コミックス版に近いか)、良かったかなという感じでした。それぞれのキャラの見せ場が個々にちゃんと描かれて、終わりも割とそれぞれ納得できる形に落ち着いたのは、最終話として良かったかと。

 最後がアクションでなく観念オチ(心情吐露の辺)なのは、まあ、元々そういう話だし、オチはそんなに目新しさはなくて、それ系の話としてはごく普通のオチと思うんですけど、その普通のオチ(しかし、ちゃんとした)を、技巧や演出でうやむやにごまかさず、シンプルに吐露するのに、これだけの年月がかかったかー、そうかー、お疲れさまー、という感じでした。よかったよかった。

 個人的には、元々のTV版が、エンタメ的に期待を抱きそうになるたび叩きつけられるように心を折られるのが、それを観た当時の自身の心境にシンクロして、すごい刺さって、そんな絶望的な状況に叩き落されても、それを乗り越えてやってくるものすごい希望的決着にたどりつくか!? と思ったら、力尽きて、叩き落されたまま終わってしまったので、それが長年の時を経てやっとまっとうな希望を抱かせる結末にたどり着けるまでに人間性を回復できたか、て感じですか。

 あとまあ、いろいろ価値観的にかなり古めかしいところが多々あるなあとは思ったのですが(自分は好きではあるけど)、あの、3本の槍の話が、ヒロインの関係の話と同期してると考えると、前世紀的価値観的にかなりゲスい話だなあと、しみじみ思ってしまったのですが、ちょっと考えすぎかもしれません。

 そんなところです。
simさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-17 02:36:13)
2.Qの混乱から9年。無事完走していただいて、まずは庵野監督はじめスタッフの皆さんに御礼。(ニア)サードインパクトから突然の14年後の世界を提示され、シンジ君と共に放り込まれた世界を理解できぬままに過ごした95分は、完結編「シン・エヴァンゲリオン」の為のQ(Question)だけの物語でした。そりゃ意味不明です。
 一方でTV版、旧劇場版をREBUILDするという目論見は見事に達成されることになりました。「―破」の後半からの展開で、まったく違う物語になるのかという懸念は、これまた裏切られつつも、「涼宮ハルヒ」の「エンドレスエイト」のように正解に向かって作られた物語でした。
 26年という年月は、創作者である庵野監督の心境の変化の為に必要だった。ヤマアラシのジレンマを抱え、LCLの海を至上とした世界から、他者の存在を認め、自分の立ち位置を確認し肯定していく。
 エヴァンゲリオンは見事に完結しました。
 一方で1本の映画としてみた場合、TV版、旧劇場版、新劇場版を見ていないと、登場人物の関係性や世界観がわからず、相変わらずの”一見さんお断り”の作品ですので、点数はこれくらいかと。
heeさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-14 19:50:38)
1.碇ゲンドウは現代人の闇そのものだった。観ていて胸の奥がチクチクと痛んだ。やるせなくて切なくて、そうだ、自分もゲンドウなんだって。他人と距離を置き、他人と関わらず、自分だけの世界にいることの楽さ。でも人は人を求めてしまう。愛してしまう。愛は強くその反面、狂気となる。わかっていてもどうにもならない、どうにもできない。

エヴァンゲリオンには人の全てがあった。

こんな奥深い作品をこの世界に産み落としてくれて、ありがとう。

ソーシャルディスタンスのせいで、人と仲良くなるおまじない、ができないことが悔しいです。

時間を置いてもう一度、観に行く...。
Dream kerokeroさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-08 14:10:38)
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.74点
011.85%
100.00%
223.70%
323.70%
423.70%
535.56%
61222.22%
71120.37%
81120.37%
9611.11%
1047.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.40点 Review5人
2 ストーリー評価 6.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.37点 Review8人
4 音楽評価 6.37点 Review8人
5 感泣評価 5.80点 Review5人
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