26.《ネタバレ》 NTRやんけ~~!!って叫びたくなるけど、なんだかいい話だったような気がしてくるのが不思議。 倫理的には完全にアウトだけど、残された家族が納得するなら部外者がとやかく言うことではないのかも知れない。 そういった事情を考えなければ、普通に感動的なラブストーリーだったように思う。 独身男と未亡人の出会いだったとしても成り立つだろうけど、子供と旦那が帰宅するまで4日間という設定がエロい。 そんな下品な設定の人妻なのにメリル・ストリープが演じると上品に見えるのが素晴らしかった。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-08-28 15:48:47) |
25.《ネタバレ》 私ならあの時、車から降りちゃってるかもなぁ。でも冒頭の子供らの反応見ると微妙だなぁ。カーナビや携帯がある現代ではもう無くなってしまったロマンチックな時間ですな。脳裏残像はいつまでもクリントの濡れた前髪、、、。 【movie海馬】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-12 22:37:54) |
24.《ネタバレ》 名作と呼ぶに相応しい作品です。インモラルな愛の形と言われればそうかもしれませんが、それよ含めて美しく描かれています。それとアメリカの田舎が舞台の映画、好きです。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 23:54:22) |
23.《ネタバレ》 全くイーストウッドのカラーが出ていないのがいいですね。沢山の女優が本作に興味を抱いたらしく、その中からイーストウッドはメリルを選んだとのことですが、公開当時、既に原作本を読んだ知人のほとんどが、イーストウッドは歳を取り過ぎていて適役じゃないと言ってました。確かにイーストウッドは65歳ですものね。 原作未読の私には、それほど違和感もなく、お互いが惹かれあっていく過程にのめり込めました。 究極の愛を描いた素晴らしい作品だと思いますが、ラストに流れていくにつれ、メリルの揺れ動く気持ちが延々続いた時、この作品は平凡な家庭を送る普通のおばちゃんのために作られた、おとぎ話なんだなと、ちょっと興ざめしてしまいました。これが旦那と奥さんの立場が逆だったら、ヒンシュクもんだし、仮に、二人が「失楽園」よろしく掛け落ちしてしまったら、絶対にヒットしなかったと思います。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-08-13 04:29:55) |
22.「一生に一度の愛」に向き合った時、男は理想的、女は極めて現実的な生き物なんだっていう解かりやすい定義を、格調高く丁寧に教えてくれる映画。原作は未読ですが、この筋を追う限りは相当ツマラナイものじゃないかと思われる。それをよくぞここまでの水準にまで引き上げた、監督イーストウッドの力量を評価します。最近秀作「クレイマー・クレイマー」をDVDで再見したんですが、特典の出演者インタビューで、メリル・ストリープがいみじくも「私のしてきた仕事で筋を通してきたのは、演じる役柄=彼女の事を、いかに自らの演技で擁護出来るのか考えてきた事なの」と興味深い発言をしていました。「擁護」かあ・・・、なるほど「クレイマ―」や「恋におちて」、この作品といい最新作「ダウト」といい、メリルはそういうスタンスでヒロイン役を今まで演じてきたなんだなあと納得しました。演技的には、後半何故か青臭く見えてくるイーストウッドを、ここでも完全にメリルは凌駕していましたね。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 10:01:15) |
21.この映画を観ていて、なんだか「タイタニック」を思い出してしまった。この回想形式のシチュエーションというのが、なんとも似ている・・・そして2人に対する「こんな短い期間で、そこまでの愛を感じることができるのかな」という疑問も・・・ とりあえず、メリル・ストリープは綺麗で中年の色気もたっぷり。不倫をする主婦の説得力はありました。でも、やはり不倫なので感動というわけにはいかず、「やっぱり、良くないことだし・・・」という感想でした。フランチェスカ、「そんな簡単に男に身を委ねるな」って感じです。自分のした不倫を美化して子供たちに最後告白するというのも・・・共感できず、なぜか手紙を読んだ子供たちが感動して態度がコロっと変わるのもわざとらしい・・・っていう気がしなくもありません。 今までの投稿レビューにもあったように、クリント・イーストウッドはフランチェスカの相手役としては少々老けすぎだと思いました。 【ドテカボ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-02-09 15:55:56) |
20.《ネタバレ》 マディソン郡の橋 この場合、おとこは枯れていないとダメである。 イーストウッドで充分。 しかも、ストリープ同様、 イーストウッドも少年になっていた。 ストリープの演技はちょっと鼻につく感じがした部分もあったが、 過去にちょっとインテリであったイタリア女性をものすごくわかりやすく表現していた。 (農作業のストライプシャツとスパッツ、ウエストラインが強調されたワンピース、 ソフィア・ロレーンを彷彿とさせる、多分創りこんだであろう既婚のイタリア女性のボリュームのある体つき) ドレスを纏って、ロバートの前にその姿を表したとき、イタリア女性であったフランチェスカの気持ちを充分に表現していた。 また、イーストウッドは充分魅力的な 一度はウキ草生活を否定したものの挫折し、ウキ草生活の染み付いた初老のおとこを演じた。 息子は、母の想像もした事のないそんな体験を徐々に理解し、 その意志を尊重して、家族・愛というものの重さを認識し、自分の生活を顧みた。 娘は、同性の母の痛みを充分理解し、愛の本質を感じたいと思い、夫と一旦距離を置いた。 両者とも、愛・家族というモノに基本は前向きに肯定して... 不倫がいけないとかいいとかの問題ではない。 真実の愛とは、かけがいの無い家族とその愛情とは...ということではないかと思う。 主人公の二人は、過去の主役 息子・娘の二人とその家族は、未来の主役である。 【seagull】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2008-02-21 19:09:10) |
19.演出がわかりやすすぎるきらいはありますが、全体として非常にバランスのいい映画だと思います。メリル・ストリープが上手い。イーストウッドも好演してました。現代の二人はちょっときつい。 飽きずにけっこう観れます。最後は切ないけど、共感できるかどうか…。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-31 00:37:01) |
18.《ネタバレ》 私は今女子大生で結婚もしてない身だけど、メリルストリープ演じる主人公の気持ちが痛いくらいよくわかった。旦那とは違う人に恋をしてしまった気持ち、でも家族を捨てられない気持ち、家族を捨てて別の男性のところへ行くことへの躊躇い、家族を捨てることでこの4日間の恋愛がいつの日か後悔に変わるだろうという予感、その全ての女心が非常によく理解できた。不倫はいけないものだし、道徳的ではない。けど、一生一人を愛することは不可能だと思う。でも、きっとイーストウッドとくっついていたとしても、また2人の間にはいつか倦怠期が来て、飽きがくる。だから、最終的に家族を捨てなかったのは正しい選択だったと思う。つまり、この2人の4日間の愛は、決して真実の愛ではないのだ。ただの錯覚。私から見れば、最後まで連れ添った旦那との方がまさに「真実の愛」だと思う。苦しみも哀しみも乗り越えて子供を一緒に育ててそれでも最後まで夫婦で連れ添ったんでしょ?4日間のイーストウッドとの情事は、「愛」ではなく、「錯覚」だろう。まあ、人生一度くらいはそんな恋愛をしてもいいのではないかしら。 【あしたかこ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-17 03:56:06) |
17.たった4日で相手が自分にとってかけがえのない人間だと確信出来ることがある?それが恋というもの?速攻で恋をした経験がないので、「やっぱり映画だからねぇ。」と思ってしまう。でもロバートからの遺品が届いた場面では、理屈抜きで彼の気持ちを思ってせつなくて泣けた。 【Miranda】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-24 23:21:29) |
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16.どんなに幸せに思える人(夫婦・恋人)でも、気が付かない不満がある。その隙間を埋めるモノが突然現れたら…私は心が動かされても仕方の無いと思うんですよね。だって人間だもの。それにこの(あえて断言するが)純愛映画では、愛情が結晶化して一番輝きを放つその瞬間にそれが封印される。ゆえに二人にとって完全なる愛として認識されるのだろう。そこが美しい。…話は変わって、イーストウッドのこの映画の時の髪型は…小泉首相を見るときに感じる「う、う…髪の毛、切ってくれ!」と同じで少しイライラ。 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-13 09:58:02) |
15.《ネタバレ》 結構みなさんの評価は厳しいのですね。この作品は見る人の年代や立場によって 評価はかなり分かれてしまうのだと思います。私の友人は「結局、フランチェスカ は家族をずっと欺いていたんじゃない」と批判的でした。私ももっと若い頃に 観ていれば同じような感想をもったかもしれません。しかし、私は二人の恋愛を 世間的な「不倫」と切って棄てる気にはなれません。一人の連れ合いを一生同じように 愛し続けるのは困難ですし、色々な人にそれなりの感情を抱くのは自然なことで あると思います。家族を守りながら、一方で男への想いを持ち続けた切ない 彼女の生き方を責める気にはなりませんでした。 ストーリー自体はそれほど新鮮なものでもないと思うのですが、映画自体はそれな りのレベルに仕上がっているのは、やはり主役二人の演技に負うものでしょうか。 ところで、夢を抱いてアメリカへやって来たが、いつしか田舎で家族との平凡な 日々に埋没してしまっていたフランチェスカの心が、夫とは全く違うタイプの男性 に呼び覚まされる、という設定には無理がないのですが、世界中を歩き、色々な人 との経験を積んで来たロバートが、彼女にあそこまで引かれた理由が今一つ理解 できませんでした。 【キムリン】さん 7点(2004-10-17 20:53:00) |
14.見てからだいぶ経つのですが、まだこの作品に対する評価がはっきりしません。もやもやした部分があって、どう解釈すべきか悩んでいます。不倫はどういう理由があるにしても良くないでしょう。ただ、ずるずると深みにはまることなく、一線を越えずに終われば、必ずしも悪い面だけではないようにも思います。家族を裏切らなかった自分の理性を確認でき、切ない思い出も残り、人生を豊かにしてくれる気もします。理想としては、不倫と言えないかもしれませんが、西部劇の名作「シェーン」の主人公と奥さんのような関係で終わるのがいいですね。やはり、男はがまんして、相手を傷つけないように去っていかないといけないなあ。 【パセリセージ】さん 7点(2004-02-01 05:50:09) (良:1票) |
13.自分を綺麗に見せることに執着することなく演じられる役者魂溢れる2人に、惜しみない賛辞を贈ります。うら若き美男美女の恋愛映画じゃ、決してこの感情の揺さぶりは味わえまい。生き方次第で人間はこうも変われるものかと教えてくれるメリル・ストリ-プの女っぷりにも脱帽。 【showrio】さん 7点(2004-01-06 00:48:36) |
12.2人が惹かれあった4日間を一生に一度の愛ってのは綺麗だね。長男がジャックダニエルをラッパする気持ちも当然わかる。信号変わっても車出せないイーストウッド、表情が見えない分切なさが倍増した。1人墓で眠り嫁を信じる生真面目な旦那はちょっとかわいそう。死んだ後はせめて彼に・・・から散骨、さっぱりした後味です。 【スルフィスタ】さん 7点(2003-11-16 03:03:06) |
11.マディソン郡の美しい風景に心が和みます。アメリカには、ああいう屋根つきの木橋がたくさんあるんですね。いいですね。即物的な見方をすれば浮気つーか単なる不倫ですが、家族思いの農婦と行きずりのカメラマンの老いらくの恋という捉え方のほうが大人でおしゃれですね。おじさんやおばさんもやっぱり恋がしたいんです。最後の雨の中での別れのシーンが印象的でした。 【くるみぱぱ】さん 7点(2003-08-13 21:21:19) (良:1票) |
10.原作を読んで映画を見たが、結局は不倫の話で、そんなものを子供に書き残してどうするんだよっ! という気がする。ただ、成人した子供たちが思い描いていたような愛ある家庭を築けずに傷ついたとき、母の秘密の恋を知ったことによって、現実をもう一度組み立て直そうとする・・・・・・という解釈も出来なくはない。もともとは、ロバート・レッドフォード主演で話が始まった映画化だったらしいが、華がありすぎるのもどうかと思うので、イーストウッドで良かったのではないか。ラストの、雨中の車のシーンは素晴らしい。 |
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8.すごくいい話なのに、メリルストリープが頑張ってワンピに着替えてるところとか、イーストウッドとの絡みは美しくなくて・・・またまたゆうても不倫やろという思いがこみあげる。でも、ネックレスをかけて最後まで待つシーンとか彼女のことをずっと思ってたというところ個人的にはツボでした。涙。 【ピペリカム】さん 7点(2003-06-02 22:48:57) |
7.他の人のレビューみると評価がわかれてますね。それで、悪い先入観をもって見たのですが、意外と良かったのです。(以下ネタばれ)不倫っていえばそうなんですが、ありそうでないような経験をした二人は幸せだったのでは?雨のなかの別れのシーンがあって、遺灰をまくシーンにつながるのですがなかなかグットきますよ。ただ、遺族の子供二人が妙に最後は納得してしまったところはいただけない。減点1で7点。 【ぴよっち】さん 7点(2003-01-02 11:49:27) |