フェリーニのローマのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フェリーニのローマ

[フェリーニノローマ]
FELLINI ROME
1972年上映時間:128分
平均点:6.25 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-10-28)
ドラマ
新規登録(2003-11-22)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2017-07-27)【S&S】さん
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監督フェデリコ・フェリーニ
キャストアンナ・マニャーニ(女優)(ノン・クレジット)
デニス・クリストファー(男優)(ノン・クレジット)
フェデリコ・フェリーニ(男優)(ノン・クレジット)
ゴア・ヴィダル(男優)(ノン・クレジット)
マルチェロ・マストロヤンニ(男優)(ノン・クレジット)
アルベルト・ソルディ(男優)(ノン・クレジット)
脚本フェデリコ・フェリーニ
ベルナルディーノ・ザッポーニ
音楽ニーノ・ロータ
撮影ジュゼッペ・ロトゥンノ
美術ダニーロ・ドナーティ(プロダクション・デザイン)
衣装ダニーロ・ドナーティ
編集ルッジェーロ・マストロヤンニ
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2.《ネタバレ》 これも全体としては率直にかなり訳ワカメな部分も多いが(特に「現代」のローマのターン)、個人的には「過去」のローマの種々のシーンからは愛だとか郷愁だとかいったポジティブな感情を大いに汲み取れて、その部分に関してはかなり面白く観れたと感じる。序盤のレストランのシーンやボードヴィル劇場、娼館の場面など、非常に粗野でそれはもはや「野蛮」とも言える様な無秩序ぶりには、それでも人々の活力というものが溢れて、どこかとても魅力的に目に映った。例えばそれは少しだけ『寅さん』を今私が観たときの様なノスタルジイ、とでも言いますか、古い時代の人々の力強さやそのコミュニティの緊密さ・親密さが滲み出ている様な、とゆーか。

それらの描写の端的な物珍しさ・ユニークさという部分には確実に観る価値があると思う。個人的には、観て損した感は全く無いですね。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2021-02-16 21:33:49)
1.《ネタバレ》 うつりゆくローマ、風化してゆくローマ、フェリーニ監督自身の少年時代の面影、どんどんと変化していく過去と現在、その両方を見つめる監督の視線というものが何か過去を背負って生きて行くことに対する不安とこれから先の未来に対する不安というものを暗示しているような何とも不思議な感覚を覚えずにはいられなくなるのはこの監督の映像的センスなのか?私にはよく解らないけれど、この監督の作品に共通して言える見ている時には解らなくても見終わった後に残る余韻、心に残る映像の数々、フェリーニ監督が映像の詩人と呼ばれる理由が解ったような気がする。ラスト、遺跡が建ち並ぶローマの街中をオートバイの集団が駆け抜けていく場面、それはまるで風化していく過去を感じさせ、タイトルにある「ローマ」を象徴しているようである。ここに監督が一番、言いたかったことが現れているのではないだろうか!
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-03-05 22:16:29)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.25点
000.00%
100.00%
216.25%
316.25%
4212.50%
516.25%
6425.00%
7212.50%
8318.75%
900.00%
10212.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

1972年 30回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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