《改行表示》66.《ネタバレ》 “*batteries not included”『※(この商品に)電池は含まれていません』。死産だったUFOの末っ子を見て、無口なハリーが放ったセリフです。どの辺りが東8番街なのかセリフをよく確認しませんでしたが、たぶん適当に付けたんでしょう。だけどなんか古典的名作っぽさは出てます。 公開当時、やたらとスティーブン・スピルバーグ製作総指揮って映画が多かったです。提供だったり製作総指揮だったり。ハートフルで、コメディで、家族で楽しめそうなライトSFファンタジー作品。CMに『スピルバーグ○○』って書いてあるだけで、ハズレが無いんだろうなって印象を持っていましたね。このスピルバーグ印のファンタジー作品って、当時は年に何作も作られていたので、実際どれほど彼が制作に関わっていたんだか、謎といえば謎でしたね。 善良な主人公たちとフレンドリーな宇宙生命体。過激な描写は控えめで、途中ホロリとさせられ、最後はハッピーエンド。本作も例に漏れず、私達がイメージするスピルバーグ印“っぽい”作品でした。 当時の大抵のスピルバーグ印は子供(せいぜい高校生の年代)が活躍するんだけど、本作はメインがお年寄り夫婦なのがちょっと異質だったかな。そのおかげで、グーニーズみたく子供が大活躍するのにリアリティを感じなくて入り込めない人には、丁度いいやって。 あのUFO夫婦が砕けたガラスから破れた写真まで直してしまうのは、ちょっとチート能力過ぎる気がするけど、可愛いから許せます。子供たちに飛び方を教えるとことかも、ほのぼのしてて良いですね。 最後は“絵に書いたようなハッピーエンド”なんだけど、それを実際映像で見ると『これで、本当に良いの?』って思えてしまうのは、当時も今も同じ感想。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2023-04-24 01:17:41) |
《改行表示》65.社会的問題をファンタジーで解決されてもねえという点には目をつぶるとしても、リアリズムをないがしろにしているのは許容できません。冒頭に老人が「私有地だ」と言っているので、土地や建物は老人の所有なのでしょう。犯罪で更地にしても所有権が開発側に移ることはないはずです。嫌がらせの一環ということで辻褄は合うのかもしれませんが、それだけでは説得力が不足しています。地上げを正当化することはできるのですが、チンピラに犯罪を犯させるのはリスクが大きすぎます。 ビルに挟まれて古い建物が残りましたというのは、この作品の作風に合ったハッピーエンドと言えるでしょう。日当たり悪そうという思いがすぐさま湧きましたが、今時そんなのは当たり前でしたね。 個人的にはビルの建設を挫折させることで、都市への一極集中と地方の過疎化に対するアンチで締めて欲しかったですが、この製作陣にはそもそもそんな気が合ったわけがないのでない物ねだりでしょうね。 【傲霜】さん [地上波(字幕)] 6点(2023-01-23 12:38:52) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 今さらながら予備知識ゼロで見ましたが、なかなか心温まるファンタジーでした。本来無機質で物言わぬマシンでも、描き方によって感情豊かになるということがよくわかります。要するに超能力を持った動物みたいなものですかね。 それはそれとして。これを見ていてふと思い出したのが「マルサの女2」です。だいたい地上げ屋というのは嫌われるものですが、たしか悪役の三國連太郎が「東京を発展させるためには、誰かがやらなきゃいけない。政治家がだらしないから俺が泥をかぶっているんだ」みたいなことを言っていて、いたく感動した覚えがあります。 何でも壊せばいいというわけではありませんが、スクラップ&ビルドは成長や革新の基本です。それを阻害しても、結局自分で自分のクビを絞めることになるんじゃないかなと。 ラストの近代的な高層ビルの谷間に残る古い建物という構図は、映画的にはハッピーエンドですが、社会的には誰得な気がしないでもありません。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-25 02:59:50) |
63.《ネタバレ》 子供の頃に観た際はすごく面白かったのですが、大人になってから観ると少し粗が目立ってしまいます。それでも十分に楽しめる程の高クオリティではありますが。なぜか分かりませんがロボット型宇宙人が可愛いです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-29 15:10:53) |
《改行表示》62.《ネタバレ》 魅力的なロボット(宇宙生物)といい、大人から子供まで楽しめる分かりやすいストーリーといい、 これぞスピルバーグの映画という感じ。 さすがだなあ、と。 終盤の悪役の扱いが雑だったり、細かなことは気になったが、概ねはいい映画だった。 それにしても、最終的にあのアパートの周りには高層ビルが立ち並ぶこととなったが、 日照権は大丈夫なのだろうか。 そこが一番気になった。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-05 08:28:24) |
61.《ネタバレ》 お目当てジェシカ・タンディは通常運転で可もなく不可もなく。ご主人ヒューム・クローニン共演、スピルバーグ製作総指揮でのワタリガニみたいなUFOロボットが登場するファンタジー作品というのに驚きました。バーガー作りを手伝うシーンを始めとしてロボットに胸キュンキュン。地上げに絡んでヒトの心を持ち合わせているような姿に胸熱に。悪方がマイルドで、ビルの谷間のラーメン屋さんのようなラストショットが心地よい後味を残します。見事な邦題にも感心の良作です。 |
60.「奇跡は目的や理由を求めると消えてなくなる」という台詞からは物事の偶然性や因果律の認識について考えさせられる。やはり奇跡というのは認識の問題であるのかもしれない。また作品上は「宇宙人」という事にはなっているが、「電気で動く機械式の物体」という描写からはロボットや今風に言えばAIとも解釈可能であり、そもそも生命体とは何か?とか、後半以降の描写からはAIに家族形成や仲間との連帯は可能なのか?といった疑問も沸いてくる。30年以上前の作品ではあるが、現代的テーマとして色々と問いかけをしてくる作品である。 |
59.シンプルなストーリーで分かりやすいけどチンピラのワルが突然自らの命を顧みずに助けに行っちゃうのってナンダカねぇ…まっファンタジーだからいいか… 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-10 17:08:41) |
《改行表示》58.感動モノか、と期待して観た。まあまあ面白いとも言えるが、思ったよりも普通の感じ。 壊したり、直したり、と撮影の順番を変えているのだろうか、とか余計なこと考えてしまった。 【simple】さん [地上波(字幕)] 5点(2020-06-21 11:04:14) |
57.よくできてると思います!!UFO一家がかわいいです。電池は付属されてない!か、しゃれてますね。実際の会社名が出るあたり、相当な宣伝効果があったのではと、考えすぎたりしてしまいます。こういう奇跡は起こってほしいです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-17 16:29:22) |
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56.《ネタバレ》 この3月にようやく本国アメリカでBD化されたのを機にAmazon usaからBD購入。当然日本語吹き替えやら日本語字幕は入ってないので日本版DVDの音声をかぶせて編集して鑑賞。便利な世の中ですね。とにかくこの映画が大好きでBD化を待ち望んでおりました。カルロスなんかは実生活で会ったらこんな嫌な奴はいないんだけど、最後おばあさんを助け出すために「僕だよ。お母さん。」と一世一代の嘘をつく優しい一面があったり、UFO生命体のぎこちない動きが、かえって今のバリバリCGでは描けない可愛らしさだったり、日本公開当時まだ高校生だった自分には本当に極上のファンタジーでした。あと、「Batteries not Included」を「ニューヨーク東8番街の奇跡」という邦題にしたセンスは素晴らしい。「Gravity」を「ゼロ・グラビティ」などという真反対の邦題をつけたおバカさんに見習っていただきたい。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2016-03-15 21:08:08) |
55.まさに80年代SFファンタジーですよね。きっと今ちゃんと鑑賞すると特撮とか粗が目立つだろうけど、いいんです。子供受けは今でもいいと思いますよ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-12-09 22:21:35) |
54.昔ビデオで見たのですが、今回CSで放送されたのを、「34丁目の奇跡」と勘違いして録画し、見始めたらジェシカ・タンディが主役と気付いて「あ、違った」。ムスコは「あれ、これってコクーンじゃなかったっけ!?」。観客は、いい加減なもんです。ハハ。それはともかく。やっぱりジェシカ・タンディは素晴らしい女優。彼女のいぶし銀のような演技が、かわいいファンタジーを、意外と見ごたえのある作品へと押し上げています。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-10-10 22:34:37) |
《改行表示》53.子供は出てないけど、内容は子供向けのファンタジー映画。 序盤を見ただけでラストはもう予測できてしまうが、ほのぼの温かくていい映画。 おじいちゃんとおばあちゃんのキャスティングもいい。UFOの設定にはちょっと参った。 ファンタジー映画といっても、もう少し必然性も欲しいところ。 まあ、あれこれと突っ込んで鑑賞する内容の作品じゃないんだろうけど・・・。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-10-09 00:07:58) |
52.《ネタバレ》 つまらないわけではないけど、それほど大した感動もありませんでした。可もなく不可もなくといったところです。ただひとつ良かったと思ったのは、子供を出さなかったこと。こういう内容の作品って、最初にのび太のような子供がUFOが発見、でも大人に相手にされず、その後「ほーら、やっぱりいたでしょ」と、子供のドヤ顔と大人の驚く顔・・・。それがなくてよかったです。この映画では、その子供の役割を、あの半分ボケたばあさんが担ってたんでしょうか。子供UFOはかわいかったです。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-21 19:46:24) |
51.《ネタバレ》 まさにファンタジー。謎の円盤型生命体がなかなか可愛らしい。話も、見事なハッピーエンドへと持って行っていて後味はかなり良い作品だ。ただ、冷静に見過ぎると、ありえなさすぎるとか、唐突すぎるとか、話が無難すぎるとか思ってしまう部分もある。(まぁそう言うことはあんまり考えないようにしなくちゃならない作品だと思うんだけれどね)。キャストはそれぞれにいい味を出していて良かった。特に老夫婦が良かった。おじいちゃんが一番好演していたと思う。 【スワローマン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-11 22:59:21) |
50.初見だと思っていたら、小学生のときに見たことありました。パンに挟まれるところで思い出しました。当時見たときも大好きな映画でした。そして、大人になって見ても全然色あせていない映画です。20年以上も前の映画とは思えません。お母さんが子供たちの飛行訓練をさせるとき、頭からプロペラ出したり、耳で飛んだりしていました。元ボクサーが、笛を吹いているとき、その音を聞き取ろうと小さいアンテナを頭から出していました。細かいところがとても良い映画だと思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-07-06 21:27:53) |
【akila】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-03-08 20:18:55) |
48.ジェシカ・タンディとヒューム・クローニンの名コンビ共演による映画ならではの心温まるミラクル。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-31 11:34:19) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 ■ほのぼの未知との遭遇系の映画。立ち退き屋にいじめられているマンションにいきなりUFOが登場。みんなでわいわいいやっていると最後にはすごいハッピーエンド。 ■けど、個人的にはあのおばあちゃんがなんかうっとうしくて全然入り込めなかった。宇宙人も金属製で親しみがわきにくいし。悪くはないんだけどねぇ・・・ 【θ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-11 00:15:47) |