236.《ネタバレ》 細かいことつつけば、アラのある映画ですが、「愛」ために短い生涯を選べる勇気に涙しました。人はどのくらい生きたかではなく、どう愛し、愛されたかで人生の価値が決まると思っています。そういう意味でこの映画(というか原作)は、純粋に感動できると思いました。批評家としての厳しいの意見も多いようですが、自分はそんなこと考えながら見る余裕はありませんでした。 竹内さんの透明感と雨の季節の似合うこと。彼女のことが少し好きになりました。 【くぼごん】さん 8点(2005-01-28 12:36:37) (良:9票) |
235.滅多に映画見ても泣かないけど、映画館で泣いてしまった。 ちなみに一緒に行った彼女も、隣に座ってたにーちゃんも、後ろのおばちゃんも泣いてた。 せつなさと、あたたかさの溢れた本当に良いえいがでした。 【ろん】さん 10点(2005-01-23 21:52:11) (良:5票) |
234.《ネタバレ》 仮に片思いの相手が竹内結子のような超弩級の美人なら、高校時代にメガネをかけていようが何だろうが、男子生徒にモテないはずはないのだ。ましてや、文通だけで恋に落ちたり、向こうから好意を持ってくれるようなことはまずないのだ。自分が映画の中の中村獅童のようなパッとしない「もてない君」ならば。せいぜい、同窓会で再会しても、彼女は外資系エリートサラリーマンとか、今流行のIT長者の嫁になっていて、彼女が億ションで幸せに暮らしているのを指をくわえてながめるのが関の山であろう。この作品は男性の視点で見ると、もてない君の妄想全開の映画のようだ。私のようなもてない君は悪いことはいわん。サム・ペキンパーの戦争ものか、リー・マーヴィン主演のアクション映画などを見て自己研鑽した方がいい。もしくは北斗の拳を全巻読んで、ケンシロウの台詞を暗唱するもよし。現実は厳しい。女性は(たいていは)男性に残酷なのだ。この作品を見ても恋愛の参考には(たぶん)ならない。真面目な感想をひとつだけ書くと、どうして交通事故の後に○○○した竹内は子供はともかく、自分の恋人の顔すら分からないのであろうか。何かヘンだぞ。こんなこと書いてる時点で、この作品を見る資格はないのかもしれないが(でも「怖いもの見たさ」みたいな感じで何故か見てしまった)。 【しまうま】さん 2点(2005-01-24 00:07:43) (良:2票)(笑:2票) |
233.私は40歳独身の男性。わたしは残念ながら今まで1度として、自分の本当に大切な愛するひと、こころから喜びがわきあがるような、自分のこころのよりどころになるような異性と出会った事も、お互いに愛し合った経験もありません。ですから、こうゆう映画は、もう、とことん切なくなってしまう。悲しい。どんな言葉でもたりない。 このような映画を観ると、本当に必死に、切望してしまう。神様、ぼくに一度でいいですから、自分の愛する異性をお与えください!と。しかし、現実というものは過酷かつ、冷徹、平凡なもので、あたりまえですが、非常に残念ながら、自分の家でDVD観てる私のところへは竹内結子はやってきませんし、1度亡くなってしまった人ととは二度と会うことはできないですし、世界中の飢餓で亡くなる寸前の子供たちが、全員奇跡的に助かるのも不可能ですし、いまこのときにも、人知れず、孤独に亡くなっていく人間が大勢いるわけです。 愛するひととの別れは、もう、筆舌にしがたいでしょう。しかし、私はこのような映画を一人で観て、一人でボロボロ涙して、絶望の孤独にひたっている場合ではない。孤独はいやだ。すこしづつでも、これからは、愛するひとを探し出す行動に出よう。そんなことを、少しだけ元気になったときに、思いました。すべてが温かい、いい映画です。 【男ザンパノ】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-04-20 19:54:14) (良:2票) |
232.《ネタバレ》 人生で一番純粋な恋愛が出来る年齢、それはやっぱり中学時代や高校時代ですね。 私も純粋でした。色んな事に背伸びしてましたが、恋愛に関してはシャイで純粋でした。 あの頃の恋愛は、何も分かってないくせに、無条件に「こいつの為なら死んでもいい」と思えるくらいの純粋さがあります。 なので、やっぱり自分が死ぬと分かっていても、最愛の人との人生を選ぶのでしょう。 大人になって色んな汚い事を知りすぎるのは良くない事だと改めて思いました。 中学高校時代の青春を思い出す事ができたり、ゴーストだと思ったらタイムスリップだったという驚き、あらゆる角度からみてとても良かったです。 でもオレンジレンジは最悪でした。エンディングも松谷卓がやってほしかった。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-20 03:17:35) (良:2票) |
231.《ネタバレ》 ここまで評価が高いのは、やはり見る人の「憧れ」を刺激したからだと思う。こういう恋愛がしたい、こういう選択がしたい、と見る人はきっと思うのだ。よく考えたら陸上で県の記録を持っていた人間とクラスの学級委員美人の恋愛だから、二人ともすごくかっこいいし、相当レベル高いとこでの空中戦を見せられたわけだけど、主人公はそれが元で病気になってるし、ヒロインはもう死んでるし、という構図があるおかげで、観客の大多数であろう普通の人々も、その設定や能力に引け目を感じたりはしない。感情移入できて単純に憧れられる。うまい構図になってる。セカチューでも感じたことだが、こういう高校時代の回想モノが入ってきて人気になるのは絶対に「そういう恋愛がしたかった」という観客の憧れや悔恨を刺激するからだと思う。その憧れを、パズルのきっちりはまった上手いシナリオで、ぐいぐい前に進めていった、これはそういう作品だと思う。つまりこれは、単位をとらずに卒業しちゃった科目の単位を大人が取り戻すための映画だ。「高校純愛概論」とか「片思い学原論」とか、なんかそんな感じの。かく言う僕も、はっきり言ってこのへんの単位は取りこぼしまくっているので、悲しいかな取りこぼしまくっているので、この映画を復習して高校時代の自分になり、あの頃の反省をして最履修しようと思う。愚かだった青春の頃の俺よ、いま、会いにゆきます。 【コダマ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-08 16:15:25) (良:2票) |
230.露の季節なのに柔軟材を使ったようなフワフワ感。自分の命より大切な家族愛。「死ぬまでにしたい10のこと」に似てたけど、より純粋でより暖かみを感じました。 【モチキチ】さん 9点(2005-01-10 05:53:17) (良:2票) |
229.人は、未来に何が起るか分からないからこそ、人生の決断の一つ一つを慎重にしなければならないし、幸せなひととき、ひとときが、かけがえのないものに感じられるのではないでしょうか。見てしまった未来が(困難もあるけれど)「居心地の良い」未来だったから「会いにゆく」、というこの物語には、とても素敵なお話しだとは思うのですが、強く心震わせられるようなものは、残念ですが感じられませんでした。ただこの映画に登場するのは、皆純粋で内気で少し不器用な、思わず応援したくなってしまうような人たちばかり。あまりにもオクテな主人公たちに、神様も決断を促す手助けと試練を与えたのかもしれません。少し気になったのは、家族三人だけが別世界の住人のように、三人だけで完結していて閉じているように見えたことで、例えば、市川実日子さんが演じていた同僚の女性が入り込む余地もなかったのは切なかったです。彼女が、喫茶店でヒロインから笑顔で「あなたのこと覚えていないの」とばっさり実存を否定されるシーンがありますが、仕方ないとはいえ、あれは残酷すぎる一言ではないでしょうか。逆にとても良かったなぁと思ったシーンは、高校卒業の日、サイン帳を「書いて」と差し出された瞬間のタッくんの顔、と書き添えた言葉。ああいう小さな勇気と決断が、運命の方向を少しずつ決定してゆくのかもしれませんね。(それにしても一番決定的な瞬間の顔は見えなかったのは「永遠の謎」ですね。笑) 【あまみ】さん 6点(2004-12-28 23:57:41) (良:2票) |
228.中村獅童。この人が大好きで大好きでしょうがなくて、劇場まで足を運びました。感動!感動!です。特に、ラスト近くで、「僕のせいでママは死んじゃったんでしょ?」という佑司君がつぶやくように語るこの言葉には、胸が締めつけられるような思いがし、涙を禁じえませんでした。悲劇の中に希望を描き出し、まさに心が洗われる、そんな感動作に仕上がっています。必見です。しかし、冷静になって考えてみれば、これは明らかに原作小説の力ということになりはしないでしょうか。本作に限らず、現在の純愛映画の流行は、原作小説の活気に引っ張られているような感があり、ゆえに、現在、話題を取っている純愛映画のほとんどが、原作重視の構えを崩せずにいるような気がします。「語り」が多い構成は、まさにその象徴で、これが演出家にとってもっとも無難な選択肢ということになるのでしょう。もちろん、原作の雰囲気を損なわないということも、これはなかなか容易なことではなく、本作においても、秋穂夫妻を演じた二人の抑制の利いたお芝居がなければ、原作の雰囲気がこれほどまでに継承されることはなかったと思います。原作が良ければ良いほど、原作に人気があればあるほど、映画でコケた時の派手さは目を覆わんばかりです。このリスクを考えれば、出来るだけ原作の雰囲気を損なわないという、小説主導型の無難な映画づくりからなかなか抜け出せないという状況はしばらく続きそうな予感です。ただ、そろそろ原作に映画作家独自の解釈を加えた「映画的」な作品を待望しても良い頃ではないかと思います。丹下左膳をコメディにして原作者の怒りをかったり、忠臣蔵を「女の物語」にするなどして、古典を冒涜したと言われた巨匠もいましたが、原作に解釈を加えて、独自の世界に観客を導くには、映画作家自体に固有の文体、作家性が必要になってきます。小説の魅力に頼り切りでは、結局のところ、この作家性の消滅に繋がりかねません。つまり、誰が撮っても同じという危惧を持たざるを得ないのです。これでは映画の娯楽性は保たれても、芸術性は消滅してしまいます。頑張れ、映画!小説に負けるな!。 【スロウボート】さん 8点(2004-11-21 20:29:35) (良:2票) |
227.私には息子がいます。中学生ですが最初の学生服の男の子を見たときか私は何故か泣いてしまいました。お父さんを起こす息子…。もう先は何度もいろいろなシーンで涙しました。で、中盤から母として息子を思う涙から夫婦、恋人の忘れかけていた思いやりや愛情を思い出した涙に変わっていったんです。いろいろな年代の人にみてほしい。あなたの(やかましいなぁ)と思っているかもしれないお母さんはこんなにあなたのことを思っているのですよ。私は母親として若い人にも見てほしい。そして年配の方は夫婦のあり方を再認識できそうですね。ひまわりがいつまでも心に残っています。 【ぼちぼちさん】さん 9点(2004-11-15 23:21:50) (良:2票) |
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226.《ネタバレ》 開始20分で、最初の涙が流れました。 期待していなかったのもあったかもしれませんが、私の人生の中で最短記録で泣いた映画です。 記憶を失った妻・澪と、巧と佑司の期間限定の生活が始まるわけですが、3人が少しずつ「家族」になっていく過程や、澪と巧がもう一度最初から恋をして、結ばれていく過程がとても美しく神秘的に描かれていました。 夫婦が2人きりの時に描かれているのは「恋愛」で、そこに息子の佑司が加わると「家族愛」が描かれる。 ある意味理想の愛のかたち、と言えそうです。 「ぼくのせいでママは死んじゃったんでしょ?」と佑司がいうのに対し、澪が「佑司はね、ママに幸せを運んできてくれたの。望まれて望まれて生まれてきたんだよ」と返す。そのシーンの竹内結子の声は「母親」の愛情で満ち溢れていたと思います。 巧が「澪を幸せにしてやれなくてごめん」と言えば、澪はにっこり笑って「似たもの親子ね」と言ってから「あなたの隣にいられることが、私の幸せだから、私はあなたと出会ってからずっと幸せだったよ」と続ける。このシーンの竹内結子はちゃんと「女」であり「妻」であり、何より「恋人」の声だったと思います。 それと、高校時代の澪と巧が初々しくて、もどかしくて、でも切なくて、そのシーンも微笑ましかったです。 「きみの隣は、いごこちがよかったです」と巧が書けば、未来で澪が「あなたの隣にいられることが、私の幸せ」と返す。 夢か未来か現実かわからなくなるくらい、全てがきれいにリンクしていると思います。 最後、巧は澪の気持ちを知るわけですが、タイトルでもある「いま、会いにゆきます」の本当の意味を理解した時、これまでには感じたことのないさわやかな感動が生まれました。 ハッピーエンドではないです。しかし、そこには確かに「幸せ」があります。 大切な人と一緒にいられる時間は永遠ではない。 でも、だからこそ、その時間は輝きを増すのかもしれないと思いました。 また、森の緑や雨が、これほどまでに美しいとは知りませんでした。 雨の季節が、ちょっぴり好きになれそうです。 本当に、素敵な作品でした。 【みさえ】さん 10点(2004-11-11 10:05:32) (良:2票) |
225.《ネタバレ》 胸を締め付けるこの切なさ。それとは反対に、自分でも信じられないほどスッキリとした喜び。この二つの正反対な感情が同時に存在し、それら二つが心の中でグルグルと回り続けています。こういう感情を余韻に浸ると言うのだろう、と今始めて知った気分です。そんな、相反する二つの感情を僕に抱かせた理由はいろいろとありますが、殆どはラストに込められていました。まず切なさの理由は、澪が約束通り雨の季節に現れ、そして約束通り去るまでの微笑ましいくも切ない秋穂家の生活をスクリーンを通して観てしまった僕は、澪のいない秋穂家の生活を想像するだけでとても辛くて、息が詰まるほど悲しかった。さらに澪という女性が抱く、数年後に訪れる死と別れを知りながらも、巧と佑司と一緒に居たいと強く願い、想う、その信じられないほどにたくましい信念と強い心があまりにも感動的で、言葉には表せないほど胸に突き刺さり、急激に訪れた切なさが大粒の涙として僕の目から零れ落ちました。男であるはずの僕が、女性である登場人物にこれほどまでに感情移入し涙を流したのは、僕の映画観賞人生で始めての経験です。そして、秋穂家に12年という長い年月が流れ、12年という年月は、佑司の身長を倍近く高くし、潰れる予定のなかったケーキ屋を潰れさせていった。そんな澪の居なくなった秋穂家に訪れる12回目の雨の季節。きっと秋穂家では毎年この季節が待ち遠しくて仕方なかったはず。アーカイブ星から届く澪からのバースデーケーキ…我が子を宝物のように大切に想う母の愛情が詰まったバースデーケーキ。これを観た瞬間、また涙が溢れてきました(こうやって思い出しながらキーボードを叩くとまた涙が溢れてくる)。そして、立派に成長した佑司の姿を観て、きっと巧は澪の分まで佑司にたくさんの愛情をそそぎ込み、そして片時も離れず平凡だけど一日一日を幸せに過ごしてきた事を窺い知る事が出来た。あのラストは、どんなに歯を食いしばって我慢しようとしても、僕は涙を止める事ができませんでした。これだけ書いても、まだ書きたらない想いが胸の中にまだまだ残っています。この映画は素晴らしさがはみ出してしまうほど本当に素晴らしい映画なのです。もう一度言います、『いま、会いにゆきます』は本当に素晴らしい映画なんです。ぼくは、この素晴らしい作品がたくさんの人の目に止まり、たくさんの人に感動してもらえる事を強く願っています。 【ボビー】さん 10点(2004-11-01 22:14:46) (良:2票) |
224.(2005年、テレビ録画視聴時のレビュー) 竹内結子と中村獅童の「できちゃった婚」の報道があった後なので、ちょっとシラケ気味の気分で観始めたのですが、シラケ気分は早々にぶっ飛びました。 徹底的に静謐な世界が描かれていて、とても好ましい作品でした。 自分の実生活を省みても、なかなかこういう静謐で穏やかな夫婦関係というのはありえないだろうと正直思いますが、だからこそこういう夫婦関係に涙してしまうのかもしれませんね。 現実のこの二人(竹内結子&中村獅童)が「できちゃった婚」をしていることが象徴的と言っていいかもしれませんが、現実の男女関係と、この映画で描かれる男女関係は、完全に乖離しています。 まるで戦前の映画を観ているかのような錯覚すら覚える純愛映画であり、リアリズムとはかけ離れています。 しかし、そもそも「死んだ妻が生き返る」というファンタジー映画でもあるので、この二人の純愛ぶりもファンタジーとして、素直に受け入れられるのです。 だから、手を触れるだけでドキドキしてみたり照れ笑いをしてみたりという「ありえない夫婦関係」を、「美しく尊いもの」として観ていられました。 竹内結子も中村獅童も、少なくともこの作品中ではとても美しかったです。 終盤でファンタジーの種明かしがされるのですが、これもなかなか秀逸。ただしエンドロールでかかるオレンジレンジの曲はカンベンです。 せっかく形成された静謐な世界がぶち壊しです。 世界の中心とやらで何か妙なこと叫んだりするよりも、こういった静謐な純愛モノのほうが日本映画らしくていいのではないかと思います。 【りょうち】さん [地上波(邦画)] 8点(2021-02-02 01:18:36) (良:1票) |
223.《ネタバレ》 自分にとっては間違いなく思い出の作品の一つです。原作は読書という趣味を与えてくれました。初めて映画館で鑑賞した時はタイトルロゴが映し出されただけで、鳥肌が立ちました。それから月日が流れ再度の鑑賞です。やっぱり良いものは良いのですが、主演のお二人のプライベートが頭をよぎり、残念な気持ちになります。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-07-24 23:41:57) (良:1票) |
222.《ネタバレ》 巧と澪、お互いの一途な愛に感動せずにはいられませんでした。 澪が数年後に自分が死んでしまうという運命を知ってしまっても、それでもなお愛する巧と祐司との人生を選びたいと決心するシーン。 何故この映画のタイトルが「いま、会いにゆきます」なのか、本当の意味が分かった時の暖かい感動。 映画のイメージにピッタリな透明感のあるBGMにも癒されました。 心洗われる本当に素敵な映画です。 【ぽんピー】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-09 20:27:21) (良:1票) |
221.《ネタバレ》 以前に一度だけ見た時は、無理矢理泣かせよう!としている感じがしていたが、再び見ることにしたのは竹内結子の生前の輝いてる姿をもう一度見たくて見ることにしました。竹内結子演じる澪と少年祐司のやり取り、祐司が放つ台詞「ママは僕のせいで亡くなったの?」を聞くたびに切なくなって泣けてくる。この映画の少年祐司の様に実際の竹内結子の長男が思わなければ良いなと思えば思うほど、竹内結子の死という現実が重なって来て泣けて仕方ない。竹内結子の実の長男、そして2人目の子供にも強く生きて行って欲しい。そう思う。竹内結子の白、ひまわりの花の様な輝きは一生残り続ける筈です。それと見ていて中村獅童演じる巧の高校時代を演じている浅利陽介を見ていたら私が竹内結子という女優を初めて知った朝ドラあすかが見たくなってたまらない。最近の朝ドラきりやたらレンタルコーナーで見かけるけど、あすかもレンタル屋さんに並べてほしい。あすかでも白がよく似合っていた竹内結子、この映画でも白が本当によく似合ってました。竹内結子演じる澪に高校時代もどうせなら榎園実穂さんで見たかった。それだとまんまあすかだな!それよりあのエンディング曲は何なんだ?あのエンディング曲は最悪でした。映画自体は良い映画でした。竹内結子も最高でした。間違いなく竹内結子の代表作品でしょう! 訂正2020年10月9日 【青観】さん [インターネット(邦画)] 8点(2007-11-08 23:17:07) (良:1票) |
220.4年半前に映画館で観て感動し映画鑑賞を始めるきっかけとなった思い出の作品です。胸を打つ純な感動は何度観ても褪せることはないですね。二人が佑司を授かるまでの過程において、一つの場面を互いの視点で繰り返し語られる構成が素晴らしいです。邦画の頂点、二作しかない最高評価の傑作! 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-06 23:29:59) (良:1票) |
219.2度目の鑑賞です。以前映画館で見た際に釈然としない気分だったのでDVDで再度観ましたが、結末を知ったフィルターを通すと、中盤の何気ないシーンがグッと意味のあるものになり、2回目のほうが遥かに感動がありました。 最近の邦画を馬鹿にしていましたが、この作品には完敗でした。 【wood】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-14 13:47:13) (良:1票) |
218.《ネタバレ》 うちは、なんかどっかで邦画が好かんってゆうのがあって、いつもイロメガネかけてみてしまうんやけど、これは良かったっっ。。やられた‥。しかも普通の話しにファンタジック的なものが入ってしまうと、ごっつ冷めてしまうんやケド、これもいけたっっ!なんで? 【小星】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-07-15 01:42:05) (良:1票) |
217.《ネタバレ》 『いま、会いにゆきます』というのはそういう意味だったんですね。最後の秋穂澪(アイオミオ)の綴る回想日記を聞いてすべての謎が解けると共に涙がとめどなく溢れてきた。一見、秋穂巧(アイオタクミ通称タックン)の片思いかと思われていた恋・恋愛・結婚は実は、秋穂澪の片思い・そして決意を持っての恋愛・結婚・出産でもあったわけなんだね。ユウジというかけがえのない宝物をこの世に招き入れる為の。。とても素敵で感動的な物語だったと思う。おはよう以外の声はかけられずとも君の隣は居心地が良かったという2人。修学旅行の写真をこっそり買って互いに持っていた2人。試合の結果が許せなくて巧のために勇気を持って偽りの表彰式を停電させた澪。卒業式の日お別れ帳に言葉を書いてもらった時に手にしたペンをいつまでも大切に持っていた澪。澪を不幸に巻き込んでしまってはいけないと自ら別れを切り出した巧。病気であるにも関わらず澪を追って東京まで出た巧の後ろ姿を実は見つけて走り出していた澪。その時車に轢かれ20歳だった澪は9年後の雨の森へタイムスリップして29歳の巧と出会い抱かれ、未来の自分に起きるすべての出来事を知った。。(巧と結婚すれば自分はユウジという男の子を授かる代償として若くして死んでしまうこと。もし巧を愛しさへしなければ自分は普通に生きていられること。)それでもあえて彼女は巧を愛する道を選んだ。その母親としての1人の女性としての強さに涙した。。1つの出来事を両方の立場(視点)から回想し本音を言い合うとこんなにも素敵な恋愛物語となるんだね。。ほんまマジ泣いたぉ。。。 ゆうじ君役の子役の子も良かった。演技うま過ぎw ほんま泣かされてもたわ(^へ^;) なんだかこの映画観ると俺も「ママァァァ~~」って叫びながらママに甘えたくなってしまいましたよ。 ママって本当にかけがえのない存在だね。ママが生きてくれていて本当に良かったと心から思えた。中村獅童のオドオド役 最初は違和感あったけど途中から好感もてた。竹内結子も本来は正直ヤリマンシタタカとの噂で嫌いだったんだけど、この作品でちょっと好きになった。結子はショートカットよりもこの作品くらい髪の毛伸ばしてる方がいいね。 ヒマワリ畑で決意を持った笑顔で獅童を優しく抱き締めた結子のすべてを包み込むような優しげな表情が素晴らしかった。エンディングのオレンジレンジの『花』は糞 【アキト】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-02-11 22:28:33) (良:1票) |