266.《ネタバレ》 久しぶりに観賞。何回目でしょうか。この作品に低い点数はつけられません。物語なので、やはり多少の矛盾点や不足点は出てくると思いますが。それを全部打ち消せるバランスの良さでした。最後の敬礼と音楽の盛り上がるタイミングで涙腺がユルユルになります。奥さんの嗚咽が心の中に響いてきました。見終わった直後、安心というか、優しい気持ちになるのはどうしてでしょうか。 【snowman】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-02-05 21:43:51) (良:2票) |
265.《ネタバレ》 最近「ラッシュ/プライドと友情」などまたしても凄い傑作を産んだロン・ハワードだが、この作品も好きな映画だ。 アクション映画であり、同時に“火を付ける放火者は誰だ”というサスペンス。 ILMのサポートだけでまるで炎を自在に操るハワード!本当に生物のように炎を動かしていた。CGとはこうあるべき。 ファーストシーンは幼いブライアン&スティーヴン兄弟が遭遇した火事の現場からはじまる。既にこのシーンから伏線が散りばめられていた。 トラウマを乗り越え、ブライアンとスティーヴンは成長する。 20年の歳月を経て心身ともに成長、駐車違反には容赦なし、マネキンでも命懸けで救助、リア充は消火(ry 火災現場の臨場感とリアリティ。車から飛び出る黒焦げの死体が生々しい。火災現場は正に戦場、戦闘の跡。余りのショックでゲロを吐く事も。 「タワーリングインフェルノ」を思い出す興奮だ。 パーティー会場での騒動、血気盛んで豪胆なスティーヴン、ブライアンはそれを止めに入る優しすぎる男。 つうかスティーヴンが完全に主人公なんだけどコレ。ブライアン助けられすぎだろ。もはやヒロイン。スティーヴンには“天職”だがブライアンは火災現場調査官に“転職”。 新たな上司となる調査官のドナルドがカッコ良すぎて惚れる。誰かと思ったらロバート・デ・ニーロではありませんかっ!死にはしないが相変わらずの負傷率。 放火魔を探るシーンも緊張の連続面白い。 しかしコレだけは言わせてくれ。 s●xと火災現場の映像を交互に映すなよ(笑) アレはギャグでやってんのか? 女に逃げるブライアンだが、そこは調査官としての“仕事”をキッチリ果たす。 現場で活躍できなかったブライアンの悔しさ、現場に居ながらも仲間を救えなかったスティーヴンの悔しさ。ソレがブライアンの覚悟へと変わる。兄は現場で、弟は情報で。 「火は人間と同じように呼吸をして“生きている”。火を“殺せ”!」 とうとうたどり着く“真の仇”。クライマックスの脱出劇は手に汗握る! ブライアンに受け継がれる血統、そして魂・・・! 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-19 19:37:43) (良:2票) |
264.《ネタバレ》 世話のやける消防署員たちだ。病院内での取っ組み合いは勘弁を。ポンプ車の上で淫らな取っ組み合いをおっぱじめるのもご勘弁を。火災現場でスパスパ煙草吸っていいのか ご勘弁を。 あと、いざという時、ポロッと脱げてしまって役に立たないヘルメット。 まさか、すっ転んでしまって現場に辿り着かない消防車。次の出演作が硝子の塔だった為に思いっきり株を落としてしまった主人公。 (マカフレイ:弟君。) 防護服の前ボタンをきちんと留めない不良だけども不良にみえない主人公。 (マカフレイ:弟君。) なんでいちいち燃え盛る炎の真っ只中ですったもんだするんだ?痴話話だったらもっと端っこで済ませりゃいいだろ メイン舞台をそこにしなきゃならん理由でもあるのだろうかと、いと不思議に思わせるざるをえない意地悪な展開。いろいろ難癖つけたくなる小ネタたくさん見つけたんだが、反バックドラフト派なんて思われてしまってもあれなんで 辛いので ここらでやめておきます。 補足しておきますが、バックドラフト、嫌いじゃないです。むしろ、好き。 ^^; 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-22 20:57:17) (笑:2票) |
【ゆきむら】さん 7点(2004-06-10 04:34:55) (良:2票) |
262.こういうオトコギの世界は単純なほうがいいな。犯罪がらみにしないで、父を殺した火に復讐するまでの神々しい物語にしてくれたほうが良かった。D・サザーランドはいいんだけど。賢兄愚弟もので、初仕事で救助したと思ったらマネキンだった、という恥ずかしさがトラウマとして残っている。消防士ってのはアイルランド系が多いのか? 火の表情は『タワーリング・インフェルノ』のころよりうまくなっている。這い寄って来る感じ、小さな竜巻を起こしてたり、生き物ってのよく分かる。化学工場の火災ではドラム缶がボンボン飛ぶ。手持ちのカメラシーンが多く、炎の中なんか上下が分かりづらく迫力を欠いた。あくまで男の子が消防士に憧れる気持ちを中心に持ってくるべきだった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-15 09:22:45) (良:1票) |
261.2012.07/31 鑑賞。20年前の作品なのか・・。盛り沢山な内容と迫力が売り。ちょっとゴチャゴチャし過ぎ。議員の秘書とは続きがないが・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-31 23:27:02) (良:1票) |
260.以前は、ストーリーがアホなので嫌いな映画だったけど、最近は、ストーリーがアホなので気に入ってます(わしゃ二重人格か)。いや、こういう物語が好きな方もいらっしゃるかもしれないので、アホとか言っちゃいけませんね。ただ私は、物語はあまり気にせず、ただ、炎のメラメラ感を、この映画で楽しんでます。まるで生き物のような炎。「はははウソつけ」とか言いながら、やっぱり惹きつけられますねえ。不思議な炎の表情、これだけでも本作は必見。ただしそれだけに、火事の「怖さ」「熱さ」が、やや損なわれている気はしますけど。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-05 19:59:41) (笑:1票) |
259.序盤の現場シーンはホントにすげぇとかなりひきこまれますが、中盤以降はやたらサスペンス色が強くなって話がややこしくなって、なんだかめんどくさくなってきます。そして長い。バックドラフトシーンとか凄いんだから、もっとシンプルでも良かった気はします。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-11 18:14:45) (笑:1票) |
258.《ネタバレ》 バランスが良い感じもしますし、変なシーンも存在する不思議な映画。 消防士という題材で兄弟の確執をベースに描き、信頼と疑心と真理について上手く描けていたと思います。そういう部分ではすっごくいい映画ではある。 ヒューマンな部分はさすがロン・ハワードと思える。 しかし、放火犯が誰か判って火事場シーンまでは妙にあっさりと進んでしまう気がした。又、放火犯の動機がもっと強く表現されないと、何でそうまでしてやったのかが伝わりにくく、別の放火常習犯であるドナルド・サザーランドとの違いが受け止めにくい。そのサザーランドの演技はさすが。カート・ラッセルもはまり役でしたね。 ウィリアム・ボールドウィンはこの頃が一番はまっていた。 総合すると良いんだけど、空振っている部分もありこれくらいかなと。 エロシーンとラストの音楽はいただけませんねー。(笑) あといくら名誉を汚さないようにとは言え、殺人をうやむやにしてはいけませんよ! 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-11 00:35:08) (良:1票) |
257.カート・ラッセルは怒るといつも瞼の下がピクピク痙攣しとる(そんなに怒らないで!) 【Junker】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-30 22:40:49) (笑:1票) |
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【たま】さん 6点(2005-01-23 00:31:53) (笑:1票) |
255.親子愛と兄弟愛を主軸に脚本もしっかりとした物となっているが、それに加えて、火をモンスターのように見たてた技術と編集は素晴らしいの一言。 激しく猛威を振るったり、不気味に忍び寄ったりと炎をまるで生き物のように擬人化することに成功している点が本作の面白みを倍化させている。 この手の試みはパニック映画、モンスター映画等で以前から行われており、代表的な所では、「霧」が人々を襲うと言うジョン・カーペンターの「ザ・フォッグ」という作品が思い出される。 「霧」の擬人化にかなり成功している好例ではあったが、この「バック・ドラフト」ほど見事に成功しているモノは皆無かもしれない。 【あむ】さん 7点(2004-06-13 21:28:39) (良:1票) |
254.個人的に、強烈な寒気が記憶に残った映画。公開時に立川の映画館で見たんだけど、何を考えてか知らんが異常に冷房を効かせやがって寒いの何の…おかげで雪山にでも登ったような気分で鑑賞したもんです。作品が作品なんだから冷房切れよ(プンプン)。で、美味しい役が満載された映画でした。主役の二人、特にカート・ラッセルは完全にハマってた。デ・ニーロの登場も心憎い。そして中盤に登場する収監中の放火魔の演技がまた…。 だが、特撮にILMが噛んでいる時点で、映画が妙なベクトルを持ってしまっている(ま、監督の考え方なのかもしれないけど)。話の全体が、騎士物語の文法で綴られているのだ。火事場の火炎を竜と見ると(実際、バックドラフト現象はドラゴンの炎的な演出)、消防士たちは洞窟へ竜退治に赴く騎士に、手にする斧は剣に、火の特性を熟知した調査官デ・ニーロは魔術師に、と奇妙なほど演出の符合がある。 現代でトマホークを商売道具にしている職業は消防士くらいのもんだから、これは狙ってやっているのかもしれない。しれないが、シナリオが描く社会派ミステリとのギャップがどうしても埋められない。火事場を美しくエンターテインメント化した功罪がここにあるだろう。 ユニバーサルは本作のアトラクションで儲けてるんで疑問にも思ってないだろうが…ちょっと減点。 【エスねこ】さん 8点(2004-06-13 01:02:16) (良:1票) |
253.炎がまるで生きているよう・・・いや、生き物なんだとこの作品で思わせられた。見どころはやはり火事のシーンで、もちろんそれも素晴らしいのだが、調査官役のデ・ニーロと放火魔のドナルド・サザーランドも出番は少ないがとても良い味を出して、この作品には大きく貢献していると思う。強いて言えば、火災と戦う消防士たちの活躍をストレートに撮って欲しかった気もする。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-01-09 11:50:44) (良:1票) |
252.作品としての質は高いのですが、謎の解明の部分を入れてしまったために主題がぼけてしまったような気がします(ラブストーリーとか兄貴の前の奥さんとかはもちろん蛇足です)。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-01-02 05:27:17) (良:1票) |
251.迫力あって良かったですよ。この手の映画観ると腹筋したくなるのは私だけ? 【ピニョン】さん 7点(2003-12-18 18:39:00) (笑:1票) |
250.爆発や黒煙など恐ろしい部分を演出する一方で、揺らめきながら踊るような炎の美しさも演出している。 静と動を併せ持つ火災の怖さを上手く表現した映像が素晴らしい。ただ、 ストーリーが単調と言うか中途半端さを感じるところが残念。人物一人ひとりの人物描写が浅いので感情移入し辛いところが有ります。物語よりも影像指向が強い作品です。 【おはようジングル】さん 5点(2003-12-05 17:24:28) (良:1票) |
249.これを見て、消防士に憧れました。カートラッセルは掛け値なしにカッコいいし、終盤、思わぬ犯人に気付いてからのクライマックスは畳み掛けます。見ているこちらも元気が湧いてくるような、さわやかな終わり方は出色。あと、スコット・グレンとデニーロはとにかく渋い。惜しむらくは、名優JTウォルシュが亡くなったことですね…。御冥福をお祈り致します。元俳優のロン・ハワードの手腕が素晴らしい。この映画のテーマが流れると、友人がみな「あ、料理の鉄人の音楽だ」というのが悔しくてたまらない。こっちがオリジナルだコノヤロー! 【カシス】さん 10点(2003-11-11 18:05:38) (良:1票) |
248.主人公が親父の後を継いで消防士になり、不仲の兄と同じ所轄でいろんなトラブルに巻き込まれながら成長していくストーリーかとはじめは思ったら、並行して連続殺人を解決していく謎解きのが本筋だったのでますます見入ってしまった。こういう本筋を微妙にカムフラージュしながら作られた作品は大好き!バックドラフトをメインとした炎の演出もすごい迫力で、ハンス・ジマーの音楽と共に、ぜひ映画館で観たかった作品。初めて兄貴の船に行った時、油の缶に気づいてはいたが、それが物語の核心をついてたとは…気付いたらラスト近かった。やっぱ伏線を見つけるのは謎解きものでは楽しいので細かいアイテムにも目を配っておかなければならないね。 【ブッチ・ハーモン】さん 8点(2003-10-15 03:50:30) (良:1票) |
247.消防士のような危険な仕事ってアメリカではマイノリティ、いわゆる移民系少数派が先祖代々しているって何かで読んだことがある。この映画のパンフだったかも。ハタから見れば差別のような気がするがこの人達は誇りを持って仕事をしている。そこが移民の国アメリカのすごいところでもあり理解しがたいところでもある。この主人公の兄弟もどこだか忘れたが移民系アメリカ人の設定だがそのへんの背景は多く語られていない。ストーリーはありきたりだが、火が生き物のように壁を這っていったり煙がスッとひいたりと見たこともない火災の演出は面白い。ラストのカート・ラッセルは熱すぎます。 【R&A】さん 6点(2003-09-24 16:34:32) (良:1票) |