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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉

[ウマムスメプリティーダービーシンジダイノトビラ]
2024年上映時間:108分
平均点:8.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-05-24)
コメディファンタジーアニメシリーズものスポーツものスポコンもの青春もの学園ものTVの映画化ゲームの映画化
新規登録(2023-12-31)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2024-05-31)【Cinecdocke】さん
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藤本侑里ジャングルポケット
上坂すみれアグネスタキオン
小倉唯マンハッタンカフェ
福嶋晴菜ダンツフレーム
徳井青空テイエムオペラオー
松井恵理子フジキセキ
中村カンナナリタトップロード
和多田美咲メイショウトドウ
津田美波エアシャカール
山本希望ユキノビジン
石見舞菜香ライスシャワー
咲々木瞳アドマイヤベガ
緒方賢一タナベトレーナー
土田大沖田トレーナー
朴璐美樫本理子
原作Cygames
音楽横山克
主題歌藤本侑里「Ready!! Steady!! Derby!!」(クレジット「ジャングルポケット」)
上坂すみれ「Ready!! Steady!! Derby!!」(クレジット「アグネスタキオン」)
小倉唯「Ready!! Steady!! Derby!!」(クレジット「マンハッタンカフェ」)
福嶋晴菜「Ready!! Steady!! Derby!!」(クレジット「ダンツフレーム」)
挿入曲藤本侑里「PRISMATIC SPURT!!!!」「うまぴょい伝説」(クレジット「ジャングルポケット」)
上坂すみれ「PRISMATIC SPURT!!!!」「うまぴょい伝説」(クレジット「アグネスタキオン」)
小倉唯「PRISMATIC SPURT!!!!」「うまぴょい伝説」(クレジット「マンハッタンカフェ」)
福嶋晴菜「PRISMATIC SPURT!!!!」「うまぴょい伝説」(クレジット「ダンツフレーム」)
製作Cygames(劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」製作委員会)
配給東宝
録音鶴岡陽太(音響監督)
あらすじ
「ウマ娘」──彼女たちは走るために生まれてきた。ときに数奇で、ときに輝かしい歴史を持つ別世界の名前と共に生まれ、その魂を受け継いで走る。瞳の先にあるゴールだけを目指して──。走りで最強を目指すと豪語するジャングルポケットは<トゥインクル・シリーズ>でのフジキセキの走りに衝撃を受け、レースの世界に飛び込む。トレーナーと共にデビューを果たしたジャングルポケットは、一生に一度しか走れない栄誉あるクラシック三冠レースに挑む。しかしそこに立ちふさがったのはアグネスタキオンやマンハッタンカフェといった同世代のライバルたちだった。(公式ページより引用)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》  ウマ娘はゲームもTV版も観てなかったのですが、ネット上の評判が良かったのとちょうどタイミングが合ったので観てみた感じです。

 だいぶ前に知人がTV版が流行った頃に「ウマ娘は良いぞ」と勧めてきたことがありました。実際の競馬の競走馬の歴史や設定を踏襲しており競馬が好きな人には熱いという話も聞いてました。個人的認識としてはウマ娘って擬人化してるけど馬なので、馬などの動物と人間というものは別物でどんなに親しく感じても究極的には相容れないものがあり、しかも日本における馬の扱いって馬視点で見ると結構、過酷で極端に偏った状況になっており、ウマ娘が外見が人間(的)なので、人間と思って考えるとものすごい極端な扱いをされた高級奴隷みたいなところもあって、私自身はとても平静に観られないだろうという事で避けてたところがあります。競馬を扱った話としては「風のシルフィード」という大昔の漫画が好きだったりしたこともありました。

 日本の馬とは何かについて個人的趣味で色々調べたことがあるんですけど(なぜに)、まず日本では極めて特殊な歪んだ状況にあって、現代だとほぼ2種類しかいないと言われてます。競馬に出てくる(種ですらないごく限られた分類の)「サラブレット」と、北海道の「ばんえい種」です。ヨーロッパなど海外だっともっと多様な種がいるのですが。戦国時代頃に生息していたという在来馬は今ではほぼ絶滅していて戦国時代ドラマの合戦に出てくる馬は現存してないので全て間違っているとか、あるいは「風のシルフィード」を観てると、脚を怪我した馬はその血が引き継ぐに値するものであれば種馬として残る場合もあるけど、さもなければ生きて世話する労力も足りないので殺処分するしかない、というような殺伐としたイメージしかないです(超偏見)。あと近場の馬牧場の馬に乗りに行ったこともあります。メチャ高くて怖かったです。

 ……という偏った前提知識がありつつ観たのですが、熱血闘争ものとしてメチャクチャレベルが高く熱かったです! 極限を追求するがゆえに常に怪我との背中合わせで、特にサラブレットは競走馬として極限まで特化された馬なので、勝利してもケガで去ってく者がいるし、ライバルがいていつか勝とうと思っても相手はリタイアして未来永劫勝つことはできないことはしばしばある。世間の評判でどんなに実績を積み重ねても、あの馬がもし引退せず走り続けてたら絶対に勝ってただろうと言われ続ける。しかし現実には例え評価は二番手であっても生き延びて走り続けられた幸運な者が現実の1番になる、みたいな極限の勝負の"あや"が描かれて非常に良かったです。バトルものとしては最高に熱く、良かったかな。

 一方、「ウマ娘」ってそもそも何なの? というのが一部の面しか描かれないので、そもそもどうやって生まれてきたのかわからないし、この親しげに話してる間柄のウマ娘は血のつながった親子関係とかかもしれないし、そもそも現実には雌の馬って走らないのじゃないのか、にもかかわらず走ってるのは外見女性系ばかりなのは何なのかとか、怪我して走れなくなった馬ってリアルでは生きてないのじゃないかとか、映画中の「走るのが本能なんだ。走らずにはいられない」みたいなのが妙にリアルに馬的・動物的だったりして、すごい気持ち悪いっていうか得も言われぬ違和を覚えたのですが、あの最後になんでか知らないけど突然コンサートを始めるのは何なのだろう(話には聞いてたが)、過酷なレースで息も絶え絶えなのにそこまで酷使するのはいかがなものか、とか思ってしまいました。それまで競争してたりいがみ合ってたのは何だったのかて感じに何事もなかったかのように揃って歌い始めるし。イカれてます(笑)。

 そして、エンド曲はあの伝聞で何度も何度も聞かされた「うまぴょい」で、これが世にいううまぴょいという奴か、正真正銘狂ってるなとしみじみ感じました(うまぴょい! うまぴょい!)

 そんなところです。
simさん [映画館(邦画)] 9点(2024-06-13 10:51:39)
1.《ネタバレ》 「なぜ走るのか?」
その宿命を背負った少女たちが勝つための本能を剥き出しにした精巧な表情を浮かべ、
挫折、苦悩、絶望に足を引きずられながらも己の限界を超えて、目の前のゴールへ突き進む108分。
パースを駆使した粗削りな作画とダイナミックなカメラワークは臨場感にあふれ、王道の展開に高揚する。
そこには情熱と泥臭さと狂気があった。
あえて言えば、最後のレースシーンはもっと引っ張っても良かった気がする。

原作ゲームアプリをプレイしなくても、元ネタの競走馬を知らなくても十分楽しめる。
ただ、最低でもアニメシリーズも含めて押さえておくと本作品への思い入れは一層違ってくるだろう。
Cinecdockeさん [映画館(邦画)] 8点(2024-05-24 22:23:28)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
9150.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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