4.阿部寛の「君の不幸は50点」という台詞を、私もこの映画に捧げます。原作は未読ですが、ここで描かれる不幸は不幸とも呼べない程ありふれてるもの。そこに特別な共鳴はありません。しかし、このラヴ・ストーリー自体は個人的に悪くないと思いました。全てを台無しにしてるのは女流演出家と主演女優の二人です。まず、この題材でこの演出はないでしょう。もっともっとハードでリアルな演出をしていれば少しはマシになった筈です。そして、どこから探してきたのか知りませんが、この加賀美早紀とかいうド下手。とにかく、どのシーンも演出と演技で白けちゃうんですよね、3点献上。