121.ものすっごく淡々としている。観客はただただ垂れ流される情報に対して受身になるばかりで想像の余地を与えてもらえない。 難解なサスペンスの皮をかぶったエンターテイメントの皮をかぶった単なる妥協だらけの糞映画。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-07-09 02:13:19) |
120.NHKの夜の7時のニュースで「きょう話題の映画『ダ・ヴィンチ・コード』の公開が始まりました」って取り上げられてた。NHKの夜の7時のニュースというのは、簡単に言うと、その日の日本で最も「話題にすべき」トピックを伝えているものだと思う。それでそのニュースの中で、NHKが決してしてはならない「広告放送」ともとられかねない放送をして(実際私はこのNHKのこのニュースを見て、この映画を知って、それでこの映画を観に行きました)、今イチバン世界で話題になってる映画なんですゾ、っ感じの『世界的大事件』的な扱いをしていた。実際、この映画は大変面白い映画だった。けど、日本人の僕にはそこまで。これ以上この映画で色々と感じるには、もっともっと『キリスト教』が身近である必要があると思う。そう、そういう映画だった。だから日本人の私には下で【sayzin】さんが書かれておられるように、ニコラス・ケージが主演した「ナショナル・トレジャー」と極めて良く似た面白さをもった、謎解き、サスペンス、の映画だった。 さて、NHKがトップニュースにしたのは何故? 【メロメロ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-02 00:17:46) |
119.とめどない宗教論争を核心に孕んで、世界的大ベストセラーとなった原作、そういう素材を「完璧に映画化」することなど実際不可能に等しい。ならば映画化なんてしなければいいのにとも思うが、これほどまでに話題性のある原作に対し「映画化しない」なんてことは映画業界において有り得ないことで、これも同じように不可能に等しい。 そういうあらゆるリスクとしがらみを考慮すれば、非常に頑張って「映画化」したんじゃないかと思う。 敢えて原作を読まずに「ダ・ヴィンチ・コード」という映画に臨んだので、必然的な原作に対する粗にぶつかることなく、程よく入り組んだ歴史的サスペンスとして堪能できたと思う。ロン・ハワードの安定した演出力が冴え、トム・ハンクスをはじめとするキャスト陣の演技もそれぞれ安定していた。 ただ、これはもうどうやったって仕方がないことなのだが、僕のようなキリスト教自体から“縁遠い”者にとっては、このテーマ性に対し絶対的な部分で“驚き”がない。隠され続けた事実や、ダ・ヴィンチの絵画に隠されたメッセージなど、確かに興味深いものはある。でもそれ以上はなく、イエスが神であるということと同様に、イエスが人間であったということでさえ、一部の人が固く信じる一説に過ぎないではないか、と思う。 まあ結局は、トム・ハンクスが台詞で言うように、「何を信じるか」ということに尽きるのだろう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-06-20 17:06:50) |
118.まさに評判通りとはこのこと。大前提として日本人向けの映画ではないのだろう。最初から最後までトム・ハンクスの講義を聞いて映画が終わってしまったような印象がある。まあ謎解き自体は最初のフィボナッチ数列辺りまでは楽しめたが、後半になるにつれだんだん論点がバラバラになり、結局宗教感などの問題になってきてしまったのでちんぷんかんぷんに。まあ、キリスト教の世界は海より広いってことだけはわかった。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-06-11 19:39:33) |
117.原作を読んでないと楽しめないのかなあ?よく分からなかった。宗教的な話もあまり好きじゃないし。 【鈴都丸子】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-06-08 13:48:55) |
116.原作は夢中になって読んだ。その謎は僕らのイマジネーションを刺激するのに充分衝撃的だったし、尚且つそれなりのリアリティがあった。しかし、ミステリーとしては一流だけど、サスペンスとしては三流だったかもしれない。スリリングなオープニングの展開がサスペンスとして持続していないのは、やはり拍子抜けの感が否めない。それは著者がサスペンスよりも歴史ミステリーを優先させたからなのか、単なるプロットとストーリテリングの能力の問題なのかよくわからないけど、なかなかこの2つを兼ね備えた作品というのはないようである。だけど単純に言えば、僕はこの作品が好きである。それは、この作品のミステリー部分が僕の歴史的記憶にとてもマッチしたからだ。 映画にしろ、小説にしろ、音楽にしろ、作品とはそれ自体がイマジネーションであると同時にそれは僕らのイマジネーションを補完するものである。作品の技術的な良し悪しがあるのと共に、作品が僕個人のイマジネーションに共振し、僕個人の物語を補完する。それがどのように僕を掴み、震わすのか?そういった評価軸は絶対個人的にのみ存在し、それこそが作品に対する絶対的評価になり得る。(評価とはそもそも絶対的でしかありえない) だから敢えて言うけど、この『ダ・ヴィンチ・コード』という映画は、『ダ・ヴィンチ・コード』という小説世界を映像として補足しているだけのものであるにもかかわらず(というかだからこそ)、小説を読んだものにとって、この映画は小説の映像的な補完として違和感なく受け入れられる。『2001年宇宙の旅』が映画とノベライゼーションでワンセットの作品であった、、、のとは意味合いがちょっと違うかもしれないけど、映画がその映画だけで評価されなければならないという決まりは全くないのである。 つまり、僕の映画『ダ・ヴィンチ・コード』の評価は、映画単独での評価というよりも作品として小説とワンセットとなっていることが前提なのである。 あと、、、実在するオプスデイやバチカンをあからさまに非難する姿勢はなかなかすごい。オチのつけられなさはこの作品の性質上自明であるとも言えるが、そこに明確な思想というかイデオロギーが全くないところも現代的でこれまたすごい。なんというか、如何にもアメリカ的な「能天気な合理的過激さ」とでも言うべきものがある。。。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-07 22:55:31) |
115.原作未読、サスペンス調で結構面白かった。トムハンスクのいつもながらの好演も映画の評価を上げる。ただ追って側の人間関係、行動が少し?。謎解きがあっさりしてたのとダヴィンチがあまり出てこなかったのが残念。音楽もよかったし、ロケーションもいい。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-05-23 13:39:33) |
114.西洋史が好きな人には向いているのかも知れません。 詳しく知らない専門用語が飛び交い、理解するのはできませんでした。 理解できるともっとおもしろかったことでしょう。 カーチェイスのシーンとか全くいらないですね。その辺が、見ごたえがなくて残念。 現実味に特化したほうが、好きでした。 にしても、宗教ってのは怖い面があるってのをつくずく思います。 この世界何が正しいのかはわかりませんが、 テレビで見るのがベストでしょう。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-05-20 10:23:49) |
113.原作は専門用語が出てきても文字化されているので理解できたが、テレビの吹替えだとややこしさ倍増。それに長い。もう少しバチカンやらカトリックの歴史を勉強してから見ると面白いかも。 【黒めがね】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-05-17 18:41:35) |
112.途中からどの宗派が何なのか全くついて行けなくなってしまったので,取りあえずご都合主義的場面にひたすら茶々をいれてすごした二時間半だった。この映画を楽しめる人は,①原作既読者,②西洋史・キリスト教史についてそこそこ知っている,③教会の秘密,陰謀などに興味がある,④トム・ハンクスのファン,⑤頭いいので①~④でなくても平気!,のいずれかに該当する人ではなかろうか。私はどれにも当てはまらなかったので,観賞後しばらくポカーンとしておりました。 【さそりタイガー】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-05-17 18:06:10) |
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111.日本で言うところの本格推理っぽくて、普通に楽しめました。 でも、ダヴィンチをタイトルに使うのは違うような・・・。 【なおてぃー】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-05-17 17:04:53) |
110.原作の面白さには及ばないけど、そこそこ楽しめる内容でした。日本人にはいまいち理解し難い映画でしょうかね。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-05-17 15:32:45) |
109.原作を読んでいたから、なんか分かった感じもするがやっぱり分かりにくい。映画化の難しい作品だと思うがもっと作りようがあろうに、と思った。 【MS】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-05-17 13:51:48) |
108.原作既読なのでストーリーは良く分かって楽しめましたが、長過ぎます。終盤部分は少し飽きました。 人懐こい顔のトム・ハンクスはロバート・ラングドン役にマッチしていない感じでした。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-05-17 11:28:18) |
107.漁師が量子力学を聴いてる気分になれる映画。説明不足が原因で難解。漁師が量子力学の講義を聞いても、予備知識がないので意味不明かつ理解する意義を感じないのと同様、個人的にはどうでもいい映画だった。ただ鑑賞者をびっくりさせる演出は優れてると思った。 |
106.キリスト教やなんやかんやについての知識が乏しかったせいか、大まかなストーリーは理解できても、各々の話にはついていけなかった。しかも、展開的にも大して盛り上がらずにまるで説明を受けるかのような内容が続いて、ただそれを聞いて、ふ~んと思うだけの状態だった。それに、キリスト教でもなければ宗教なんて信じていない自分にとっては、なんてしょうもないことをいい大人が大勢でやっているんだと思ってしまったし、物語に興味をそそられなかった分、とんだ茶番を見せられたといった感じだった。この手の作品には珍しく終盤の結末を見ても大した感想も出ずで、やはり、ふ~んとしか思えないいまいちな出来だった。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-05-06 16:16:05) |
105.この類のお話って実はだ~い好きなんですよ。いろんな謎があっていろんな説があって、その説が単なる想像でもいいんだけど、尤もらしい根拠となる資料なんかあったりしたらもうワクワクしてしまう。で、原作『ダ・ヴィンチ・コード』のその謎と突飛な説とその根拠と楽しく創作された史実はすごく面白かった。でもその謎を追い、史実に迫る主人公たちの物語は至って陳腐。ジェットコースターばりに展開される出来事はたしかに読むことを中断させないが、出来事ばかりが羅列される、いわば長いあらすじみたいなもん。しかも主人公たちに降りかかる展開には「創作された史実」の欠片ほどの新しさも無い。これを映画化した本作が原作同様に面白くないのは当然。むしろよく150分にまとめたなと感心する(そのぶん駆け足感も高まるが)。もちろん原作物語を逸脱させたっていいのだが、映画会社が、そして製作者や原作者がそれを許すはずもない。でもこの史実を導く物語を大幅に、過激に、スキャンダラスに、ブラックに、ホラーに、そしてシンプルに変更できれば・・・・儲かる映画にわざわざそんな手間かけんわな。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-04-06 16:03:21) |
104.言われてるほど酷くない。なんか、宗教に対する考えの問題な気がする。(水の上を)歩けない、って所なんかアレあんまり笑うポイントじゃないと思うんだけどな(まあ作りは冗談として作ってはいたけどさ)どーも、本気でキリストが神の子だと信じている人間がいるわけないって思ってる人が多いってことなんじゃないかと。何故コレが上映禁止になったりしたか考えれば評価も少々変わるんじゃないかとも思うんですがねぇ…。 【デフォルトモード】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-01-23 21:05:49) |
103.原作未読です。 最初は難しそうなイメージがあったんですが、意外にもすんなりと観れました。 ただ、あんなにも分厚い原作を2時間弱にまとめるのはさすがに無理があったのか、ラストまでの進み方が大急ぎといった感じでした。せめて2部構成にすれば、もう少し濃い内容になって見ごたえがあったと思います。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 18:07:57) |
102.本を読んでいないせいか(?)あまり入り込めなかった。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 13:50:00) |